表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/11

異世界、ついに完全ソシャゲ化!?

 姉ちゃん:「悠真、次は ‘異世界ガチャ第二弾’ 作ろうぜ!」

 俺:「お前いい加減にしろおおおお!!!」


 異世界PvPランキングが戦争レベルの大混乱を巻き起こし、なんとか削除して平和を取り戻した俺。


 だが、**世界最強のニート(姉)**は、まったく反省していなかった。


「だってさ~、せっかく ‘異世界ソシャゲ化計画’ が進んでたのに、PvP消しちゃったんだからさぁ……」


「計画とかあったの!?!?!?」


「いや~、PvPがダメなら、やっぱ ‘ガチャ第二弾’ かなって♪」


「何が ‘かなって♪’ だよ!!!」


 姉ちゃん:「異世界ガチャ第二弾、実装っと!」

 異世界管理アプリ:「異世界ガチャ第二弾を追加しました。」


「だから勝手に機能増やすなああああ!!!!!」


 第二十七章:異世界、第二弾ガチャに狂う。

 異世界管理アプリ:「第二弾ガチャラインナップ!」

 SSR:伝説の魔剣『ルナティック・カオス』(出現率0.5%)

 SR:聖騎士の鎧セット(出現率5%)

 R:ちょっと強い剣(出現率30%)

 N:ただの木の棒(出現率64.5%)


「SSR 0.5%!?!?!?」


「やっぱSSRは低確率じゃないとね~」


「確率操作すんなあああ!!!」


 しかし、異世界の住人たちはまんまと姉の罠にハマった。


「今度こそSSRを引くぞ!!!」

「10連でSR確定!? なら回すしかない!!!」

「俺の ‘勇者石’ を全部ぶっこむ!!!」


 ――異世界、完全にソシャゲ化。



 姉ちゃん:「悠真、次は ‘異世界課金’ 導入しようぜ!」

 俺:「やめろおおおおおおお!!!!!」


「でもさぁ、ガチャって ‘課金’ できたほうが盛り上がるよね?」


「異世界の経済を破壊する気かお前は!!!」


 姉ちゃん:「異世界課金システム、実装っと!」

 異世界管理アプリ:「異世界課金システムを追加しました。」


「お前、マジで暴走しすぎだろ!!!」


 ――こうして、異世界に課金制度が導入された。


 異世界課金メニュー:

 勇者石(ガチャ用): 1個=100ゴールド

 魔法強化パック(魔法威力2倍): 500ゴールド

 スタミナ回復薬(疲労を回復): 200ゴールド


「……え、普通に ‘ゲームのショップ’ じゃね?」


「異世界の人たちも ‘もっと楽に強くなりたい’ って思ってるでしょ?」


「お前、運営の発想すぎるだろ!!!」



 異世界管理アプリ:「異世界の住人たちの反応」


 「ガチャ搾取がひどい!!」

 「SSR確率、渋すぎる!!!」

 「スタミナ制度とかやめろ!!!」


「当たり前だろおおおお!!!!!」


 ついに、異世界の住人たちが王宮に押し寄せてきた。


「勇者を出せ!!」

「課金制度をなくせ!!」

「SSR確率を10%に上げろ!!」


「お前ら、なんでそこは妥協案なんだよ!!!」



 俺:「異世界課金システム、削除!!」

 異世界管理アプリ:「異世界課金システムを削除しました。」


 こうして、異世界課金制度は撤廃され、世界は再び平和を取り戻した。


「やっぱ課金はダメだったか~」


「当たり前だろ!!!」


 しかし、姉は懲りていなかった。


 姉ちゃん:「悠真、次は ‘異世界スキンシステム’ 作ろうぜ!」

 俺:「もうやめろおおおおおお!!!!!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