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春を待つ日々  作者: 苅野しのぶ
若葉の頃
3/34

(1)

「すげぇ。ほんとにすっかり元通りだ」

「だから言ったでしょ? 最後にはちゃんときれいになってるから、心配しなくて大丈夫だって」

「そうだけど、はじめなんてさ、見えてるとこほとんどないくらい、包帯ぐるんぐるんに巻かれてたんだよ? どうなってるのか不安になるじゃん。ねえ?」

 陽気な声とともに、目の前に手鏡が差し出された。

「よかったね、相変わらず男前で」

「イケメンは人類共通の宝ですからね。私も気合いが入りましたよ」

「先生が面食いで、ほんとよかった。これで『神の手』の薬指に銀色の輪っかがなかったら、ロマンスが生まれるところなのにね」

「こんな出逢いが待ってるって知ってたら、早まらなかったんだけどなぁ」

「ナニ言ってんの。あのね、先生の旦那さんも外科医なんだよ。物騒な夫婦でしょ。なんかもう血みどろだよ」

「人聞きの悪い! あんまり余計なこと言い触らすと、その減らず口も縫いつけてやるわよ」

「おー、こえー」

 鏡の向こうに、愛嬌のある顔立ちをした小柄な青年と、まだうら若い白衣を着た女性がいる。

「ほら、ちゃんと見えてる? お母さんからもOKでたんだよ。ね、お母さん」

 青年の後ろから、どこかおずおずと、こちらも小柄な婦人が顔を覗かせた。うっすら微笑んでいるが、緊張しているようでもある。

 鏡の中には、見知らぬ男の顔があった。表情に乏しく、虚ろな目をしてこちらを見ている。

「こめかみと耳の後ろに縫った痕がありますけど、時間がたてば薄くなるし、髪に隠れる場所ですから」

「だいじょぶだいじょぶ、お父さん、ふさふさだもん! そういう家系だから心配ないよ!」

 女医の言葉に青年が明るく混ぜっ返し、婦人がたまらず、ふふっと笑った。


 彼らが自分に向かって話しかけているのはわかっている。何か言った方がいいことも。しかし言うべき言葉はみつからず、疲労を覚えて目を閉じる。

 これが自分の顔だと言われても、感慨はなかった。呼び起こされる記憶もなく、ただ、そうなのか、としか感じない。


「それじゃ、また来ますね」

 不意に落ちた沈黙をかき消すように、女医の屈託のない声がして、颯爽とした足音が遠ざかっていった。ありがとうございました、と二つの声が重なって、それから椅子を引きずる音がする。

「お母さん、座りなよ。疲れたでしょ」

「ありがとう。でも、私ももう行かないと。この人の姉に、幼稚園のお迎えを頼まれていて」

「へー。お姉さんがいたんだ。あ、そっか。あの写真だ」

 カタンと物音がして、ベッド脇のキャビネットに飾られた写真立てを取り上げたらしい気配がした。たびたび見舞いにあらわれる「父」と「母」と、二組の若夫婦とその子供たちと、先ほど鏡の中にいた男が写っている、「家族写真」。これを見れば何か思い出すんじゃないかと置かれているものなのだが、今のところ、効果はない。

「どの子のお迎え?」

「この、一番小さい女の子。この春に入園したばかり」

「うわ、かわいいなぁ。なんだ、こんな姪っ子がいるなんて、聞いてないよ?」

「末っ子同士で、仲良しなのよ。こっそりお菓子をあげたりするから、すぐにお姉ちゃんに叱られて」

「えー。そーなんだー。なんかイメージ違う! 末っ子ってキャラじゃないし、無愛想だから子供に怖がられそうなタイプなのに!」

「そうね。あんまり愛想はよくないわね」

 溜め息のような、笑い声がする。

「でも、優しい子だから、智くんは」

 上掛けに包まれた肩のあたりに、温かな手がそっと置かれた。そうしてしばらく、すべての包帯が取り除かれた顔に、情のこもった眼差しが注がれる。目を閉じていても、それがはっきりと感じられる。

「また、来るわね。大事にね、智くん」

 肩を優しくさする手が、そっと離れた。

「俺がちゃんと見張ってるから、大丈夫だよ。お母さんも気をつけてね。今日は風が冷たいから、風邪ひかないようにね」

「ありがとう。よろしくお願いします」

「まかせといて! バイバイ、またね!」


 二人分の足音が離れていって、話し声が聞こえなくなったと思うと、そのうちひとつがそのまま病室に戻ってきた。ずずっとパイプ椅子を引きずる音がして、ベッドのすぐ脇に、無造作に座る気配がする。


