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広イセカイと狭イテノヒラ  作者: 北田 龍一
ここまで小説、ここからエッセイ
37/43

は、蜂だーぁっ!!

スコット「まーーーーた遅れやがりましたっすね、作者」

カエデ「恒例の言い訳タイムはーじまーるよー!!」

作者「やめて。ホントやめて」

凛音「せっかく作者がやる気出したのに、出鼻を挫くのはどうかと」

綾花「弁明を聞きましょうか?」

作者「あーーーー議題にするハチのことを調べていたら遅れました」

宗司「いやネットで調べりゃええやん」

作者「それでもいいかなぁなんて最初は思っていたんですが、偏ったりするのもなーなんて考えて図書館回ったりしてたんですよ」

楓「変なところ真面目よね作者さん?」

日明「……かと思えば妙なところがずぼらだがな。バランスの悪いやつだ」

駿也「それで時間がかかったんだ?」

作者「ちょっとマイナー気味なのもあって、三か所目で使えそうな資料がそこそこ見つかったのですよ……ここのところ暑いのもあって大変でした」

シャミル「そうなんだ……でもこれだと、私たちが気楽におしゃべりって感じじゃなくなっちゃうね」

作者「確かにそうなんですよね。ただ、話題の予告しないと読者さん見ずらいかなぁなんて考えもあってですね……」

日明「それで更新が遅れては本末転倒だ。馬鹿者」

カエデ「予告はするけど予定は未定!! って方がいいんじゃない!?」

作者「ああ……それで行きましょうか」

駿也「サブタイトルをわかりやすくしたり、章管理でわかりやすくするのもいいかもね」

綾花「そのあたり後々、裏方でしましょう。ここから今回の予告していた話題になります。蟲関連が嫌いな人は戻る事を推奨します」

宗司「で、スズメバチでもミツバチでもないハチって何だよ? アシナガバチ?」

作者「いやアシナガも知ってる人結構いるでしょ……ベッコウバチの話にします」

カエデ「しらなーい」

作者「でしょうね。実際人と関わりのある蟲か? って聞かれたら微妙ですし。ハチなんで針はありますが、よーっぽど人間側が刺激しない限りは襲って来ません。毒性も人に対してはさほど効果的じゃないようです」

シャミル「毒はあるんだ……」

作者「ええ。ただ、このハチが獲物にしている相手への麻痺毒なんで、人間相手じゃ効果が薄いのですよ」

スコット「獲物ってことは、スズメバチみたいな肉食なんっすか?」

作者「んー……誤解を招く言い方でしたね。普段の食料はミツバチ同様、花のミツや花粉のようです。獲物を捕えるのは、繁殖の時だけですね」

日明「蜜を集めるのなら、『ベッコウバチのハチミツ』などと銘打ってブランド化するのではないか?」

作者「あーあーあー……すいません、説明が後手後手になってますね……実はこのハチ、巣に蜜を貯めるかって言われると微妙でして……おまけに基本単独行動なのですよ。巣も作りはするのですが、多くの人のイメージとは違うんです」

駿也「どういうこと?」

作者「んじゃ聞くけど、ハチの巣ってどんな感じ?」

宗司「そりゃ、六角形のアレだろ?」

凛音「そして、女王バチと働きバチに分かれて、集団生活を送っている……でしょうか?」

作者「そそ、それが一般的なハチの生態でイメージです。先ほど宗司君が上げてくれた、『ミツバチ』『アシナガバチ』『スズメバチ』の系列は差異はありますが、今の凛音さんの説明で大体合ってます。ところがどっこい、このベッコウバチの巣は、地面に穴掘っただけ……木の幹削って材料集めて巣をつくるなんてことしないんです」

駿也「雑じゃないかな?」

作者「実際雑です。まぁ他のハチと比べたらですが。場合によっては、掘った巣穴を横取りしようとしてくる同族と、ケンカすることもあるみたいですし」

宗司「ひでー野郎だ」

楓「で、その穴は何に使うのかしら」

作者「休憩用の拠点ですね。あとは外敵から身を隠すなどでしょうか。繁殖の際は封鎖するみたいですが」

日明「先程からその単語が出てきているが……何故説明を避ける?」

作者「……シャレにならないからですよ。苦手な人や気分悪くなったらすぐ戻る押してくださいね?」

シャミル「まさか……寄生バチみたいな感じ?」

作者「んーニュアンスは近い。調べた本によれば、寄生バチが進化してベッコウバチ系統になったってありましたが……学者さんによっては逆の事言ってる人もいたんだよなぁ。ともかくそっち系統に近いらしい。お互いに」

宗司「もうイヤな予感しかしないんだが……」

作者「その予感は正しい。このハチたちは繁殖の時、クモを利用します。つまり獲物にされるのはクモですね」

凛音「クモはクモで、昆虫に対して強く出る印象ですが」

作者「勿論クモ側も抵抗しますが……クモは蟲全般、ベッコウバチは対クモに特化してるんで分が悪いのです。で、ベッコウバチは毒針で攻撃するんですが……最初にもちょっと書いたんですけど、こいつらはクモ専用の麻酔じみた毒を持っていまして、きっちり神経に直接打ち込んでほぼ一撃で行動不能にしてしまうのです」

カエデ「タツジン! ワザマエ!!」

楓「その後は?」

作者「……巣穴にお持ち帰りして、卵と一緒に生き埋めにします」

宗司「クモ視点苗床ENDじゃないですかヤダーッ!!」

駿也「な、なんでわざわざ生きたまま……?」

作者「殺したら腐っちゃうからですよ……なので閉じ込められたかわいそうなクモさんは、生きたまま幼虫たちに、麻酔で身動きの取れないままムシャムシャと……」

宗司「下手なホラーよりホラーしてるぅ!?」

シャミル「……気分悪くなってきた……」

楓「綾花なんて無言のまま気絶してるわよ……?」

綾花「……(目玉グルグル)」

作者「なお、海外のクモだとベッコウバチの対抗手段として……『転がって逃げる』なんて無茶苦茶な方法を編み出した奴らもいます」

日明「ま、まぁ……『身動きの取れぬ暗闇で、生きたまま喰われるのを待つほかない』なんぞ御免被るからな……蟲にも五分の魂が宿るとは言うが、気持ちは分からなくもない」

作者「……ちょっとクモ視点でコレ題材にしてホラー祭参加しようかしら」

宗司「いやーもう遅いし悪趣味すぎるだろっ!?」

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