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ユーヴァンス叙事詩録-Renovin's Chronicle- 〔上〕  作者: 長岡壱月
Tale-20.今繋がる過去と現在(いま)
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20-(3) 集まり出す縁

 夜通しの捜索にも拘わらず、アルス達の姿を街中アウルベルツに見つけることはできなかった。

 時は、陽も昇った後のひんやりとした朝方。

 少なからず、団員や協力してくれた常連達から漏れているのは、焦りや疲れの色。

 そんな表情がちらほらと見受けられる中、イセルナとハロルドは一旦面々を、臨時休業中

なままの酒場『蒼染の鳥』に集合させていた。

「皆、お疲れさま。一旦集まった情報を整理しましょうか」

「二人の足取り、どれくらい分かったかな?」

「あ、はい……」

「どうやら財友館に寄っていたみたいです。職員から聞き込みをしたので間違いないかと。

ただその後、何処に向かったのかまでは……」

「財友館か……。旅費を下ろしに行ってたのかな?」

「かもな。それにあそこは一般開放されている端末があるから──」

 途中までの足取りは、何とか掴めていた。

 しかし彼らが出て行った時間帯が時間帯だけに目撃者はさほど多くなかったようで、確定

的な足取りは財友館に立ち寄った所まで。結局二人の姿を捉えることは叶わず、こうして朝

を迎えている。

(やっぱり、もう街の外に出て行ってしまったのかしらね……)

