第七話 幻想入りしたはいいものの…………
七話、幻想入りできた隆史。
物語の重要部分に突っ込んでいく!!
さあどうなる!?
隆「小学校の時のアレ、また使えるかな?」
サァァァァァ
森の中を風がすり抜ける。
隆「ふうぅぅぅぅぅ」
大きく息を吐き、両手を前に出す。
手の中心を意識して力を入れる。
パァァァァ…………
手の中心に光が生じる。
そして少しづつ大きくなr
「ドォォォォン」
大きな爆発音が響き渡り、驚いた鳥たちが鳴きながら逃げてゆく。
隆「…………ダメかぁ」
ザッザッ
隆「!!」
紫「あなたね。この幻想郷に勝手に入り込んできたのは。」
隆「ッッッ!」
紫「さっきの。見させてもらったわ。」
紫「外の世界から来た割には、面白い力を持ってるわね。」
……………見られた。
全部。
しかも大妖怪に。
生きて帰れるかどうか。
ああ目眩がしてきた。
クラッ
紫「どうするかはあなた次第よ。このままここに住むか、記憶を消して帰るか、
それとも………
バタッ
紫「えっ?」
紫「まさか気絶するなんてね。仕方ないわ、このままはk い ん に………
視界がどんどん暗くなっていって、意識が底に堕ちていった…………
モゾッ
モゾゾッ
隆「……う~ん」
ハッッ
隆「ここは??」
??「や pり れは こ てはだ う。かえ いい
と わ。」
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n わ。」
隆「この声は……」
ピクッ
紫「おや。彼、目覚めたようね。」
霊夢「全く世話が焼けるやつね。紫を見ただけで気絶するなんて。」
霊夢「だいたい紫も紫よ。そのまま放っておけばいいのに、神社まで
連れてくるなんて、いい迷惑よ。」
紫「それは駄目ね。あのまま放っておいたら何をしでかすかわからないもの。」
霊夢「だからってなんで神社なのよ。他のところでもいくらでも
あるでしょ。」
紫「……さて、彼をここに連れてきましょうか。さっきから覗いてるみたい
だし。(^-^;」
霊夢「あ、話変えて誤魔化そうとするなぁ。」
隆「(うわこっちきた」)
スーーッ
紫「さて、話は聞いてたみたいだから、早く決めてもらうわよ。」
紫「この幻想郷に住むのか。」
紫「住まないのか。」
隆「……………あの、わがままだと思うんですけど。」
隆「幻想郷には住みたいです。でも僕には外の世界でやるべきこともたくさん
あって………。」
紫「確かにわがままね。」
隆「あの、その、えっと、すいません」
紫「ならこういうのはどうかしら。」
隆「?」
霊夢「?」
紫「あなたは幻想郷と外の世界の均衡を保つ仕事をすればいいの。」
紫「幻想郷なら私たちがいるからあなたは外の世界で仕事に当たる。」
紫「勿論、秘密厳守のために少々規律を決めさせてもらうわ。」
隆「万が一、僕がうっかりして情報を流しでもしたら大変だからね。」
紫「そういうこと」
霊夢「ちょっと紫、あんた何考えてんのよ。下手すれば大変なことになりかね
ないって言ったのあんたの方じゃない」
紫「そのためのルールよ。」
紫「ただ解放するのだったらやり辛いけど。仕事としてなら遠慮する必要は
ないの。」
霊夢「別に、私だったら誰だろうとやるところだけど。」
紫「霊夢らしいわね。」
紫「さて、ええと、名前を聞いてなかったわね。」
隆「梶井隆史です。」
紫「じゃあ隆史君、あなたはこの仕事をやるの?それともやらないの?」
隆「僕の希望にはあってるし、やります。」
紫「決まりね。」
霊夢「決まりって言ってもこの人間に何ができんのよ。」
紫「あら、言ってなかったかしら?」
霊夢「何も。」
紫「この子には、どうやら魔法が使えるみたいなの。」
紫「だからこの提案もできたのだけれど。」
霊夢「ふぅん。で、どれくらいできるの?」
隆「え?いや、そのまだ、全然」
霊夢「できないのにやるって言ったの?先が思いやられるわねぇ。」
隆「えっと、頑張ります。」
隆「だから、しばらく幻想郷で修業します!!」
霊夢「やる気は結構あるようね。」
霊夢「なら、紅魔館に連れて行ってあげるわ。」
霊夢「あそこの魔法使いにみっちり鍛えられてきなさい。」
隆「ホントですか!ありがとうございます!!」
霊夢「えらい気合いの入れようねぇ。」
隆(やった、パチュリーさんに会える!!!)
紫(………彼の様子。やっぱりここを知ってて来てるみたいね。少し探ってみた
ほうがよさそうね。)
とうとう彼も幻想郷の仲間入りかな?
主題の使人の役職もゲットし、これから彼の冒険が始まる!?
今回の設定図鑑ダァァァァァァ
あれ?なくね?