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私の最終履歴  作者: 柿崎 知克
≒≪ニアリ・イコール≫
6/14

 6. 悪夢の受験戦争

この物語はフィクションです。登場する人物・団体・国家・固有名称等は架空の存在であり、それに類似する実在ものとは一切関係がありません。

 ―――11月



 退院してから更に2週間が経った。

 空気も随分と冷たくなり始めた頃、私は何をしていたかと言うと……

「お姉ちゃん、そこ違うよ」

「え、どこどこ?」

「だから、ここ。ここは第2次世界大戦で日本は……」

「え?え?降伏じゃないの?」

「何言っているの、降伏じゃなくて講和でしょ」

「ひ~~~」

 

 そうです、受験勉強をしていました。


 この世界のこの日本には、子供は勉強をしなければならないと言う厳しい掟がある。

 それはもう異世界の掟と同じくらい厳しい掟。

 そして私は戸籍上16歳。

 普通なら高校に通っている年齢だ。

 ……いや、通わないという選択肢も在るには在りますが、この世界の歴史や常識に疎い私が社会に出て何が出来ると?

 この7年間、魔物と呼ばれる怪物(モンスター)との肉弾戦や魔術戦、それに意思生命体なんて言う既知外地味た存在との星間戦争しかしていなかった私が!?

 ―――山で猟師さんなら出来そうだ、藤崎さんって先生も居るし。

 まぁ猟師は女の子的に最後の手段としてとって置くとしても、やはり16歳女子が世界常識を学んでゆくのは、学生が一番である事には間違い無い。

 第一外見上と言うか肉体年齢は、14歳なのだ。

 なのに学校にも行かず働きもせず、『家事手伝い』や『自宅警備員』なんて名乗るしかない生活を送ったら、避けた筈の人生設計『可哀想な人』に逆戻りである。

 そもそも龍宮の家で生活している人間は全員有段者なのだから、『警備員』なんて必要無い。

 そんな訳で勉強をしてるのだが、高校受験をするにあたり困った事が一つあった。



 私は、中学校卒業をし(義務教育を終え)ていない!



 確かに、肉体年齢は14歳のまま歳を経ていません。

 これ、決して私の体が成長してない事への自己弁護や勘違い等では決して無く、義父であったDrクラウドが精密検査を行った上で出した結論。

 だけれども世間の風は冷たく、そのような実情なんて―特に日本の戸籍法は―容赦してくれない。

 先程も言った通り、しっかりと2年間がカウントされている。

 つまり16歳で新年度から中学2年生をやり直すと、最短で高校入学が出来ても高校一年生にもにも拘らず年齢は19歳。

 高校卒業時には21歳。なんと高校在学中に成人式を迎えてしまう。

 周囲の知人は事情を理解してくれるでしょうが、これでは世間一般的な『可哀想な人』ルートは避けられそうに無いので、これでは今までの行動の意味が無い。

 よって何としても、今直ぐにでも高校生に成らなければ―――ですが中学卒業資格を有していない私には、高校生になる資格が無い。

 調べると幾つか方法はあるのですが、現実には色々と難しそうなのです……困ったものだ。



 そんなとき、そうあれは私が丁度その事を思案していた時のこと。

「おーい、瑞希~」

 夕食前。道場の夕方の部と夜の部が入れ替わる僅かな時間、父は私を居間に呼び出した。

「(はて?一体何事かな??)……はーい、今行くー」

 私は呼び出された理由について疑問に思いつつ。返事をして居間に向かいます。

 我が家の居間はテーブルとソファーにテレビと電話。それ以外にはあまり物を置いていない。

 これは必要なときには、直ぐにでも客間に変えることが出きる様にとの配慮から。

 『夕方の部』と『夜の部』の間ですから着替えておらず、父は道着姿でソファーに座り、私を対面側のソファーに座るよう促した。

「なぁ、瑞希」

「はい、父さん」

「瑞希が大変なことなのは判っている。

 ……でもな、このままではいけないと父さんは思うんだ」

 このまま?このままって?若しかして私が記憶喪失の振りをして、家族に隠し事をしているのがばれている?