 あれやこれやと推測の中で話している団員らをそっと見遣りつつ、イセルナは思った。

 書き置きを見つけてから大分時間が経っている。

 出奔という態を考えても、アルスとエトナは足早に旅立っていった筈だ。

 間違いなく行き先はトナン。だが事件の直後に飛行艇を使おうとは思わないだろうし、実

際問題、まだ最寄の空港ポートはゴタゴタの中で全面運休が続いている(先日ハロルドが献花と

祈りを捧げに行ってくれた際に、それは確認済みだ)。

 だとすれば……導きの塔か。

 机上で組んだ両手に人知れず力が籠る。

 ジーク達の二の舞には、おそらくならないだろうが、あれを使われてしまっているなら尚

の事二人の居所が掴めなくなるのは間違いない。

「くそっ。俺達がもっとしっかりしてれば……こんな事には」

「まだ皇国むこうから、ダンさん達の近況も届いてないってのに……」

 自責の念もある。自分と同じく。

 少なからぬ団員らと、常連らの焦りの色。ガシガシと髪を掻き毟りつつ、行き詰った現状

に嘆息をついてしまうその様。

「イセルナ」

「……ええ。分かってる」

 そして皆と着いたテーブルの縁に留まっているブルートが静かに促すように口を開くと、

イセルナはこくりと頷いた。

 そっと解く、組んでいた両手。

 一同がざわついていた己を抑えながらこちらに視線を遣ってくる。

「この辺りで一度解散としましょう。手伝ってくれた皆さんもありがとうございました」

 おもむろに立ち上がり、イセルナは団員達と、協力してくれていた酒場の常連達へそう頭

を下げて謝意を述べた。

 手助けしてくれる厚意は嬉しい。

 だがこれは……やはり自分達クランの問題だと思うから。

『どうもありがとうございました。お気をつけて』

 一先ず常連の皆々が帰ってゆくのを、イセルナ達は暫し見送った。

 彼らは「困ったら言ってくれよ?」と協力を惜しまなかったが、おそらくもうこちらから

その手を煩わせる選択肢は取らないだろう。それがクランの面々の一致した思いだった。

 再び「CLOSED」のプレートが掛かったままの酒場に戻り、ひそかに一息。

 何となくこそばゆいような、後ろめたいような。

 するとそんな団員らの言葉の詰りを撫で癒すように、イセルナはフッと微笑んでみせると

彼らを見渡して言った。

「さあ、貴方達も一旦休んで? 夜通しで疲れたでしょう? ハロルド、朝食は」

「ああ大丈夫。用意は済ませてあるよ」

「え。で、でも……」「そ、そうですよ。こうしてる間にもアルス達は」

「そうね。だけど私達までダウンしちゃったら、誰があの子達を守れるの?」

 団員達は思わず黙り込んでしまっていた。

 イセルナの団長としての命令というよりは、その言葉自体が焦りに急かされている自分達

に直に届いたような気がして。

「……心配なのは私だって同じよ。だけど貴方達をボロボロにしてまで探し出したとして、

アルス君達が喜ぶと思う? 落ち着いて。ね……?」

 少しだけ強めた語気を再び静かなものに修正し、イセルナは振り向いてハロルドに合図す

ると彼を厨房の方へと向かわせた。

 ややあって、奥から調理機器の立ち上がる物音がする。開けられた鍋の中から美味しそう

な匂いが届いてくる。

 そして何気なく、そちらへと視線が集中してゆく団員らを見遣りながら、

「さあ。腹が減っては戦はできぬ、よ。しっかり食べて休憩を取っておきましょう? その

間に、学院へ顔を出しているシフォンも戻ってくるだろうから」

 イセルナは微笑を抱くようにして、ポンとその手を叩いた。


「──アルスが家出っ!?」

「しーっ! この馬鹿。ついさっき騒ぐなと言われただろう?」

 学院内の一角で、フィデロとルイスはそれぞれに驚きの反応をみせていた。

 場所はとある講義棟の裏手。そこに身を隠すように三人はいた。

 思わず叫びかけるフィデロをルイスは小突いて止め、その平素の微笑に険しさを帯びさせ

始めている。

「……すまないね。驚かせてしまって」

「いえ……」

「でも何でまた急に? あいつがグレるとは思えないんスけど」

「勿論。今日は、それを君達に話しておこうと思ってね」

 そんな二人に向かい合っていたのは、シフォンだった。

 一度ちらりと、キャンパス内の往来を確認するように目を遣ってから、彼は声量を抑えつ

つおおよその事情を話し聞かせ始める。

「この前、トナン行きの飛行艇が爆破テロがあったのは知っているよね? 実はその少し前

にジーク達が所用でトナンに向かったんだ。幸か不幸か、現地に着いたことは先方から導話

を受けて確認済みなんだけど、その時はアルス君は居合わせていなくてね」

「……それで、アルス君は飛び出して行ってしまったんですか?」

「つーか。それって完全に行き違いじゃんよ……」

 シフォンは苦笑を滲ませ、一度深く静かに頷いた。

 事情を聞かされ、互いに顔を見合わせて少なからぬ動揺をみせている二人。

「道理で今朝から姿を見かけてない筈だぜ。にしたって、無茶しやがる。あっちは危ないん

じゃねぇのかよ……?」

「……。教えて頂いてありがとうございます。ですが、何故こんな重大なことを僕らに? 

