青春花祭り
4月25日㈭花坂高校編
朝、六時。ふたりは花坂高校に行く準備をしていた。ハルト王子は、テーブルに置いてある、とても桃色のチラシに目を通した
「ピンク、なにこれ?花祭り…今日か…花祭りってなんだ?」
「ん?花祭り?あ〜花祭りね」
「なにそれ?」
「花祭りは、大きい公園とかに咲いてるチューリップとか、桜とか見て回るやつ。屋台も出るよ」
「花見と変わらんくね?」
「まぁ、ねっ。ずっと思った」
ふたりはもうすぐ電車が来るため、家を出た。昼食、朝の出来事をリカとハルトに話した
「私も、ずっとここに住んでから思ってた」
「俺も、でも花見と違って場所取りが無くていいよね」
「たしかに」
「じゃぁ、夜、花祭り行こ!みんな誘ってさ!」
「夜やってるの?」
「夜は綺麗なライトアップがやるの。毎年違うんだってさ」
「へー。夜…夜かぁ…で、集合場所は?」
「会場の近くに小さい神社があるから、そこで」
昼休みは終わり、リカたちはみんなに声をかけて誘った。夜の八時、会場近くにある赤鈴神社でみんなは集まっていた
「みんなお待たせ!あ、サキちゃん帽子、夜だから外していいんだよ」
「いや…それは…ねぇ…」
「確かに、ハル君もフード深く被ってて、見えにくない?」
「いや…っね。とりあえず行こっか」
リカは疑問を抱きながらも会場に足を運んだ
「桜!桜!食えるか?」
「サキ…桜は多分食べれないよ」
「塩漬けにすれば食べれるが…鑑賞用だしな」
「いや、ふたりともそういう問題じゃないでしょ」
「飯!飯!わし、晩御飯我慢しとんよ。早よ来いや!財布!」
「はいはい、俺は財布ですよっと」
みんなは移動し、屋台がある通りに来た
「うお!チュロス!チュロス!」
「俺、サキの買うからさ。みんな各自自由に買っていいよ」
各自返事をした。リカはフルーツ飴の屋台に一直線に行った
「あ〜お金足りないな」
「あ、奢ろうか?」
「え!いいの!ありがとう!ハルト君!」
「リカ!」
さきたちがリカたちの近くにやってきた
「サキたち知らない?」
「知らないけど、もう先に行ってるんじゃないの?」
「あ、そっか」
みんなはイベント会場にある一番大きい桜の木に来た。そこにはサキとハルト王子もいた
「あ!ふたりともっ…うわ!眩しい!」
サキたちの髪が光り輝いていた
「うわ!神々しい!なにこれぇ?!」
ふたりはフードと帽子を被った
「わしらは何故が分からないけど暗闇で髪の毛が光るの!」
「へー便利そうだね」
「全然便利じゃねぇよ!抜け毛も光るんだよ!意味わかんねえよ!早よ帰ろうよ!」
「はいはい、家遠いから先に帰るね」
「うん!また学校でね!」
ハルト王子はサキを引きずって帰って行った
「まっじで意味わかんねぇよ。自分の親の顔みてみてぇ」
「そ、それな」
サキは気づかなかったが、ハルト王子の顔が曇ったのだった
登場人物
サキ
ハルト王子
リカ
遥人
ラン
ティリ
さき
レン
天気:晴れ時々曇り