 父は一流の格闘家で、古流の継承者でもある。

 私はこの7年で本心を顔に出さない術を心得たつもりだけど、父には通用していなかったのかもしれない。

「瑞希」

「はい」

 もしこれが私の予想通りなら、これは家族崩壊の危機です。

「……高校に通わないか?」

「……はい?」

 外れのようです。

 思わず疑問形で返答してしまいました。

 しかし、この世界に還って来てから私の勘は外れっぱなし。

【アーシア】にいた頃の私は、相手の心理状態の予想的中率から

「『竜の巫女』は人間じゃない、化け物だ」

 とまで言われた。

『化け物』には別の意味もあるけれど、ここでは関係無いので割愛。

 そして『星間の戦乙女』と呼ばれたときだって、似たようなもの。

 これは一体……。

「……悩む気持ちは父さんにも判らなくは無い。

 だけど瑞希が普通の生活に戻るのには必要だと思う」

 どうやら父さんは私の沈黙を、就学に対する恐れと勘違いしたみたい。

 多分ですが、普通の生活に戻る(・・・・・・・・)についても、失踪事件被害者の立場から戻る事を指しているのだと思う。

 そうであるならば、余計なことを言って藪から蛇を突付く事は無い。

「……どうだい?」

「えっと……私もそう思う。でも私、中学校を卒業していないから」

 これはさっきまでの懸案事項でした。

 その事を父に告げた私ですが、流石は3児の父親です。既に対応方法を講じた上での話し合いの場を設けていた。

「その意思はあるんだな?だったら父さんの恩師……瑞希のお祖父ちゃんの親友なんだが、その人が私立の学園を経営している。

 まぁ、多少変わった学校なんだが…。

 今回の事で相談したら特別に高等部普通科の入学試験当日に『中学卒業相当学力認定試験』を実施してくれるそうだ」

「ええっ?」

 私は吃驚しました。確かにそれは、法的に認められた方法です。

 その高校にしか通用しない『高校入学資格』ですが、高校側が実施してくれないとそもそも成立しない為、早々に検討外にした方法でした。

 これを渡りに舟と言うのかな。

「うんうん、瑞希にその気があって良かったよ」

 父はほっとした表情をします。

 (……私の事、こんなにも気に掛けていてくれたんだ)

 もうそれだけで嬉しくなります。多分勉強は厳しいでしょうが、体内のナノマシンを活用した圧縮記憶法でも何でも使って、残り3ヶ月で何とかしないといけません。

「学校の事はこれで良いとしてな、瑞希」

「はい?」

「……瑞希、私達に隠し事をしていないかい?」


 !?(・・)


 これは私の負け。

 父は今の一瞬の間で読み切れないような、甘い人では無い。

 やはり私の勘は当たっていた、それも最悪な形で。

「してたんだね……何故なんだい?」

「…………」

 私は俯いて、何も言えない。

 父は黙っています。隠し事をしていた事実を怒るでも無く、隠し事の内容を聞き出す訳でも無く、ただ家族に隠し事をしていた理由のみを。

「……それは、あの服に関係しているんだね」

 

 !!??

 

 ……迂闊でした。自分が前後不覚だったとは言え、どのような姿格好で倒れ保護されたのか。

 その後、私は患者用の服を着ていた以上、裸で倒れていたのでもない限り別の服装をしていた。

 そしてその場合に於いては、最後の戦いの時に着ていた専用服『ヴァルキュリアの衣』を纏っていた可能性が最も高い。

 そしてその確認を怠ったのだから、これはチョンボどころの騒ぎではない。

 あの世界に於ける科学技術の更にDrが生み出した最新技術の戦闘衣。

 それがこの世界で、私の管理下から外れたのだから……。

 『可哀想な人』とか『この世界に別世界の技術を伝えてはならない』とか、偉そうに言っておきながらこの始末。

 やっぱり私は所詮、戦う事しか知らない無知な小娘でしか無かったようだ。

 でも小娘にも意地と決意と覚悟はある。

 私の知っている『知識』と『力』は、この世界に騒乱を巻き起こす事は間違い無い。

 だからあの『服』は早急に回収しなければならない!

