結局バレるものはバレる
4月4日木曜日異世界編
朝、サキの部屋には、空の缶ビールやビール瓶が大量に置いてあった
「( ◜ཫ◝)ヴッ昨日は飲みすぎた」
コンコンコン
「サキー!生きてる?」
サキからは返事がなかった
「…行くでぇ」
ハルト王子は鏡から異世界に行った
「サキ…大丈夫?」
「あ、うん…」
サキはハルト王子の顔を見て少し驚いてしまった。ハルト王子はガスマスクをしていた
「そこまでお酒…苦手なんだ…おっ○い、チ○チ○、ブランブラン!」
サキは二日酔いのせいでおかしくなってしまった
コンコンコン
ドアを叩く音だ
「入るぞ」ガチャ
「先生じゃん。どうちたの?」
「少し、お願いがある」
「クソが!なんでわしらが入学式の準備しなくちゃいけないの!」
「しょうがないじゃん。他の在校生は故郷に帰ったりしていないから」
「(。-`ω´-)ンー納得いかないなぁ。ハン兄、その飾り、少し右」
「うん」
ハルト王子の脚立が少しグラついてた。ハルト王子は脚立から降りようとした時足が滑った
「うわぁ」ドスッ
転げ落ちてしまった。そしたら脚立が倒れてきた。そしてハルト王子が脚立の下敷きになりそうになった時
バキューン!
銃声だった。撃たれた弾は脚立に倒れずに済んだが、その代わり壁が犠牲になった。先生にバレないようにちゃんと、証拠隠滅した
だけど壁が犠牲になる前より綺麗になっていたからバレた。まぁでも…
「前よりかは綺麗になっているから…いいか」
と言われた。そしてふたりは少し褒められた
先生からふたりにお話があった
「お前ら…また留年したんだな」
「「はい…」」
「どうして毎年留年しているんだ?進級実技試験では、他の生徒より優秀じゃないか」
先生は机から何かを出した
それは、ふたりの進級筆記試験の解答用紙だった
「エルジェくん…君はどうして毎年白紙で出すんだ?」
「ソ、ソレハ…ソノ…」
「どうした?」
サキが割り込んできた
「…わしらはずっとにん…異世界に住んでいました!そのせいでハン兄は、この世界の言葉が分かりません!聞き取りは何となく分かりますが書くことができません!そこをご理解して…」
「はぁ、あのねぇ君たちはいつもそんな言い訳を…異世界なんてあるわけないじゃないか!いつまで子供みたいなこと言ってんの!」
ハルト王子が怒られている中サキは、懐中時計を取り出し、ネジを回した
「すまねぇ…」
時間が早送りのように進み、お説教が終わった
「サキ…また時計使った?」
「すまねぇ」