異世界、ついに完全ソシャゲ化!?
姉ちゃん:「悠真、次は ‘異世界ガチャ第二弾’ 作ろうぜ!」
俺:「お前いい加減にしろおおおお!!!」
異世界PvPランキングが戦争レベルの大混乱を巻き起こし、なんとか削除して平和を取り戻した俺。
だが、**世界最強のニート(姉)**は、まったく反省していなかった。
「だってさ~、せっかく ‘異世界ソシャゲ化計画’ が進んでたのに、PvP消しちゃったんだからさぁ……」
「計画とかあったの!?!?!?」
「いや~、PvPがダメなら、やっぱ ‘ガチャ第二弾’ かなって♪」
「何が ‘かなって♪’ だよ!!!」
姉ちゃん:「異世界ガチャ第二弾、実装っと!」
異世界管理アプリ:「異世界ガチャ第二弾を追加しました。」
「だから勝手に機能増やすなああああ!!!!!」
第二十七章:異世界、第二弾ガチャに狂う。
異世界管理アプリ:「第二弾ガチャラインナップ!」
SSR:伝説の魔剣『ルナティック・カオス』(出現率0.5%)
SR:聖騎士の鎧セット(出現率5%)
R:ちょっと強い剣(出現率30%)
N:ただの木の棒(出現率64.5%)
「SSR 0.5%!?!?!?」
「やっぱSSRは低確率じゃないとね~」
「確率操作すんなあああ!!!」
しかし、異世界の住人たちはまんまと姉の罠にハマった。
「今度こそSSRを引くぞ!!!」
「10連でSR確定!? なら回すしかない!!!」
「俺の ‘勇者石’ を全部ぶっこむ!!!」
――異世界、完全にソシャゲ化。
姉ちゃん:「悠真、次は ‘異世界課金’ 導入しようぜ!」
俺:「やめろおおおおおおお!!!!!」
「でもさぁ、ガチャって ‘課金’ できたほうが盛り上がるよね?」
「異世界の経済を破壊する気かお前は!!!」
姉ちゃん:「異世界課金システム、実装っと!」
異世界管理アプリ:「異世界課金システムを追加しました。」
「お前、マジで暴走しすぎだろ!!!」
――こうして、異世界に課金制度が導入された。
異世界課金メニュー:
勇者石(ガチャ用): 1個=100ゴールド
魔法強化パック(魔法威力2倍): 500ゴールド
スタミナ回復薬(疲労を回復): 200ゴールド
「……え、普通に ‘ゲームのショップ’ じゃね?」
「異世界の人たちも ‘もっと楽に強くなりたい’ って思ってるでしょ?」
「お前、運営の発想すぎるだろ!!!」
異世界管理アプリ:「異世界の住人たちの反応」
「ガチャ搾取がひどい!!」
「SSR確率、渋すぎる!!!」
「スタミナ制度とかやめろ!!!」
「当たり前だろおおおお!!!!!」
ついに、異世界の住人たちが王宮に押し寄せてきた。
「勇者を出せ!!」
「課金制度をなくせ!!」
「SSR確率を10%に上げろ!!」
「お前ら、なんでそこは妥協案なんだよ!!!」
俺:「異世界課金システム、削除!!」
異世界管理アプリ:「異世界課金システムを削除しました。」
こうして、異世界課金制度は撤廃され、世界は再び平和を取り戻した。
「やっぱ課金はダメだったか~」
「当たり前だろ!!!」
しかし、姉は懲りていなかった。
姉ちゃん:「悠真、次は ‘異世界スキンシステム’ 作ろうぜ!」
俺:「もうやめろおおおおおお!!!!!」