「ほんとは、起きてるんだろ」

 先ほどまでとは打って変わった低い声に、思わず瞼を上げていた。声のした方に視線を向けると、窘めるような眼差しが待ちかまえている。

「なんでもいいから、何か一言、お母さんに言ってあげればいいのに」

 それは、至極もっともな指摘だった。毎日毎日こうして見舞いに通い、惜しみない愛情を示してくれる人に、感謝の念を表すのは当然のことだ。

 しかし。

「何も、思い出せないんだ」

 あの人が、「母」であることを疑うわけではない。あの情愛は、本物だ。それはわかる。けれど、自分の母親であるという実感は、まったくない。何度顔を合わせても、記憶も、感情も、なにひとつ甦ってくれない。

 それでもなお、「息子」であるかのように振る舞い言葉を発することは、できなかった。彼らの向けてくれる愛情に、せめて誠実であろうとすればするほど、何も言えなくなってしまう。

 青年は、幼さの残る顔に気難しげな表情を浮かべ、足下に視線を落とした。

 まわりに人がいなくなると、青年は途端に口数が減って、おとなしくなる。本来、饒舌な質というわけではないのだろう。無理にも明るくはしゃいで、この部屋を覆う沈黙を繕ってくれているのだ。


 この、栗色の髪をした気のいい青年が、彼らの仲間の中ではもっともよく見舞いにあらわれる。壁に貼られたスケジュール表を確認し、理学療法士の予定と合わせてやってきて、リハビリの様子を見学し、自ら手伝いを申し出たりもする。今はまだ寝返りすら打てず、ほとんど寝たきりの状態ではあるが、関節が固まらないように、毎日のストレッチやマッサージが日課に組み込まれていて、青年はそれに付き添うのだ。あまりに親身なものだから、病院の関係者やほかの患者の家族から年齢の離れた兄弟か何かだと目されていたことが判明し、

「ちょっとやめてよ、こんな強面のオッサンと愛くるしい俺が、兄弟なわけないじゃん!」

とおおいに憤慨していたものの、懲りることなくその後のリハビリにもやってきた。退院してからも必要になるからと、熱心に質問し、意欲的に学ぼうとする。通りすがりの看護師に「協力的なご家族で、ありがたいですね」などと言われ、「だから違うってば!」と唇を尖らせつつも、どうみても見舞い客ではなく看護人の顔で付き従うのだ。

 そうして、その日の日課が終了し、医療スタッフが立ち去り二人きりになると、自分たちのことを話して聞かせる。

 折々に顔を覗かせる男たちと、彼らの「澤田くん」との暮らしぶりを。

「俺たちは、"シークレット・サービス"なんだよ」

 そう告げる青年はどこか得意げで、とっておきの秘密を打ち明けるような口振りだった。

 ともに働いていたのだという。自分たちはすばらしく優秀な「チーム」なのだと。そしてその「チーム」を作り上げたのが、

「澤田智行、三二歳。つまり、それがアナタの正体です」

茶目っ気たっぷりにからかうような調子で言いながら、向けられた眼差しの奥の切実さが、すべての表情を裏切っていた。

 思い出せないってどういうことだ。なんでだ、どうしてだ、しっかりしてくれ。

 彼らの失意と落胆が、痛いほどに伝わってくる。


 「澤田くん」という男が、この青年よりは年嵩の、「広瀬くん」と呼ばれている男と作った、彼らの「チーム」。

 もとは、勤めていた会社の一部門として存在していたのだという。それを独立させて、「なんでも屋」としてリスタートした。「お困りごとよろず相談うけたまわります」といったスタンスの小さな事務所を運営しているのだが、若いやつらが面白がって、"シークレット・サービス"を名乗っているのだということらしい。

 澤田と、広瀬と、津村。今ここにいるのが和人で、あともう二人を加えた総勢6名が、彼らの「チーム」。

 くり返しくり返し、そう聞かされた。

 六人分の名前を覚えるのは、難しいことではない。それぞれの名前と顔を一致させるのも、問題ではなかった。

 しかし、家族が思い出せないのと同様、「チーム」の記憶も何もない。

 彼らが「澤田」という男を慕っていたことはわかる。素っ気ない言葉やぞんざいな態度の端々に、彼らが失った男への思いの強さが滲んでいる。

 申し訳ない、という気持ちにさせられる。自分が彼らの知る「澤田くん」ではないことが、心苦しい。


「俺ね、なんかちょっと、わかったよ」

 黙って俯いていた青年が、視線を落としたままひっそりと笑った。

「澤田くんてさ、自分のことに、淡泊じゃん。いっつも自分のこと後回しで、そうしているのに気づいてもいない。無頓着っていうか、自意識がなさ過ぎっていうか。それって、自分が愛されてるのを知ってるからなんだよね、きっと。放っといても愛されてる自信があるから、ヘーキなんだ。見てて思ったよ。そのキリッとした男前がグチャグチャに潰れたままだったとしても、お母さんは少しも変わらなかったよね。ぜんぜん変わらず、澤田くんのことを大事でかわいいって思ってくれる。世界中を敵にまわしても、お母さんはゼッタイ澤田くんの味方でいてくれる。澤田くんはそうやって大事に大事に育てられて、こういう人になったんだ。頑固だし、融通きかないし、気難しくって面倒臭いけど、根っこのところが大らかなのは、愛されて育った人だからなんだね」

