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ユーヴァンス叙事詩録-Renovin's Chronicle- 〔上〕  作者: 長岡壱月
Tale-31.ただ想いは大流(うず)に呑まれ
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31-(1) アルスの試練

 洞窟内に咆哮が響き渡る。

 此処が忌避地ダンジョンに指定されている理由を、アルス達は今更ながらに理解せざるを得なかった。

 変異性土蛇アースワーム

 瘴気の侵食が引き起こしたこの魔獣の巨大化は、今まさに一行へ牙を剥こうとしている。

「ッ……!?」

 先手を打ってきたのは、ワームの方だった。

 思わず立ち尽くしていたアルス達を見下ろし、大きく息を吸い込んで口を開く。

「伏せろッ!」

 ワームの口から無数の岩礫が吐き出されるのと、咄嗟に前に出たブレアが宙にルーンを刻

んだのは、ちょうどその同じタイミング。

 次の瞬間空間を裂いて現れたのは、全身に眩い炎熱を纏った巨大な一つ目入道──アルス

の練習にこれまで何度となく付き合ってくれているブレアの使い魔・オーエンだ。

 彼は野生の唸り声を上げ、飛んでくる岩礫を次々に熱で消し炭に変えるとそのまま全力の

右ストレート。ワームは顔面にその拳を受け、辺りに大量の土埃を撒き散らしながら大きく

地面に倒れ込む。

「すげー……」「伊達に学院の教員じゃない、か」

「教官殿、感謝します」

「皇子、急ぎましょう。今の内に外へ──」

 だが襲撃はそれだけでは終わらなかった。

 薬草を収めた籠を片手にキースがアルス達を促し駆け出そうとした瞬間、薄闇の向こうか

ら多数の気配と物音を感じたためだ。

 緑、青、赤、黄。蠢くゲルや肉喰鼠キラーマウスの群れ、頭上には忙しない羽音を立てる吸血蝙蝠ブラッドサッカー、更には

天井を這う女半蜘蛛アラクネーの姿まで。

 退路が、来た道がものの見事に塞がれていた。

 一体一体はともかく、数が多い。どうやらワームの目覚めに引き寄せられ洞窟中の魔獣達

が集まってきているらしい。

「ひっ……」

「拙いぞ、これじゃあ逃げられない」

 銃剣を構える守備隊員らの顔が青褪めていた。

 いくら軍属とはいえ、一般的に魔獣退治は冒険者の仕事だ。無理もない。

「……アルス!」

 するとややあって、にじり寄ってくる魔獣らを肩越しに見遣っていたブレアが彼らに向き

直りながら叫んだ。使い魔たるオーエンもまた、その巨体を──場所が場所だけに何処とな

く手狭なように持て余しつつ──翻している。

 アルス達は振り向いた。その挙動を背中で感じながら、彼は真剣な表情で告げる。

「こっちの雑魚どもは俺が抑える。お前らはそのデカブツを倒せ。……予定にはないが、こ

ういう事態も実戦の内だ。お前が皇国むこうで学んだものを見せてみろ」

「えっ? あ、あんたこの状況で──」

「分かりました」

 キースを始め、仲間達の少なからぬ者が戸惑いをみせていた。

 だがアルスはそんな皆の声が口を衝く前に頷いていた。傍らで浮いているエトナも、この

相棒の腹を括った横顔にコクリと理解を示している。

 そもそも皆をここに誘った元凶は自分だ。ならその“責任”を取るのは自分しかいない。

「では先生、そちらは頼みます。エトナ、リンファさん!」

「ぬ……。承知しました」「ふふん、任せなさいって」

「俺達も加勢するぜ!」

「……まぁ、あいつを起こしたのはフィデロだしね」

 皇子の短い懇願に、程なくして仲間達が応えた。

 起き上がろうとするアースワームにはアルス・エトナにリンファ、フィデロとルイスが、

背後から迫ってくる他の中小の魔獣達にはブレアと兵士達、薬草籠を保持したキースがそれ

ぞれ向き合う。

「無理だと思ったらすぐ言え、死んだら元も子もねぇからな!」

 ブレアの頭上でオーエンが腕を振るい、押し寄せてくる魔獣らを次々に払い除け燃やし始

めてゆく。中には巨体を掻い潜る者もちらほら出たが、それらは総じて守備隊員らの銃撃や

キースの放つ投擲針スローピックの餌食になる。

(……悪ぃなアルス。洞窟内こんなばしょで火を焚き過ぎたら、皆窒息死しちまう)