 でもこの場はどうする?

 関係無いと言って通じる?そんな嘘、今更通じる筈が無い。

 だったら正直に打ち明ける?それこそ、さっきの自分の決意に矛盾するじゃないか!

 どうする……どうする!?

「瑞希。君がその理由を言えないなら僕は聞かない。

 だけどね、もし言えると思ったら遠慮無く言うんだよ?……隠し続けると言う事は、とても辛い事だからね」

 私が悩み続けるその姿を見て、父はそんな事を言う。

 (ちょ、ちょっと待って?)

 私は父の眼を正面から受け止める。

 父にどの様な意図があるのか知りたかったからだ。

 だが、そのときの父の眼は――――――慈愛に包まれていた。

 (何で!?何でそんな眼が出来るの??)

「……父さんは人が良すぎです。

 何で……何で、そんな事を言えるんですか!2年も行方不明で、なのに突然現れて、その上2年前と一切姿形が変わらない、不気味な娘に!?」

 既に私は涙声になってしまっている。

 父はソファーから立ち上がり、そんな私の俯いた頭の上に、優しく手を置いて言った。

「今、瑞希が言った通りだよ。瑞希は龍宮家のしっかり者の長女で、家族の一員で……僕の大切な娘だからさ」


 この日、私は本当の意味でこの世界の龍宮家の一員になれた。そんな気がした。

 だからこそ……父の言う通り隠し続けなければならない事実が……苦しかった。



◇◇◇◇◇◇◇◇◇



 さて、そんな一寸恥ずかしい事の有った日の翌日。

 受験勉強が始まった。

 退院からこれまで、私のして来た事と言えばこんなもの。

 1つ目は、この世界の情報収集。

 2つ目は、自分の力の把握。

 3つ目は、手紙を書く事。

 そんな感じ。

 

 先ず1つ目については、入院中からこの世界が私の知っているこの世界と微妙に歴史が違っている事を知り得た。

 だからこれは必要不可欠な事項。

 調べ始めて驚いたのはこの世界の科学技術レベルについてだった。

 細かい差異は判らないけれど、少なくとも私が知っている限り日本の陸上自衛隊は間違っても人型の陸戦兵器になんて乗っていなかった。

 それ以外の差異については、当時は自衛隊になんて興味が無かったので判らないけれど。

  私は人型の陸戦兵器を日本がアメリカ軍への輸出するのに諸外国の批判がどうこうとか、いくら7年前の記憶があやふやとは言え、そんなニュースを聞いたら覚えている筈なのに……なのに覚えていない。

 それどころか、この世界で陸上兵器の主流が人型陸戦兵器である事は常識。

 車両と戦闘機動に耐え得る人型兵器では明らかに技術レベルが違い事位、今の私は判ります。

 それと宇宙開発もそう。

 まさか2年で月面基地が稼動とか有り得ないでしょうから、これも違う歴史です。

 これでは他の技術関連も調べて置いたほうが良いのは間違いないです。

 それに私の服がどこに行ったのかも急いだ方が良さそう。

 科学技術が予想より進んでいる以上は、あの服から何も知識が得られる筈が無いと言うのは、あまりに楽観的な憶測だから。

 だけど方法としては、父に正直に話せない以上、先ずは病院から当たるくらいしか思い浮かばない。

 しかし今は外出許可が下りていない身。

 暫らくは情報端末を用いての情報収集に終始するしか無い。


 2つ目については、先ず『竜の巫女』としての竜魔術。

 これはこの世界でも使えてしまうみたいだ。

 しかしこの事については、別世界の意思生命体との戦争でも使えたのだから予想の範囲内。

 身体強化系や知覚強化系は間違い無く使えそうだけれど、事象変換系と神話再現系はどうだろう?

