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ユーヴァンス叙事詩録-Renovin's Chronicle- 〔上〕  作者: 長岡壱月
Tale-25.凶宴(うたげ)の先に在るもの
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25-(5) 再転、そして

 刹那、王の間の空気全体が大きく揺らいだ。

 そんな異変にジーヴァ・ヴェルセークと斬華、ジーク・リオとフェニリア、そして空間結

界の中にいた面々がハッと思わず戦いの手を止める。

「……ッ!? やば──」

 逸早く反応を示したのはリュウゼンだった。

 見れば光球──空間結界の様子を見る為の補助術を浮かべた掌、左腕全体が、この場の震

えに共鳴するかのように彼の感覚全体に悲鳴を届けてくる。

 だが彼がそう顔を顰め、腕に伝わる強烈な反動を避けようと空間結界を解こうとした時に

は、既に遅かった。

 次の瞬間、中空の映像ビジョンが光子の泡沫となって爆ぜていたのである。

 それはまるで“空間が砕け散る”かのようで。

 その膨張と破裂に弾き出されるように、アルス達共同軍の面々は王の間に放り出され──

期せずして帰還を果たしていた。

 フェイアンら使徒の三人もそれは同じで、受身やズザッと勢いを殺す着地で以ってすぐさ

ま状況を把握しようとする。

『──……』

「ほう? まさかこんな人前ばめんで解放態とは……」

「あれって……竜さん?」

「チッ。何なんだよ、次から次へと……っ!」

 そして突如として存在感を現していたのは、一体の巨大な白亜のトカゲ──竜だった。

 舞う土埃を突き抜け、王の間の天井すら現出と同時にぶち抜いて。

「リュカ、姉……?」

「……。リュカ先生……」

 全身の鱗、強靭な翼と尾。まさにそれは竜族ドラグネス本来の姿だった。

 その双眸は深い蒼色。その巨体が故にこの白竜・リュカは、ジークやリオ、共同軍の仲間

達や使徒らといった場の面々を暫しじっと見下ろす格好となる。

 共同軍らは一様に色気立ちと驚きを綯い交ぜに。

 レノヴィン母子おやこら、彼女をドラグネスという者の辛酸をよく知っている者達は心強く思い

ながらも戸惑いがちに。

「この、野郎ォ……。俺の結界セカイを、ぶち破りやがった……」

 そんな中で一番ダメージを負っていたのは、他ならぬ空間結界を張り維持していたリュウ

ゼンだった。結界を解くタイミングが数拍ながらも遅れたことで、彼はその破砕される反動

を少なからずもろに受けてしまっていたのである。

 故に左腕はその反動いりょくを物語るように、あちこちから鋭い裂傷と鮮血が走ってボロボロに

なっており、魔人の高い不死性──治癒能力を以ってもすぐには塞がり切らないようだった。

 弾き倒され、むくっと起こした身体。余計にぼさぼさになった髪。

 苛立ちに似た悔しさを漏らす彼のその額には、角──鬼族オーグの証が垣間見える。

『──……ォォ』

 そして、白竜リュカが大きく息を吸い込み始めたことで、皆は慌てた。

 彼女が狙いを定める先は、使徒達。

 特に先程まで戦っていたフェイアン、バトナス、エクリレーヌの三名の方であって……。

「エクッ!」「ふぇっ?」

 咄嗟にバトナスが、ぼうっとこの最強の古種族を見上げていたエクリレーヌへと跳び、彼

女の首根っこを掴んでいた。

 合成魔獣キマイラの掌の上から離脱する格好になるエクリレーヌ。同じく大きく回避行動を取る

残りの使徒達。

 リュカが吐き出した白銀色の、極太なブレスが場を薙いだのは、その直後のことだった。

 まるで溶鉱炉に放り込まれる金属よろしく、ジュワッと一瞬にしてキマイラがブレスの中

に呑まれて蒸発していった。そのさまに、バトナスに引っこ抜かれたエクリレーヌが声にな

らない涙目と共に手を伸ばそうとする。

「チッ、魔獣も一撃かよ……。一体どっちが化けモ──」

 だが二人が振り返る隙も、リュカは見逃さなかった。

 中空から着地しようとする彼らに、今度はブンッと勢いをつけて振り抜かれた竜の尾が襲

い掛かる。魔獣人キメラ化の豪腕で、そして寸前でフェイアンとフェニリアが氷と炎の壁で咄嗟に

フォローに入ったが、それでも竜の一撃は止められない。

