第四話 夏の隠れ神社
第四話です。
幻想郷も間近に迫ってきました。
さて隆史クンの冒険はここからですね。
苗字を斎藤から梶井に変更しました。
東方の小説見てたら斎藤ってキャラいたから。
京都、古い歴史を持つ古都、そして幻想郷の入り口の謎がある場所。
当てはないけど、歴史ある神社巡りスタート。
―――夏の神社参り一社目―――
入り方なんて分からないから、とりあえず廻ることにした。
なんかパワーを感じるかもしれない。
神社を一廻りしたけど、特に変わったところはなかった。
それにしても今日は暑いから、こういう木に囲まれたところは日影が多くて
助かるなー。
―――夏の神社参り二社目―――
二社目。うん何もない。
あまりにも暑かったから、近くのお茶屋で休憩してたら少し時間を潰しちゃったよ。
―――夏の神社参り三社目―――
やっぱりなんもない。幻想郷探しは大変だなぁ。
休憩してた分、時間が無くなっちゃったから今日はこのくらいにしてまた明日にしよう。
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とある旅館の風呂にて
隆「今日はとくに収穫なかったなぁ」
客A「おや、なんか捜してんのかい?」
隆「あ、いえ、何でもないです^_^;。ただの独り言ですよ^_^;。」
客A「そんなこと言わずに相談してみな。なんかわかるかもよ」
客B「そうそう、一人じゃ大変だろう。」
隆「でも……」
客C「遠慮はいらん、なんか話してみぃ」
隆「………………………分かりました。」
隆「実は不思議なことが起こる神社を探しているんです。」
隆「お供え物が消えたり、人が消えたりするような」
客A「う~ん。聞いたことねえなぁ。お前はなんか知ってるかい?」
客D「ああ、たぶんな。おにいさん、そりゃ神隠し神社のことじゃないかい?」
隆「え?」
客D「神隠し神社ってのは誰が呼び始めたんだか知らないが、そこじゃぁ物や人が
消えることがあるらしい。何回も何回も収めようとしているらしいんだが
一向に収まらないんだと。本当の名前は確か………あれ?何だったかな。」
客C「なんだい、忘れたんかい。」
客D「待ってくれ、もうすこしで出てきそうなんだ。」
客C「お前を待ってたら夜が明けちまうよ。」
隆「それどこにあるんですか?」
客B「おいおい、正しい名前もわかんねぇこいつにに場所がわかるわけ
ねぇだろ。」
客D「いや、確か、あの神社は…………………………
――――次の日の朝――――
あの人に教わった神社の場所。
そこに向かうことにした。
物や人の消える、
神隠し神社へ………………
物語が大きく動きました。展開も前とずいぶん変わりました。
今回の設定図鑑です。
夏の神社参り〇社目 パルスィの丑の刻参り七日目をパロった東方店舗録の
夜の店参り七店目をさらにパロった。
神隠し神社 モデルはない、完全なオリジナル神社。
地域での知名度は高いが全国的にみると全く有名ではない。