 これは術によっては威力が違うし、そもそもこの世界に於ける『別世界の具現』がどのような形であらわれるのかは、確認するまで使わない方が良いだろう。

 ……そもそもその実験だって行うにも相当な準備が必要だ。

 なので当面は身体強化系と知覚強化系に限定しておいた方が良い。

 もしかしたら便利に使えるものが、あるかもしれない。

 後は体内のナノマシンだ。

 これは基本的に私の身体以外に影響を及ぼすものでは無いので大丈夫……えぇーと多分。

 ……あぁ、でもこの身体維持機能っていつまで続くのだろう。超光速戦に於いては超光速・非光速のズレから生じる負荷から護る為に必要だとの話だけれど、この世界でこのまま成長しなかったらどうしようか。

 沙希は、女性らしい体付きに成長していたのに、私だけ一生このままなんじゃ無いだろうか……凄く不安だ。

 3つ目については、必要と言えば一番必要。

 私は墜ちた先の異世界の話を誰にも出来ない。

 父さんはあの様に言ってくれたけれど、お墓の中まで持っていく覚悟は出来ている。

 でも誰にも話せないでこの世界に順応していくにつれ、どんどん記憶が薄れてゆく。

 それが私は堪らなく怖かった。

 この7年間、確かに戦いばかりだったけれど、その間にだって色々な事があった。

 最初の3年間で私を庇護下に入れてくれた風竜ディヴァインだけじゃない、一緒に戦った仲間や憧れたあの人。

 私に「もっと肉を付けな」と笑いながら色々と御馳走を振舞ってくれた食堂の小母さん。

 その後の4年間だって実験機の搭乗席にいつの間にやら居た私を養女として迎えてくれた義父のDrクラウド。

 その部下や『星間の戦乙女』と呼ばれるようになっても普通に接してくれた実験艦隊のみんな。

 これら全てが私の7年間の大事な記憶。

 これを喪わない為に、私は手紙をノートに記している。

 届けられない手紙、でもこの想いは届いて欲しいと思う手紙。

 この世界に還って来てから起きた日々の事を知らせるように、私は手紙に想いを綴っていた。



 それに今度はもう一つ、受験勉強が加わる。

 その必要量の膨大さと言ったらとんでもない量だった。

 正直言おう、私は受験勉強を舐めていた。

 普通の中学生なら先輩から話を聞いたりし続けてそれを実感として覚えるのだろうけれど、私はそれが無い。

 いや聞いた記憶は多少あるのだけど、それとてかれこれ7年前。それもその7年の間に自分が受験勉強が出来るなんて未来予想図は無かった。

 3年分を3ヶ月で覚える。こればかりは体内のナノマシンに感謝だ。そうでなかったら絶対に無理だろう。

 それでも3つ目の手紙以外に割く時間は激減した。

 それでも教科書参考書だけで理解出来る部分は良い。睡眠時間も含めて他の時間を削れば良いからだ。

 しかし教科書だけでは理解出来ない出題予想部分については、そうもいかない。


 