この話がいつ漏れるか、保障できないのではありませんか?」

 一方は悔しそうに唇を噛み、もう一方はそんな真意を探るあくまで冷静な眼が向く。

 伊達にアカデミーの学生ではない、か……。

 シフォンはフッと口元に僅かな弧を描くと、そう顎に手を当てて、何事かを思案しながら

問うてくるルイスに返答する。

「君ならもう気付いていると思うけどね。早い話が、君達にも協力して貰いたいんだよ」

「協力?」「……続けて下さい」 

「具体的には、口裏合わせと時間稼ぎさ。君達二人は普段からアルス君と仲が良いからね。

僕達がアルス君を見つけてくる──アルス君が帰って来るまでの間、彼の事を周りから訊か

れたら、それとなく誤魔化しておいて欲しいんだ」

 棟の壁に背を預けたまま、シフォンは心なし小首を傾げて二人を見る。

 これこそが、単身学院に足を運んだ目的だった。

 アルスの居所についての情報収集というよりは、そういった事を荒立てない為の根回し。

 故に皆よりも先に朝食を摂って出向いてきた訳だ。

 こういう仕事を確実なものにする為には、できるだけ早い段階で動くに越した事はない。

「なるほど……。そういう事なら」

「お安い御用ッスよ」

 あくまでソフトに、しかし事前に話してしまうことで“共犯”にしておいて。

 そんなこちらのやり口に気付いていたのかは定かではない。だが確かに、二人はシフォン

の──クラン側からの要請を快諾してくれていた。

「ありがとう。では宜しく頼むよ」

 小さく頭を下げてみせ、謝意を。

 シフォンはこの友の弟の、良き学友に、内心安堵していた。

 これで彼の居場所に心当たりでもあれば万々歳なのだが……話している間の反応からして

初耳だと分かっていた事もあり、余計に質問を重ねることはしなかった。

「それじゃ……僕はこれで。勉強、しっかりね」

 元気溌剌に手を振りながら。

 丁寧に深々とお辞儀を返して。

 対照的な彼らの反応を肩越しに見遣って小さく微笑みながら、足音を殺しつつシフォンは

その場を後にする。


「なるほどねぇ……。そういう事情わけだったのか」

 次いでシフォンが足を運んだのは、レイハウンド研究室──ブレアの下。

 研究棟の角部屋でぼんやりとソファで眠り込んでいた彼は、シフォンの話を一通り聞き終

えると、そんな呟きを漏らしながら窓のブラインドを少し開き、朝の光に目を細めていた。

「まぁでもこれで合点がいった。ありがとよ」

「? それはどういう……?」

 だが直後のブレアの言葉に、シフォンは小さな怪訝の眼を返すことになった。

 以前の魔獣襲撃の一件で、彼も学院職員の一人として、フィデロ・ルイスらよりは詳細に

自分達の事情を知ってはいる。

 だがその言葉は、まるで既にアルスの出奔を知っていたかのようで……。

「昨夜、俺ん家に精霊が来たんだよ。アルスの伝言を持ってな。『トナンに向かった兄さん

達が危険に晒されています。僕も行って助けになって来ます』──とまぁ、掻い摘んで言う

ならそんな感じの精霊伝令さ」

「そう、でしたか……」

 申し訳程度ではあるが、無断欠席になるのを心配したのかもしれない。

 兄を仲間を思うが故に突っ走ってしまう情熱は兄弟だなと思う反面、こうして妙に律儀な

部分もあったりする。

 シフォンは少々予想外なこの情報を頭にインプットしつつ、内心苦笑を禁じえなかった。

「あの。ではアルス君は何処へ行くとは言ってきませんでしたか? 今もイセルナ達が探し

ているのですが、どうやらもうアウルベルツからは出てしまっているようで……」

「だろうなあ。だがまぁ、俺はそっちの力にはなれねぇよ。あいつは頭が切れるからな。俺

に精霊伝令を送ってくる時点で、そんなアシがつくような言葉は添えないさ」

「……ですね」

 やはりかと思いつつも、正直ため息をつきたくなった。

 ブレアはポリポリと髪を掻き、気だるげな表情かおをしてこそいるが、先程からずっ

とこちらの様子を窺っているのが分かる。

「一応、伝令が来た時点で俺も精霊に捜させたんだけどな。だが結局、もうその時にはそれ

らしい反応は辿れなかったよ」

 すると彼は。

「……で? わざわざご丁寧に教えてくれる為に来たんじゃねぇんだよな? あんた達は何

が目当てだい?」

 ややあってそう補足的に付け加えると、テーブルに片肘をついて言ってきた。

「勿論です。レイハウンド先生がアルス君の担当教官であるのも大きいのですが──」

 それでもシフォンはあくまで落ち着き払い、クラン代表役としての任を果たすことに集中

しようとする。

 今度は学院側、その教職員一同の中枢への根回し。

 それを、アルスに一番近しい教官であろうブレアを経由して行おうというのが目的だ。


「おっ……。いたいた」

 そうしてブルートバードの面々は目の前の困難に対峙し、もがく。

 しかし結ぶ付く糸は、彼らの思わぬ所から伸びてくるのだった。

「? 貴方達は確か、エイルフィード伯の……」

 ブレアから学院側への根回しをセッティングし、研究棟を後にしたシフォンを待っていた

のは、見覚えのある従者コンビ──ゲドとキースの二人だった。

 小さく怪訝に眉根を寄せ、シフォンは思わず辺りを見渡す。

「あ、いや大丈夫ッスよ。お嬢とカルヴィンは今現在進行中で講義受けてますから」

「それに……。今の私達は、一時的に屋敷の者が代行しているとはいえ、シンシア様のお目

付け役から外されおるのでな」

「そう、ですか」

 そんな反応に、キースはバツが悪そうに苦笑していたが、それよりもシフォンは彼の言葉

を継いだゲドの言い口が気になっていた。

 曰く、自分が来るのを待っていた。

 彼らが普段任されている筈の、シンシア嬢の護衛役を脇に置いてでも、こうして姿を見せ

た……その理由。

「これから『蒼染の鳥』に戻るんスよね?」

「私達も同行させて貰いたい。……宜しいかな?」

 サワサワと、風がキャンパス内の植木の枝葉を揺らしていた。

 静かにシフォンが何だろうと見遣ってくる中にあって、そう二人は半ば宣言に近い同意を

迫ってくる。


 アルス達が辿り着いた先は、輝凪の街フォンテイムというらしい。

 何が起こったのか分からないまま、二人は場に駆けつけてきた守備隊員らによって拘束、

取調べを受けていた。

「だーかーらー、私達は“結社”なんかじゃないってば!」

「そうすぐに信用できる訳がないだろう。何故あんな場所から、設備もない場所から突然現

れるなんて真似ができたんだ?」

 決して広くはない、フォンテイム守備隊の詰め所、その中の一室。

 金属のテーブルを挟んで、先程からエトナと隊員が目の前で言葉のドッジボールを繰り広

げている。室内には見渡す限り三人。内二人は腰に剣を下げて武装し、唯一の出入口を塞ぐ

ように立っており、詰め寄っているもう一人と同じく疑いの眼でアルス達を見ていた。

「えっと。エトナも落ち着いて、ね……?」

 最早取り調べというよりは口喧嘩に近くて。

 アルスはあらぬ疑いを掛けられてムキになっている相棒を窘めつつも、

(うーん。どうしたものだろう……)

