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広イセカイと狭イテノヒラ  作者: 北田 龍一
ここまで小説、ここからエッセイ
39/43

急募 イチゴに詳しい方!

カエデ「あれ? 虫の話って言ってたよね?」

作者「あー……そのつもりだったんですが、どうにも妙なことが起こってまして……調べても皆目わからない出来事でしたから、分かる人がいらっしゃるなら助けて! って感じで」

綾花「(ホッ……)」

日明「タイトルからして、イチゴの話か。何があった?」

作者「花が咲いていました」

宗司「お、それじゃあそのうち実が出来るな! やったじゃん!」

作者「呑気ですね……素直にそう喜べれば良かったのですが」

凛音「何かおかしなことでも?」

作者「今イチゴは5株ほど栽培しているんですが、花を咲かせたのは一株だけなんです」

カエデ「栄養や愛情不足!」

作者「愛情はよくわかりませんが、栄養に関してはそんなに差がないはず……あとね、一番大事な事言い忘れてたんですけど、この品種は春にしか花を咲かせない筈の種類なんですよ……」

宗司「今十二月じゃん」

綾花「ああ、だから異常事態なんですね」

作者「そうなんです。本来春にしか咲かない花が今咲いている……しかも似たような環境で育てていた5株のうち一つだけ……」

カエデ「コワイ!」

作者「実際コワイ」

シャミル「確かなの? 見間違いなんてことは……」

作者「イチゴは多年草……要は何年も生きるタイプの植物なんですが、一番古い株は5年近く生きています。次が4年で、今回花を咲かせた株は2年半ぐらいの株ですね……今年の春にも花を咲かせて収穫しているので、見間違いはあり得ません」

駿也「異常気象だから……とか?」

日明「ならば、他の株も花をつけていてもおかしくはあるまい。一つの株だけが花をつけているのがおかしい……あるいは不気味だと言うことだな」

スコット「一番長生きのならともかく、半端な歳の株なのもますます不気味っすねー……」

楓「作者さんは不吉に思っているみたいだけど、イチゴが収穫できることは悪い事ではないでしょう?」

作者「それは……そうなのですが……いやなんかすっげーもやもやするって感じでして……」

凛音「博識な方、この現象に関して教えていただけると助かります」

駿也「あ、あと作者さん、前回のお詫びしないと」

作者「そうでした。えー前回駿也君の発言『アシ“タ”カグモ』ですが正しくは『アシ“ダ”カグモ』でした。この場を借りて訂正とお詫びを申し上げます」

楓「……これは作者さんのミスなのかしら? それとも駿也のミスなのかしら?」

作者「それの考察も面白そうですね……ただ、今の作者の認識では私のミスだと考えています」

シャミル「だから作者さんが謝ってるんだね」

宗司「そんなことよりイチゴ食いてー! 収穫までどれぐらいなんだよ?」

作者「春とは温度が違うのでなんとも……一か月近くかかるかもなぁ」

カエデ「クリスマスケーキには間に合わない!(ガビーン!)」

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