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広イセカイと狭イテノヒラ  作者: 北田 龍一
ここまで小説、ここからエッセイ
40/43

おのれ害虫ぅ!

宗司「まーただよ……」

楓「このやりとり何回目かしら?」

作者「今回のはちゃんとした理由ですよ……以前イチゴの話しましたよね? アレの収穫待ちしていたんですが、未だに赤く熟す気配がない状態です」

駿也「あれ? 一月にはできるって……」

シャミル「もう三月だよ?」

作者「最初は、異常なタイミングで花が咲いたから遅いのだろうと踏んでましたが、いくらなんでもおかしいと思い、注意深く観察したら害虫がいやがりました……下手したら枯れてたので、気が付いて良かったですよ……」

日明「虫食い等で気が付かなったのか?」

作者「基本、虫は低温で活動が鈍るので油断していたのも確かです。ただ今回イチゴに付いていたのは非常に気づきにくい害虫でした。『ハダニ』という害虫なのですが、こいつらギリギリ肉眼で見えるサイズな上、葉の裏に潜伏するんでホント見つけづらいんですよ……おまけに植物の汁を吸って養分掠め取るタイプなんで、虫食い跡ができないんです」

綾花「み、見えない虫の話ならまぁ……」

作者「一応、葉っぱがまだらになったり、栄養失調気味になるのでソレがサインかな。ただ、しばらくの間コイツとの戦いに明け暮れることになりそうです(げんなり)」

凛音「目につきにくい害虫ならば、そうなるでしょうね」

スコット「農薬使うっすか?」

作者「いや、葉の裏に水撒くだけだよ?」

日明「それで退治できるのか?」

作者「あー……さっきもちょっと話したけど、こいつら身体がすごく小さいので、霧吹きやじょうろ、ホースからシャワー状の水をかけてやれば流されるのですよ。しがみつく力も弱いので割と簡単に撃退できるそうです。その場限りは、ですけど」

駿也「何か問題があるんだね」

作者「こいつら繁殖速度がハンパ無いらしくて……情報によると、生まれて10日あれば卵産めるらしいですよ」

カエデ「ハツカネズミの倍の速さ!」

宗司「スゲー速さでネズミ算していくのか……」

作者「それがハツカネズミの倍じゃ済まないんですよ。虫って一度にたくさん産卵するから……あとは察して(白目)」

綾花「滅びて! 今すぐ!」

作者「極めて極端かつ相手によっては炎上しかねない程の暴論ですが、コイツに関しては全面的に同意です。場合によっては室内の植物も被害に遭うんですよねコイツ」

シャミル「え、網戸あるし簡単には……」

凛音「いえ、肉眼でやっと捉えられる大きさならば、恐らく網戸より小さなサイズなのでしょう。『ハダニ』の前では網戸など無いに等しい」

作者「その通りです。室内だから、冬だからなどと油断しないようにしましょうね」

綾花「害虫滅ぶべし、慈悲はありません!」

作者「次回は個人的に恨みのある害虫その2『ヨトウムシ』についてお話します。あと一か月ちょいで収穫のジャガイモを食い荒らし、壊滅させやがったクソ野郎でございます」

宗司「おぅ……文面から憎しみが伝わってくるな」

楓「以前腹を立てていた相手ね。話が流れるかなんて思ってたのだけれど……相当根にもってるわね作者さん」

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