 内心、この場をどう切り抜けるべきかに頭を悩ませていた。

 ──現在の状況を、守備隊員らとのやり取り(取調べ)の中から抽出して理解しようとす

ればこんな具合だ。

 一つ、ここフォンテイムは確かに東方の都市の一つだが、トナンとは全く別の場所に位置

しているらしいということ。

 二つ、先日の飛行艇爆破テロの影響で、この街を始め多くの東方諸国は“結社”への警戒

を強めており、隊員らがどうにもピリピリとしているのはその所為であるらしいこと。

 そして三つ目は、つい先日アズサ皇がその“結社”への報復として、彼らと結託している

という国内の反政府勢力レジスタンスに対し大規模な軍事攻撃を開始したという情報。

 とんだ誤解を受けていると、アルスは思った。

 だがしかし、逐一自分達の理由を話していいものなのかという躊躇いも付随してくる。

 事実としてタイミングが悪かったのだろう。

 聞き及んだこれらの情報──特に三つ目のアズサ皇の攻勢には驚き、兄達への心配が加速

してならないが──から考えても、実際に(一般人にとっては)普通ではない空間転移で街

中に現れた自分達に怪訝の眼が向けられるのは致し方ないのかもしれない。

「お騒がせした事はすみませんでした。でも僕らはただ導きの塔を使っただけで……」

「導きの……? 何でまたそんな古い設備を」

「それはおにーさん達だったら分かるんじゃない? 例のテロがあって間もないし、飛行艇

に乗って旅しようって気になれなかったんだよ」

 兄達や六華、何より“結社”と関わりがあることは伏せるようにして。

 アルスは席に着いたままペコリと頭を下げ、エトナも少しだけ言葉の棘を収めながらそう

掻い摘んだ事情を彼らに話す。

「本当に侵入者では、ないのか……?」

「うーむ……。知らなかったのなら仕方ないが、今後このような事はないようにな」

「気が立っているのは他の街でも同じだろうからね」

「……はい。肝に命じておきます」

 そうして、ようやくアルス達は嫌疑を拭うことができた。

 互いの顔を見合わせて、取り越し苦労だったことに安堵とため息を混じらせながら、隊員

達は表情かおの気色をそっと塗り替え始めている。

「どうだ、例の通報された者達は?」

 軽いノックの後、部屋の中にまた別の人物が顔を出したのは、ちょうどそんな時だった。

 ドアの前にいた二人がサッと退いて空間を作り、その兵士──いかにも老練といった印象

を受ける中年男性をこの隊員らは迎え入れる。

「はい。どうやら導きの塔を利用して偶然噴水広間の前に出て来てしまったようで……」

「少なくとも“結社”の手の者、という訳ではなさそうです」

「ふむ……。そうか」

 後ろ手にドアを閉めて、彼らの報告を受けるこの男性。

 向けられた反応や受ける印象、外見からして、おそらくこの街の守備隊長なのだろう。

 彼はその言葉を受け、一度ちらとまだ少々不安げなアルスとエトナを見遣ると、再びこの

部下達に質問を投げ掛ける。

「ご苦労だった。この少年達の身元は確認できているな?」

「はい。どうやらアカデミーの学生のようで」

 最初は連絡先把握の──もしかしたらこのまま送還するつもりだったのかもしれない。

 問うて部下の一人が差し出してきた、アルスから没収していた彼の学生証を受け取ると、

彼は「ふむ」と小さく頷きながら再度自身の目で検め始める。

「……レノヴィン?」

 だが。この時、糸は既に結ばれ始めていたのだ。

「? はい。僕はアルス・レノヴィンといいます」

 その微細な変化の兆しに気付く訳でもなく、アルスはスッと眉根を寄せたこの守備隊長へ

と、改めて肯定の名乗りを返して多少おずおずとなる。

「まさか……。君は……」

 しかしそれを咎める訳でもなく。

 この老練な隊長は、何故か学生証とアルスを何度も見比べながら目を丸くしていて……。

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