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雪が溶ける前に  作者: 山口
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①一日目

話はすべて頭の中で出来ていますが、書き終わるのが先か、飽きるのが先かの戦いです。もし良かったら読んでくださいな^^*

冬の空は綺麗だ。空気がよくて歩きやすい。ただ寒い。早足で歩いて向かおう。1月末でも街を歩けばカップルばっかり、クリスマスでも正月でもないのにみんなラブラブしているのは私は見るに耐えなかった。

10分ほどで目的地であるカラオケに付いた。美琴はカラオケが習慣で仕事帰りに毎週カラオケに通ってる。一通りの注文を終えて部屋へ向かう。お気に入りの機種が空いてなかったのは金曜の夕方だし仕方ないとしてカウンターのすぐ横はしんどい。だって聞こえるじゃないか、店員や客に。気にする訳では無いけど、でも少し歌いづらい。今日は延長しないですぐに帰ろう、と考えながらもひとりで2時間歌いきった。喉が痛い。

家に帰宅中、カップルを見ながらふと考える。私に恋人が最後にいたのはいつだろう。思い出せない。たぶん中学生の終わりかそこらへんだ。まぁ高校生のときにいなかったわけじゃないけどあれは論外だ。思い出したくもないし元カレとしてカウントもしたくない。


家に付いて入ろうとする前には違和感に気づいていたが無視した。きっと家の前に人が倒れていても、普通の人は無視するだろう。絶対酔っ払いか不審者だ。それも相当きついやつ。ドアを素早く開けていえに入りドアを閉めたところで外から声が聞こえた。

「美琴ー!!無視かよー!!」

聞きなれた弱々しい声が聞こえて動揺したがすぐに正気を取り戻し鍵とチェーンをかけた。なんであいつが家の前にいるんだ、そもそも家を知っていたのか。酔っ払ってたのか不審なのかという無駄な疑問を抱えたまま美琴はビールの缶を開けた。相手が酔ってるなら私も酔って忘れたい。

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