 そう、ここで冒頭部分に繋がる訳だ。



 私の教師役は、亜希と沙希そして美咲さん引き受けてくれる事となった。

 学科の分担は亜希が理系全般、沙希が歴史、そして美咲さんがその他の部分全般を受け持ってくれる予定だ。

 しかし実際は、亜希も沙希も受験生な訳だし私一人に構ってられない。

 ……沙希は構いたくて仕様が無い様子だったけど。

「ほら今度は沙希が勉強をする時間だ」

「あとあと10分、いえ5分!」

「駄目だ。このままじゃ志望校受からないぞ」

「兄さん、一生、一生のお願い~~~」

「沙希の一生のお願いは聞き飽きた」

 このように亜希がズルズルと音をたて、引っ張って行った。

 なので結果的に美咲さんが大部分を教えてくれる形になった。

 そうそう、その美咲さんと言うのは、家の住み込みのお弟子さんで、私立大学国文学専攻の2回生。

 将来の展望は、教師の予定らしい。空手の腕前も結構なもので、高校インターハイ準優勝の経歴の持ち主。

 それで何故体育大学に行かなかったのか良く聞かれるらしいのだけど、彼女曰く

「体育教師になるつもりはちょっと無いの。目標は、素敵な国語の先生だから」

 との事だった。

 それでは空手は?と聞いたら「趣味と精神修養とダイエット♪」なんて答えを返すおちゃめさんでもある。

 目標が先生の所為か、それとも面倒見が良い所為か、美咲さんは教えるのがとても上手い。

 う~ん、これは多分後者じゃないかな?と、私は思う。

 更に聞いてみたら、美咲さんの通っている大学は、私の受験する高校の系列校との事。

 ああ、そう言えば父さんは高校(、、)で無く高等部(、、、)って言ってたっけ。

 それで彼女は外部受験組で高等部から学園に入学したから、

「あそこの受験問題はバッチリ、ま・か・せ・て♪」

 人差し指を上に向けて左右に振りながら、ウィンクをしてくれた。

 本当に、ありがたい事です。

「どうか宜しくお願いします」

 と、素直に頭を下げた私です。



 さて、私が3年分全教科を全て勉強しなければ為らない理由を、ちょっとお話しよう。

 先述の通り、私の体内にはナノマシンが稼動している。

 これは私の肉体の維持や保全活動を賄っている他、戦闘機の3次元高速演算処理も任っている。

 光速を超えた領域で行う機動に於いて、人間の処理速度のみに依存する事は出来ない。

 よって人間の意識を読み取り、人間の意識下領域であるUCSで高速演算処理を行い最適化する。

 そしてその情報を人の意識を経由する事無く戦闘機にフィードバックする。

 そうする事で超光速領域に於ける高度な機動を可能にする。

 つまりイメージとしては、人間の使用していない部分をスパコンにしてしまう。そうするとイメージし易いかもしれない。

 ただ、このスパコンは出力装置も専用の機械を用いないと駄目で、少なくとも現代日本に於ける主流な試験方式である『紙とペン』には対応していない。

 ならば全く使えないかと言えばそうでも無い。先程述べた通りUCSを演算処理装置とする訳だから、その部分で演算を行う前の情報として留めておき、その部分を意識領域で再演算すれば、『紙とペン』に対応出来る。

 これもイメージ的には演算処理部分を記憶領域に変えてしまう、そうイメージすれば良いと思う。

 実際に私はDrの養女になった際に、そのあまりに高水準な技術を覚える為、この手法をDrに教わり実践した。

 だから逆に『hata』が相棒になるまで、戦闘機に乗る事も出来無かったのだけど、多分それはDrの親心だったに違いない。

 ……なのに最終的には『星間の戦乙女』なんて呼ばれるように成ってしまったのだから、私は親不孝者だ。


 閑話休題

 つまりはこの方法で丸々全てを記憶する事は出来る。

 でも記憶と解法は別問題、だから全教科の勉強を再度し直さなければ為らない。

 (そもそも2年の1部と3年の授業範囲は習っていないんだけどさ)

 因みに歴史は完全暗記科目だから得意な様に思えるが、この場合逆に以前の知識と混線するからその辺りの整合性を取りながら行わないと、無駄に領域を浪費してしまうから難しい。

 まぁ、英語のヒアリングだけは一対一らしいので、竜魔術の『念達』でどうにか出来そうなのだから、他の教科は頑張ろう私。

別途小説として、登場人物紹介を作りました。

ご参考にしていただければ幸いです。


加筆修正を行いました。

読み易くなっていれば幸いです。

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