 ブレスと尾の打撃。

 連続なる逆襲が、轟音の後、彼らごと王の間の壁に風穴を開けていた。

 外の暗雲がはっきりと映る程の巨大な横穴。

 その左右に吹き飛ばされ、強かに壁に打ち付けられ、バトナスらは少なからぬダメージを

負った身体を何とか起こしつつも、大きく息を荒げてながらこちらを睨み付けている。

「──ジーク!」

 濛々と舞い上がる土埃の中でリオがそう叫んだのは、そんな最中のことだった。

 呼ばれてジークが振り向いてみると、土埃の合間からはたと覗いたのは、この混乱の乗じ

て祭壇の方へと駆けていたらしいリオの姿。

「受け取れッ! 六華は、お前の剣だ!」

 そして彼は足元の血の魔法陣に刺さり落ちていた六華の一本を抜き取り、祭壇上に安置さ

れていた鞘に収めると、それをジークに向けて投げ寄越してくる。

 ジーヴァらが眉を顰めていた。だがそれよりも早く、ジークは仮初の二刀をその場に突き

刺して手放すと、だんっと地面を蹴って跳躍。託された六華を確かに受け取って着地し、半

円を描くように身を捻って使徒らに向き直った。

「……こいつは。そうか」

 一瞬だけ視線を落とし、どの六華かを確かめる。

 六振りの内で、漆のような黒塗りの鞘と分厚い飾り布を巻いた柄。何よりも慣れ親しんで

きた最もずっしりとした感触……。

 ジークは取り戻した得物あいぼうをサッと腰に差すと、深く深呼吸しながらその柄に手を掛け、

一気に抜き放つ。

「討ち伏せろ──黒藤くろふじッ!」

 それは黒刃の太刀だった。所有者ジークの呼び声に応えるように、その刃は同じ美麗な黒いマナ

を帯びて静かに唸る。

『──ォォォォォオ……!』

 何より皆の視線を独占したのは、次の瞬間ジークと六華を包むマナが膨れ上がって現出し

たその巨体にあった。

 黒漆の鎧武者。そう表現するに適切な巨大な鎧の武人が、ジークの動きにピタリと応じた

同じ所作で場に佇んでいたからである。

「あれは……」

「使い魔、か?」

「そうだ。護皇六華・黒藤の特性は“守護者の斬撃”──召喚系の魔導具だ」

 アルスやサフレが目を見開き言葉を漏らす中、リオは言った。

 残り五本の六華を同じく抜き取り、鞘に収めた末に彼はこれらの継承者に告げる。

「ジーク、撃て! 斬華を姉者から引き剥がすんだ!」

 その言葉に、ジークはぎりっと歯を食い縛って全身に力を込めて黒藤を握り締めた。

 手に下げた状態から大上段へ。彼の背後にそびえ立つ鎧武者もまた、そんな主と全く同じ

モーションを取り、巨大な太刀を大きく振り上げる。

皇国ここから──」

 そしてジーク達はその刃を全力で、

「出て行けェェェーッ!!」

 斬華と使徒達に向けて振り下ろしていた。

 三度目の正直だった。

 今度は鎧武者との一体化した一撃が場を揺るがし、使徒らや何よりも斬華を握ったアズサ

皇に襲い掛かる。響き渡る轟音と爆風に仲間達は思わず手で庇を作り、必死に吹き飛ばされ

ないように踏ん張っていた。

 濛々と、また大きく土埃が上がった。

 ジークから続く巨大な斬撃の爪跡が床をざっくりと斬り裂き、階下へ風穴を開けている。

「……うッ。やっぱり、消耗……が……っ」

 ややあってジークが一気に解放した力の反動に膝を付いたのと、弾き飛ばされた斬華が宙

を舞って床に突き刺さったのは、ほぼ同時のことだった。

 土埃の向こう。確かに斬華はアズサ皇の手から離れたらしい。

 急激にやってくる、だが六華の力を解放する度に味わってきたこの消耗感に大きく肩で息

をするジークは、そんなギィンッ! と突き刺さる剥離の音に幾分安堵の顔を浮かべる。

「──……」

 だが、奴らはまだやられてなどいなかったのだ。

 次の瞬間、土埃の中から出てきたのはジーヴァだった。

 ジークが皆が、あっと声を漏らした時にはもう遅かった。

 彼は使い手を失った斬華の柄にそっと手を掛けると、その刀身を引き抜き、

「もう大丈夫だ。シキ……これでもうお前は、自由の身だ」

 フッと何処か酷く穏やかに微笑んで、まるでその呟きに応えるように纏ったオーラを収め

てゆくこの妖刀を見遣っていたのである。

「──ふむ。ちと遅かったかのう?」

「オラオラァ“結社”どもぉ! ……って、何じゃこりゃ!?」

