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《黒の毎日》  作者: 主s.s
24/26

そうか、そうか、つまり君はそんなやつだったのか

4月24日㈬異世界学園編

朝、サキは教室に入ると、乱暴(らんぼう)にアンデイルを呼んだ

「おい!クソデイル!」

「おい!誰がクソ…なんだ、君かぁ」

アンデイルはなんだか疲れているようだ

「ちょうど良かった。君のせいで散々(さんざん)(ののし)られたよ!」

「いや、自業自得(じごうじとく)でしょ」

「君に散々(さんざん)笑われたのは嬉しかったが、他の人に(ののし)られたのは屈辱的(くつじょくてき)だったよ」

「いやきもいきもい」

「実はな…もぅ一度、今度はすぅっごく(ひど)い言葉で(ののし)って欲しいんだ」

「…はぁ?ちなみにどこで?」

「今、ここで」

「いやいやいや、お前は良いとして、わしは嫌だぞ」

「俺は良いんだ。じゃぁ、校舎裏(こうしゃうら)は?」

「…校舎裏(こうしゃうら)。しょうがねぇな、放課後(ほうかご)校舎裏こうしゃうらな」

アンデイルは楽しみすぎて、授業中にサキの方を見すぎて、少し注意されていた

そして、放課後(ほうかご)。アンデイルはひとりで校舎裏(こうしゃうら)で待っていた。そんな時、誰かが声を()けてきた

「おう!おう!おう!やっと見つけたぜ!」

「だ、誰だ」

四、五人の不良グループ的な人達がやってきた

「お前、結婚式で振られったって聞いたぞ」

「いや、それは…」

「お前確か、花嫁を誘拐したってなぁ?」

「いや、それは…自分ですけど…」

「誘拐のことは誰にも話さねえからさぁ…わかってるよな?」

「…分かりません」

「俺たち、最近お金無くてさ…な?」

不良達はアンデイルからお金を()()げようとしていたのだ。すると、ハイヒールが歩く音がした

「おい、わしの友達に触れないでくれる?」

約束をしたサキが、少し遅れて出てきたのである

「黙れ!クソビ○チ!」

「なっ!サキはビ○チじゃない!」

「そうよ、わしは…まぁ…ね」

「ねってなんだよ。ねって」

サキはリーダーに近づき、足を高く上げ、(かかと)()としをしようとした。だが、相手は高校生。サキはその足を、相手の首に巻き付け、後ろ三角(さんかく)()めをした

「痛い!いだい!じぬ!」

(かね)()()げるのはわしだけでいいのじゃけぇ!」

「分かった!分かったから離せ!」

サキは足を離した

「クソ!今回はこれだけにしてやる。次は()(あぶ)りだ!」

「ええ!わしもまだ本気を出してないから。次もよろしく」

不良グループは逃げるように退散(たいさん)した

「大丈夫?」

「あ、うん。早くてかっこよかった…」

「あら嬉しい。ちょっと恥ずかしかった…」

「俺、君のそういうところ…また()(なお)しちゃうよ。(ののし)るところも好きだけど、君のこんな優しいところも好き」

「あんたって…そんなやつだったんだな」

ふたりだけの世界に(ひた)っていたら、見回(みまわ)りの先生が来た

「おい、お前たち。時間だぞ」

「…(りょう)まで競走(きょうそう)じゃけぇ」

「うん!」

ふたりは廊下を走り出した

「おい!廊下は走るな!」

「ねぇ、そのじゃけぇって何?」

「さぁ?」

登場人物

サキ

アンデイル

見回りの先生

・不良グループ(複数)

不良1(リーダー)

不良2

不良3

不良4

天気:晴れ

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