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広イセカイと狭イテノヒラ  作者: 北田 龍一
まだこの作品が小説だったころ
7/43

二章ー5 響く銃声

作者以外全員「……」

作者「アハハ……もう一年経ちましたね? 早いもんです」

綾花「……締まらない遺言ですね?」

作「え!? ちょ!? 作品が終わるっ!!」

駿也「今度亀更新速度って、タグに入れとくね」

作「ふ、不幸ダァーッ!!」

日明「……因果応報だろうな」




「なっ……!」


 強盗たちが、人質が、駿也や綾花が硬直する。先ほどまで無邪気にふるまっていたが彼女が、なんの躊躇もなく人を刺そうなど、誰が予想できただろうか。楓はゆっくりと崩れ落ちていく犯人から銃を奪い、そして、すうと犯人たちに銃を向け……


「少し無防備過ぎね。それとも、この武器は飾りかしら?」


 つぶやいて、片手で握ったソレの引き金を引いた。

 火薬の破裂する音と、コンクリートか削れる音はほぼ同時に聞こえる。やはり彼女には、なんのためらいもない。


「こ、この女っ!」


 我に返った強盗たちは慌てて彼女に銃を向けるが……刹那、彼女の後ろにいた覆面の男が、大きく吹き飛ばされ、壁に叩きつけられた。

 動いたのは、酒月 日明。楓に注意が逸れている間に、側面に移動していたらしい。


「……そっちは頼っていいかしら?」

「任せろ。ただ、出来れば死人は出すな」

「保障しかねるわ。銃なんて使ったことないですもの」


 仏頂面の日明と比べ、楓は薄く笑いながら語る。

 余所見をしていた日明に、別の強盗が殴りかかるも――あっさりと『鬼神』は弾き飛ばした。


「撃たれたくなければ、止まり――」

「チャッチャと殺しなさいと言ったはずよ?」

「うぐ……」


 リーダー格の男の警告を無視し、楓は右手のナイフを閃かせる。あっさりと一閃を受け、男はその場に倒れこんだ。


「く、くそ……! おい、お前! 立て! こっちこい!!」

「っつ!?」


 最後の一人が、強引に宗司を立たせる。銃を持った相手に、素人の宗司が抵抗など出来るはずもなく、そのまま銃器を頭につきつけられ、楓の前に立たされた。

 けれども楓は、呆れた表情を見せた後――


「はぁ?……あなた正気?」


 心底、正気を疑うような声を発する。

 異常は彼女の方のはずなのに、何故かこちらが責められているように感じる。

 外から見ているだけではわからなかった。楓の言葉は……彼女のもつ異様な気配は――辺りにいる人間を、恐怖させ、委縮させる。存在そのものが毒のようなものだ。

 酒月 日明も十分危険だが、あれは「化物と対峙している恐怖」に近く、楓のソレとは似ているが、異なった。


「な、何を言ってやが……!」


 強盗の言葉は、銃声にかき消された。

 狂気から放たれる凶弾は、宗司の左肩を薄く抉る。


(撃たれた……?)


 ゆっくりと、小さく衝撃が走った方へ、宗司が視線を向ける。

 衝撃は熱を持った鈍痛へと変わり、痛みの震源地は朱に染まっていた。


(撃たれた……!)

「うああああああああああああああああああああっ!?」


 ようやく状況を飲み込めた彼の脳が、虚しく悲鳴を上げさせた。

 驚愕と恐怖に彩られた学生を尻目に、彼女に狙われた男が、楓を睨みつけた。


「てめぇ、こいつがどうなっても……」

「いいに決まっているでしょ? そんなの当然じゃない」

「同じ学校のやつなんじゃねぇのか!?」


 強盗の疑問に対し、さも当然そうに、楓は返す。


「わかってないわね、そんなことは関係ないの。知ってるとか知らないとか、好きだとか嫌いだとか、家族とかそうじゃないとか、全く関係ないのよ。何、簡単なことじゃない……他人が死んだところで、私が死ぬわけじゃないでしょう?」

「……!? オイ! 何言ってやがる!?」


 カチン!

 再び彼女が引き金を引く。話など始めからする気などないらしい。

 カチカチ――

 弾が出ないのがわからないらしく、ひたすら彼女は引き金を引き続ける。


「ハハハ――弾切れかよ……」


 危うく撃たれるところだった覆面男は、引き攣った笑みを浮かべる。

 カチカチカチカチ――

 仕組みを理解していないのか、イラ立ちながら、撃鉄を空回りさせ続ける。

 カチカチカチカチカチ――


「お、おいテメェ……何やって――」

「……貴方を殺そうとしてるのよ。これ壊れたの? 弾が出ないのだけど……やっぱり、慣れない得物はダメね」

「ふ、ふざけっー!」


 日常会話の気軽さで、犯人を挑発する楓。

 男は激昂し、楓に銃口を向けて――


作者「ヤバイ。超絶鬱ですね。ゲームやってるか妄想していないとやってらんない」

カエデ「妄想って……二次創作の方?」

作「いえ。こちらもしていました。でもだからって文章に出来るかは別という……」

カ「あらら……でもちゃんと書こうとはしてるね~エライエライ」

作「そうですね……生み出した以上、ちゃんと完結させてやりたいものです。ちょっと大きな問題がありますが」

カ「えええ!? 何!? また別の作品でも書き出すの!?」

作「……本来のプロットが使えません。前にも書きましたが、ラスボスに使用させるつもりだった能力が、某小説とかぶってます。なもんで、終わりが見えていません。モチベーションに致命弾でしたな……あの事件は……」

カ「いやな事件だったけど、いつまでも引きずってても仕方ないよ~」

作「ですよね。失踪はしたくないですな……グダグダでも、とりあえずいけるとこまで行くつもりなので、ゆっくり更新ですが、たまに見てやってください」

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