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広イセカイと狭イテノヒラ  作者: 北田 龍一
まだこの作品が小説だったころ
31/43

四章―5 さらなる情報源

作者「明日は更新が難しいかもです。ごめんね!」

駿也「友達と鎌倉に行くんだってさ」


庇われた凛音は、「なぜ」と呟いた。

 自分が異形のモノであることは、彼も重々承知のはず。

 にもかかわらず、生身でかばったのは納得いかない。彼なら腕を鋼鉄化させて弾くこともできたはず――そこまで考えて、ハッとなった。

 弾けば、軌道のそれたナイフが凛音にささるかもしれない。その可能性を考慮して、生身で受けたというのか。


「はぁ。興が削がれたわ。あなたを殺すのはやめにしてあげる」


 日明の腕からナイフを抜き、放り投げた鞘を取りに楓が歩く。

 パキパキパキ、と奇妙な音をたてながら、日明の傷が再生し始める。彼は『ジュエルメタル』を弱点としない、吸血鬼とは異なる化物だ。

 かつての活躍ぶりから、『聖戦の鬼神』と呼ばれ、日本生まれなのもあって『鬼』と称されることもある。


「……無事か、凛音」

「ええ……あの娘は何者です? 油断していたとはいえ、吸血鬼を追い詰めるなど、普通の人間にできることではありません」

「『アメジストキラー』の保有者だ」

「『セブンメタルズ』……! 性能を引き出せば、あそこまで戦えるのですね……」


 それに比べて、自分はなんだ? あっさりと盾の弱点を突かれ、地面に転がされた。実戦経験が足らないのだろうか。


「さて、凛音。現在部の状況だが――」


 日明の話は、驚愕に値した。

 彼女たちは彼と、スコット・ハミルトンの決闘を目撃し、結果として日明はある程度裏の事情を話したらしい。やむをえないと言えばそうだが、しかし決闘前に周辺を確認すればよかったではないかと日明に問うと、


「久々の決闘に私も気分が高揚していてな。迂闊だったのは否定しない」


 と、答えた。


「さて、吸血鬼さん。あなたにもある程度情報を吐いてもらうわ。死ぬのに比べれば、安い対価よね?」

「そうですね。日明は吸血鬼の勢力や組織に詳しいとは思えませんし、そのあたりについて説明しましょう。ただ、今日はもう遅いので、後日ということでよろしいですか?」

「……それ、逃げるための口実じゃないでしょうね?」

「失礼な、『鬼神』の監視を解く訳にはいかないので、逃げたくても逃げれないですよ。本部にも報告しなければ……」

「ふむ。私の話だけでは不足か?」

「いろんな視点から話を聞きたいだけよ」

「……いい心がけだ」


 他のメンバーにも伝えないとね。と楓が呟き。この場は解散となる。既に傷の塞がった日明も奥へと消えた。

 緊張から解放された凛音はほっと一息ついて、次の定期連絡にて状況を報告する羽目になり、こってりと本部から絞られることになってしまったのであった。


作者「……どうしよ。今日一日二回更新にするか?」

スコット「出来るっすか?」

作者「努力はしてみる」

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