 体勢を立て直したワームが大きく牙を剥いた。

 今度は岩礫のブレスではなく、巨体を活かした突進だ。

「トナン流錬氣剣──」「どっ──」

 その真正面に太刀を下段に構えたリンファと、雷を両拳に滾らせたフィデロが出る。

鬼刃きじんッ!」「せいッ!!」

 巨壁のようなワームの下顎を、すくい上げるような剛の剣と渾身の拳が押し留めた。

 む、無茶苦茶な……。アルスは驚きながらも、同時に心強く思う。ワームもまた、たかが

人間二人に止められるとは思わなかったのだろう。ギョロッとした眼が、驚きを示すように

瞳をぐるぐると回しているのがみえる。

 ワームが堪りかねて身を退いた。迎撃の余波もあり、少し動きが鈍っている。

 すかさずアルスは例の如く、この魔獣に自身の戦法を適用しようとした。

領域選フィールド・セッ──」

 だがそれよりも速く、ワームは顔を出していた穴に身体を引き摺り込ませるとあっという

間に地中へと姿を消してしまう。

 アルスは凝らした集中力を慌てて気配探りに切り替えた。

 しかしそんなこちらの様子を嘲笑うかのように、ワームは別な穴から姿を現すとアルス達

の間合いへと突っ込んで来、また別の穴へと潜り込んでいく。

「皆、大丈夫!?」

「ああ、平気だ」「固まっていては駄目だな……。散るぞ!」

 何度も、ワームは穴から穴へと移動を続けていた。

 それ自体は攻撃ではないのだろう。だがなまじ変異性の巨体が故に、アルス達にとっては

実質高速の体当たりを何度も敢行されているのに同義だ。

「アルス、あんなに動き回られてたら結界を張れないよ!」

「うん……。あっちに地の利があり過ぎるんだ」

 棒立ちにならないよう、アルスはエトナと共に駆けながらやり取りを交わしていた。その

傍らには、抜け目なくワームの動きに眼を光らせるリンファが併走する。

中和結界オペで弱らせるにしても、先ずはこのもぐら叩きをどうにかしないと……」

 アルスは穴同士を行き来する巨体と土埃の中、距離が離れた友人達の姿を確認した。

 フィデロは負けじとワームを追いかけ、雷撃の拳を空振っているし、一方のルイスは元々

翼を持つ鳥翼族ウィング・レイスという点を活かして既に空中戦へと移行している。

「ルイス君、皆に風紡の靴ウィンドウォーカーを! こっちも機動力を上げないと動きに追いつけない! 攻撃

よりも撹乱をお願い!」

「ああ、分かった!」「おうっ! 要は俺達で煽ればいいんだな!」

 叫びと指示を二人はしかと受け取ってくれたようだ。……約一名、全力バカ続行中な友人

はいたが。すぐにルイスはフィデロ、そしてワームの巨体を縫って一度合流し、アルス達に

宙を舞う風の靴を履かせてくれる。

「らァァッ!!」

 迅雷手甲ヴォティックスのエネルギー逆噴射も相まって、フィデロの機動力は爆発的に上昇していた。

 彼はこちらが見ていてハラハラする程に空中を飛び回り、右に左に後ろにとワームに雷拳

を叩き込むヒットアンドアウェイを繰り広げる。ワームはその度に短く衝撃に仰け反ってい

たが、見た限りダメージはそう大きくない。

「地の魔獣に電撃が効く訳ないだろう。全く……」

 そんな相棒に、ルイスは嘆息をつきつつも杖を振るってサポートしていた。

 勢いに任せて間合いを詰め過ぎる彼を風で押し離したり、或いは規模のある風圧でワーム

の身動きを阻害する。

(今の内に……)

