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大切な人へ伝えたい

作者:はた 幸
静かに燃える恋、突然の別れ。
愛した人を守れなかった男と、何も言わずに消えた女。
そして、告げられた衝撃の真実——
すべては、運命の歯車が狂い出した、あの日から始まった。

山宮純次郎は、誰にも知られることのない愛を職場で育んでいた。
相手は、同じ会社に勤める女性・純連。
社内恋愛が禁じられていた彼らは、秘密の中で静かに心を重ねていた。

しかし、父から突然告げられた「帰郷」と「結婚の強要」。
幼馴染・奈々美との間に子どもがいると告げられ、人生は一変する。
すべてを打ち明けたその日、純連は何も言わずに会社を辞め、純次郎の前から姿を消した。

奈々美と結婚し、娘・麻美子と共に生きる道を選んだ純次郎。
やがて東京本社への栄転が決まり、単身赴任の生活が始まる。
だが、二年後にかかってきた一本の電話が、再び彼の運命を狂わせる。

奈々美には別の男がいた。
そして、すでに別の命を授かり、新しい家族を築いていた——。

信じていた「家族」が崩れ去る中、純次郎は過去と向き合い、
愛と喪失の果てに、静かに前を向きはじめる。
もう一度、自分の人生を取り戻すために。
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