「……あらあら。随分と暴れたようじゃない? リオ」

 加えてそんな折、城下にいた七星らも、サジらレジスタンスと共に合流を果たしてきた。

 半開きになっていた王の間の扉を蹴破ってグラムベルが威勢を削がれたように眉を顰める

と、目を細めたシャルロットやバークスがこの場の破壊の限りを見て、そう呟いている。

「……。さて、任務は完了した。撤収を開始する」

 だがそれも束の間。ジーヴァは再び冷淡な表情かおに戻ると、他の使徒らに振り返って口を

開いていた。

 ダメージを負った者、魔獣ともを二度三度と喪った者、急に大人しくなった斬華を興味深げ

に見ているルギス。彼らはそれぞれに近付いて来ては、ジーヴァを中心として一つの集団

となって場に立ってゆく。

 そしてそこには、当然“戦鬼ヴェルセーク”の姿もあって……。

「ま、待て……! そいつは、その、鎧野郎は──!」

 ジークは、誰よりも早く彼らの退却を食い止めようとしていた。

 だが黒藤の発動で消耗した身体は、すぐには言うことを聞いてくれない。それまで背後に

立っていた鎧武者型の使い魔も、今は効力を発揮し終わったと言わんばかりに姿を消してし

まっている。

「……。撤収する」

 しかしジーヴァは肩越しにこちらを一瞥するだけで、特に何も反応を返してくることはな

かった。黒コートを翻し、利き手には鈍色の剣を、逆手には斬華を、それぞれ握ったまま他

の使徒らに目配せをして再度言う。

「やれやれ……。随分とスマートさを欠いた祭りだったねぇ」

「命拾いしたな? だが次会った時にゃあ……てめぇら全員ぶっ殺す!!」

「ひっひっひっ……。中々実践的なデータが採れたのだよォ。感謝するよ、諸君」

 嘆息や怒気。様々な台詞を残し、使徒らは一斉にどす黒い靄に包まれていた。

 空間転移──現在の技術では、その身単体だけでは非常に行使が困難とされている筈の術

式を易々と。そしてジーク達が追い縋るよりも早く、彼らはフッと、次の瞬間には四散する

靄と共に忽然と消え去ってしまっていたのである。


『…………』

 暫く、場の面々は唖然としていた。

 共同軍にとっては散々に虐げられた挙句逃げられた格好。七星やサジ達にとっては意を決

して加勢の為に飛び込んで来たのに、既に終わっていたという結果。

「遅くなってすまなかった。……辛い思いをさせてしまったようだな、同胞よ」

「……いいえ。私なら大丈夫です。お気遣いありがとうございます、ディノグラード公」

 消化不良というか不完全燃焼というか。

 そんな皆の中にあって、セイオンは一際目立って立ち尽くしていた白竜──リュカにそう

そっと近寄ると静かに慰みの言葉を掛けていた。

 それでもリュカは一度大きく翼を広げて竜の全身を包むと、ギュンと身を捻ってその身を

封じ込むと元のヒトの姿に戻っていた。

 白亜の翼がスッと透明なるように現出は解かれ、彼女は敢えて静かに、これでいいんだと

言わんばかりに彼に微笑を返している。

「──伯母様ッ!!」

 突如シノが気付いたように叫び、飛び出していったのは、ちょうどそんな時だった。

 ハッと皆が我に返って、彼女の駆けてゆく方向を見遣る。

 そこには、アズサ皇が倒れていた。ぐったりと、全身を血塗れにしたまま倒れていた。

「伯母様、伯母様。聞こえますか? 御気を確かに」

 周りの血だまりを気にする余裕もなく、シノは慌てて彼女の傍に跪いていた。

 セドら共同軍、ジークやアルス、イセルナらクランの仲間達、何より実弟のリオも、やや

あって彼女に同じくこの瀕死の女皇の下へと駆け寄ってゆく。

「…………。嗚呼、シノか」

 虚ろな眼で、アズサは最初ただそれだけを口にした。

 それでも息は明らかに絶え絶えで、今も口元から断続的に血を吐き出している。

 どだい無茶だったのだ。武人ならともかく、全くの素人に聖浄器を繰らせようなど。

「酷い傷……。待ってて下さい、すぐに手当てとマナの補給を──ッ!?」

 だが急いで脈を測り、何とか彼女を救おうと治療を始めようとするシノの手を払い除けた

のは、他ならぬアズサ自身だった。

 パシンと取られた手を払い、ぐらりと離れて床を転ぶ。

「施しは、受けない……ッ!!」

 それは拒絶だった。二度目の、いや、絶対的に埋まらないと告げる溝の存在だった。