 アルスはその間、地面擦れ擦れを飛びながらあるものを確認していた。

 この洞窟の奥、このワームが自身のホームグラウンドとするこの巣穴の数だ。

 先刻オーエンが現れたことで視界はずっと明るく広がっている。奇しくも全景を把握する

条件は整っていた。

「盟約の下、我に示せ──硬石の盾ストーンウォール!」

 するとアルスはそんな穴の一つの前で止まると、手早く詠唱を完成させ眼前に岩の盾を出

現させていた。位置的には、ちょうどアルスと穴の間に割り込む格好である。

「リンファさん、今から壁を出していきます。全部砕いて埋めて下さい!」

「……? そうか、なるほど。承知致しました」

 最初は何のつもりか分からなかった傍らのリンファだったが、ややあって彼女もエトナも

彼の意図に気付いたようだ。

 リンファはすぐに太刀を持ち上げ──そもそも言われてすぐに出来てしまうのが彼女の恐

ろしい所ではあるのだが──、瞬く間にこの岩の盾を粉々に斬り砕いてみせた。瓦礫はその

ままガラガラと、崩れ落ちるままに穴に吸い込まれていく。

「──オォォ……」

 そんなアルス達の行動に、ワームがギロリと眼を向けた。

 まだ何をしているのか分かっていないようだったが、怪物の動物的本能が彼らを止めるべ

きだと後押ししたようだ。ワームは大きく口を開けて振り向くと、再びブレスを放とうと息

を吸い込み始める。

「そうは問屋が卸さねぇぜ!!」

 だがその口に向けて、フィデロが空中から雷剣の閃サンダーブレイドを放っていた。

 吐き出される寸前の岩礫らが、巨大な電撃の束とぶつかって連鎖反応的に爆ぜる。

 ワームは口内に叩き込まれたその一撃に、思わず不快感の咆哮を残してまた穴の中に潜っ

ていく。

「アルス君、急いでくれ! 全力バカの導力も無限じゃない!」

「おめーは一言余計なんだよ。アルス、俺達は大丈夫だからお前の作戦を続けろ!」

 空中の友人らも、アルスが何をしようとしているのか勘付き始めているようだった。

 アルスはそんな二人に向かって力強く頷く。

「──硬石の盾ストーンウォール!」

 何度もその術式が繰り返されていた。穴の前に地中から迫り出してくる岩の盾。それを彼

らは防壁に使うことはなく、ただ護衛の女剣士が次々に壊してゆくばかり。

「あと三つ……!」

 当のワームがようやく理解をしたと思われた時にはその策は進み、気付けばかの魔獣の巣

穴はその殆どが砕けた岩によって塞がれていた。

 荒々しい瞳が大きくなった気がする。ワームは再度アルスへと牙を剥こうとするが、

『させるかっ!!』

 両側からの雷拳と風撃によって押さえ付けられ、またもや阻まれてしまう。

「……よしっ。ルイス君、フィデロ君、強烈なのを一発お願い!」

 その間にまた一つ、巣穴が瓦礫によって塞がれ終わった。

 アルスは周囲を見渡し進捗状況を確認すると、暴れるワームから逃げ回る空中の二人にそ

う叫んで指示を送る。

「おっしゃあ! 任せろ!」

 噛み付こうとしたワームをひょいっと飛び上がってかわしたフィデロが、眼下のそれに狙

いを定めて両手甲に大量のエネルギーを込めた。

 両手を組み、振り上げたのはまるで鎚を振りかざすポーズ。

 彼はそのまま巨大な一纏まりの雷撃となって、叫びながらワームの脳天に渾身の一撃を叩

き込む。

 ワームは堪らず絶叫した。そしてそのままズルズルっと穴の中へと逃げていく。

「よしっ……」

 アルスはすかさず宙を飛んだ。

 目指すは残り二つになったワームの巣穴──即ち次に奴が出てくるのは此処しかないとい

う状況。アルスが友人らを撹乱役にしてまで時間を稼いだのは、全てこのもぐら叩きを簡素

にする為だった。

 案の定、ワームは行き場を失いアルスの目の前から飛び出してきた。

 上がる土埃、ぐんと頭上に伸びていく影。アルスはその射出さながらの空気の揺らぎに耐

えつつ、移動しながら紡ぎ始めていた詠唱を完成させる。

「盟約の下、我に示せ──星球の棘手ギドラジア・ジュロムッ!」

 次の瞬間だった。

 まるでワームが顔を出すのを待っていたのかのように、アルスの足元から巨大な物体が姿

を現した。

 それは一言で形容するなら……植物製の巨大モーニングスター。

 緑色の魔法陣から、地面を砕きながら、飛び出したこの天然の鈍器はちょうどワームの下

顎を強烈に叩く一撃へと変貌する。

 アッパーカット。自身で飛び出してきた勢いも手伝って、ワームはそのまま中空に吹き飛

ばされていた。数秒の滞空時間。だがそれも束の間で、遂にこの巨体は轟音を立てながら全

貌を晒して地面に落下する。

「皆、合図をしたら一斉に攻撃を!」

領域──選定フィールド・セット!」

 エトナが仲間達に叫びながらワームに向けて両手をかざしていた。

 アルスもまた、今度こそワームを結界の中に捉えようと意識を集中させる。

 身体が……悲鳴を上げていた。

 無理もないのだろう。先程から自分は魔導を連発している。いくら日頃学院生活で導力を

鍛えているとはいえ、消耗には変わりない。

 精神こころが啼いている。

 魂と肉体を結ぶ淡い光の保湿液。脳裏に強烈に浮かび上がる己の奥底のイメージ。

(へこたれるな……! ここで踏ん張らなくっちゃ、どうするんだよ……!)

