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ヒトナツノゆめ  作者: peace
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少女

お、おい!オレはヤバイもんを見ちまったんだぜ。

信じられないだろうが、オレはヤバイもんを見ちまった。


何ていうか恐ろしさをそのまま具現化したようなものだ。

恐ろしさは恐怖という簡単な言葉で片付けられるもんじゃねえ。

見ちまったんだよ。


墓場帰りに幽霊をよ!

それは少女の幽霊だった。

さくらんぼみたいにカワイイのは確かだ。

これでもかってくらいカワイイ歳はまだ10代だろうか、

でもよ、その少女人の魂を食っていたんだよ!

オレは見た、この目で見たぞ。


どうすりゃあ良いんだ。

これは夢であってほしいもんだ。




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