 血反吐を吐きながらも、それでもギンッと実の姪を睨み付けるアズサの姿。

 そこまでの強い拒絶の意思に、シノは絶句していた。セドやサウル、リンファにジーク、

アルスといった近しい仲間や子らも、この目の前に隔たる対立に思わず眉根を寄せる。

「……姉者。いや、姉様」

 すると今度は血だまりの中に、リオが跪いていた。

 孤高の剣聖。兵らはかねがねの噂と目の前の差に少なからず驚いているようだったが、彼

は構うことなく実姉の最期に際し、深く深く頭を垂れて謝罪する。

「すまなかった。ずっと俺は、姉様やこの国から逃げていたんだ。俺にも責任がある。姉様

に全てを背負い込ませていなければ……こんなことには……」

「今更、ね……。謝ったって、私が赦すと……本気で、思ってるの?」

「…………。すまなかった」

 だがやはりアズサは、変わらず強気で苛烈で。

 しかし一方でリオも分かっていたのかもしれない。もし自分が身分を棄て、国を出奔して

いなかったとしても、この姉は自分の理想を現実に引き寄せる為に足掻き続けたのではない

かと。……ただその手腕に、皆がついてゆけなかっただけなのではないかと。

 暫くの間、姉弟きょうだいと叔母・姪の三者は血だまりの中で黙っていた。

 ジーク達もまた、そこに余計な冷や水を入れるべきではないと、誰からともなくこの無言

の語り合いを見守ることにしていた。

「……。これで、満足?」

 やがて、口を開いたのはアズサだった。

 哂い。口元から血を漏らしながら、それでも彼女はあくまでシノをリオを、共同軍らを虚

ろな眼で見上げながら語ろうとしている。

「私は、ここで死ぬんでしょう? そうなれば次は……シノ、あんたが皇になる。よかった

じゃない? これで長年の恨みが晴らせたでしょう?」

「ち、違います! 私は……」

「ふんっ。そうやっていい子ぶって……、あいつと同──グホォッ!!」

 言い掛けて一際大きな吐血が漏れた。

 シノ達は慌てたが、アズサ当人はもう自身の最期を悟っているのか、相変わらず試すよう

な眼で彼女達を哂ってみせている。

「精々その奇麗事で足掻いてみなさいな。このセカイは、そんなに甘っちょろいものなんか

じゃないって、すぐに分かる。その時あんたは……どうするのかしらねぇ? また逃げたり

するのかしら? フフッ……フハハ──グゥッ!!」

 再び血反吐をゴホッゴホッと。

 シノや面々が哀しそうに、不愉快そうに眉根を寄せるのをまるで嘲笑うかのように、彼女

は哂っていた。そして身体を血を引き摺るようにして、自ら這いずって移動を始めて言う。

冥界アビスで観ててあげるわ……。そして同じ末路になってこっちに来たなら、思う存分哂い

続けてやる……」

 怨嗟か。しかし一方でこれは次なる皇・シノへの毒舌なる激励だったのかもしれない。

 だが確かめる術は、もうなかった。

 ただ彼女は、ボロボロになった身体で王の間を這いずり、玉座への段差を乗り越えようと

している。

「……」

 そして彼女が手を伸ばした先に、幻影すがたが在った。

 双子の妹・アカネとその夫シュウエイ。更に奥には先々代の皇。彼女の実の両親。

 彼らは皆微笑んでいた。柔らかな日差しがそっと場に注いでいる。

 『姉さん』『義姉上』『アズサ』四人の声が重なり、彼らがそっとこちらに手を差し伸べ

てくるのが見える。

「……何なのよ。私は……何処で、間違っ──」

 殆ど消え入るような言の葉。

 彼女が力尽きたのは、玉座には届かないその段の途中だった。

 どうっと顔を横にして倒れ、また血だまりが彼女を中心にして広がり始める。

 シノの、我が伯母の名を泣き叫ぶ声がこだましていた。

 ジークとアルスの二人の息子とその持ち霊が、セド達やイセルナにリンファ、かつて或い

は現在の仲間達が、リオが、レジスタンスが七星が、それぞれ言葉にできない想いをぐっと

噛み締めた口元と顰めた眉に込めている。


 犠牲は免れなかった。和解は叶わず、やはり多くのかなしみばかりが残った。

 それでも、只一つだけ、はっきりと言えることがある。

 ──災厄たたかいは、終わったのだ。

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