 だがそれでもアルスは手を止めなかった。

 奥底からの飢餓感をぐっともう片方の手で押さえつけ、彼は目を見開く。

施術開始オペレーション・スタート!」

 強制的にもぐら叩きから引き摺り出され、地面の上でもがいていたワームをエトナが重ね

掛けした結界をすっぽりと覆っていた。同時にアルスは両手の五指から無数のマナの糸を繰

り出し、ほんの数秒でそれらを巨大な手術刀メスや鉗子に編み上げる。

 ──こうなれば、後はスピード勝負だった。

 速やかに、しかし緻密に。アルスはマナ製の施術オペ道具を振るい、次々にワームに伸びて

いたストリームを切断していく。

 繰り返し、ワームが苦しそうに咆哮をあげていた。

 本来なら聖気を注ぎ込んで駄目押しとするのだが……既にこの魔獣は皮膚のあちこちから

剥離が──自身の崩壊が始まっている。

「……今です!」

 一瞬、ほんの数秒だけその光景に眉根を寄せて、アルスが叫んだ。

 エトナが維持していた結界を解き、グラリと大きく弱体化したワームの巨体が地面に倒れ

込み始める。

 ルイスとフィデロが詠唱を完成させつつあった。

 風の靴を両足に纏ったリンファがアルスの傍を駆け抜け、大きく中空へと跳躍する。

「盟約の下、我に示せ──重の風砲エアブラストっ!」

「盟約の下、我に示せ──雷剣の閃サンダーブレイドォォォ!」

 次の瞬間左上段から叩き付けられたのは、マナを限界ギリギリまで注ぎ込んだフィデロの

雷撃。その押さえ込みに同調するように、右側方からはルイスが白の魔法陣から渦巻く巨大

な風撃を射出し、ワームの身動きを制している。

「トナン流錬氣剣──」

 その頭上から、リンファはマナを纏わせた太刀を握り締め、降下する。

 限界まで身を捻って引き絞った体勢。

十六夜霞いざよいがすみ!!」

 そこから放たれた剣技は、まさに目を見張るものだった。

 アルス達が何とか視認できたのは、最初の振り下ろし一発のみ。その直後、ワームの身体

はまるで包丁で千切りにでも遭ったかのように無数の鮮血を撒き散らした。

 中空からの加速度も加えた、トナン流の高速連撃。傷口を見る限り、確かに十六発。

 そして最後の一発は、リンファが着地し刀身を振り抜いたと同時にワームの首根っこをば

さりと断ち切っていたのである。

 断末魔の叫びは……一瞬だった。ただワームは泥のような血を大量に吹き出し、そのまま

元巣穴の一角で二度と動かなくなる。

「……。やった、の?」

「そうだよ! 私達あのデカブツに勝ったんだよ!」

 暫しの沈黙。そして相棒エトナを始めとした面々は安堵と喜びに顔を綻ばせていた。

 血を拭って静かに刀を納めるリンファ、大きく息をつきながらも満足そうに地面に仰向け

になるフィデロ、その姿に「お疲れ」と声を掛けてゆっくりと隣に腰掛けるルイス。

「……そっか」

 だがアルスだけは、どうにも悦ぶ気にはなれなかった。

 これは正当防衛なんだ。先生からの課題なんだ……。そう己に言い聞かせてみても、一度

胸奥へ張り付いてきたこの嫌な感じはそう簡単には拭い取れそうにない。

「お疲れさん。……どうだ? これが魔獣を殺すまもるためにたたかうってことだ」

 そうした内心を悟っていたのだろうか。ややあってはたと、ぼうっと突っ立っていたまま

のアルスの肩をブレアが軽く叩いた。

 二言目に込められた意図。

 何か返答すべきだったのかもしれないが、アルスは結局黙して頷くしか出来なかった。

 肩越しに振り返ってみれば、オーエンの姿も湧いていた魔獣らの姿もない。守備隊員達や

キースらの安堵して一息つく様子を見ても、どうやらあっちも片付いたらしい。

「手間取ってたみたいだが、まぁ結果オーライだ。及第点ってとこだろう」

 アルスが何とも言えずに立っている。視線を合わせられずに立っている。

 エトナが、戻ってきたリンファ達がその様子を見て流石に何だろうと怪訝の表情を浮かべ

始めているのが分かった。

 もう一度肩をぽんと叩いて数歩前へ。ブレアはおもむろに巨大ワームの亡骸に向き合うと

サッと詠唱を一つ。今し方アルス達によって屠られた魔性は、瞬く間にその魔導の焔によっ

て焼き尽くされていく。

「……さて、と」

 暫く一同はその様をじっと見つめていたが、ややあってブレアは皆に向き直ると言った。

「後始末が済んだらさっさと戻るぞ。外はもう日が沈んでる頃だ」

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