 青年は足下を見つめたまま、問わず語りに話しつづける。

「俺はさ、いつでも『かわいい』って思ってもらえる自分でいないと、すぐにポイッと捨てられちゃうから。この顔に傷なんかつけたら、タイヘンなわけ。身嗜みにも気をつけて、オシャレで愉快で楽しくて、いっしょにいて気持ちのいい子でいないと、いけなかった。いっつもいっつも気を使って、捨てられないようにご機嫌とって、それでもいつか放り出されるんじゃないかって、不安でいっぱいの子供だったんだよね。知らなかったでしょ? それとも、ほんとは知ってたのかな、澤田くんは」

 俯いている青年の顔は、前髪の影になってよく見えない。

 ふっと言葉を切って黙した彼を、そのままにしておきたくはなかった。なんでもいい、なんとか言ってやりたいのに、何も言えない自分がもどかしい。

 こんなとき、彼らの知る男ならば、どんな声をかけるのだろう。何を望まれ、それにどう答えていたのだろうか。それが知りたい。今の自分は彼らの「澤田くん」ではないけれど、それでも叶うことならば、今このときだけでも彼の代わりになってやりたいと、強く思う。

「で、ナニが言いたいのかというと」

 沈黙に耐えかねたのか、唐突にパッと顔を上げた青年は、少し目の縁を赤くしながら笑っていた。さっきまで泣いていた子供のような顔をして、にっこり笑ってみせている。

「澤田くんは、きっと安心してるんだ。俺たちのことを全面的に信じちゃってて、ほかの機能を守るために、一番大切な記憶を手放したんだよ。だって、俺たちは大丈夫だから。これくらい、なんてことないんだから。ちょっとくらい休んでたって、アイツらにまかせておけば問題ないって、思ってくれたんだよね」

 掠れた声で静かに言って、ひとりで「うん」と頷いている。

「だから、これはこれで、間違ってないんだよ、きっと。澤田くんは今まで働いて働いて働きっぱなしだったんだから、しばらくのんびりしてればいいよ」

 やはり、答える言葉がみつからない。

 こまめに病室に顔を出しては、なにくれとなく世話を焼いていく青年。

 俺たちは「チーム」なんだから、こんなの当たり前なのだと言う。買い物をして、洗濯までして、「澤田くん」が好きなのだというCDをかける。

 ハリウッド黄金期の、映画音楽。

 確かに、キライじゃない。そう認めると、いかにも嬉しそうに「でしょ?」と笑った。

 音楽ってさ、不思議な力があると思うんだよね。たまたま流れてた曲を聴いて、自分でも忘れてた気持ちを思い出したりすることって、あるじゃん。澤田くんも、きっと思い出すよ。ある日突然、拍子抜けするぐらいに呆気なく。そんでみんなで笑うんだ。なんだよ、ふざけんなよ、心配させやがって、ってさ!

 あの笑顔は、裏切れない。大きな眸にみるみる涙が盛り上がって、それをこらえるように唇をキュッと噛み締めて、それでも明るく笑ってみせる。自分が彼の言う「澤田くん」だという自覚はないが、それでもなお、あのときからこの青年には逆らえない。

「俺ね、決めてるんだ」

 青年は、椅子に座ったまま腰に手を当て、胸を張った。

「澤田くんてさ、ほんとにウマそうにビール飲むじゃん。俺、アルコールはぜんぜんダメだけど、澤田くん見てると飲んでみたいなって思うんだ」

 大きなヤマを終えた後の一杯。庭でバーベキューをやりながらの一杯。気の置けない仲間同士みんなでワイワイ騒ぐ中、男はひとり静かにビールを飲む。いつでも本当にウマそうで、だから一口貰ってみても、自分には苦いだけでナニがウマいんだかさっぱりわからない。

「だから、退院したら一番に、ビール奢ってあげる。こんなに禁酒してんの、はじめてなんじゃない? そろそろ飲みたくなってきたでしょ」

 笑わせようと思って言ったのに、男は何かを考えるように眉をひそめただけだった。

「……もしかして、それも覚えてないの?」

 恐る恐る尋ねると、男は曖昧な笑みを浮かべて視線を落とす。

 記憶をなくすということは、その人がその人でなくなってしまうということだ。

 何度も何度も「澤田くん」と呼びかけて、それが自分の名前であることは認識させた。自分たち五人の名前も一から覚えさせたけど、それはただの記号の暗記でしかないようで、記憶がなければ思い出もなく、それに伴う感情も蘇らない。

 俺たちは腕利きの"シークレット・サービス"で、優秀で有能な「チーム」なんだ。早く帰ってきてくれなきゃ困るんだよ。みんなで手分けしてガンバってるけど、澤田くんがリーダーなんだから。

 そんな話もしてみたけれど、本気か冗談か区別がつかないような顔をして、男は視線をそらすだけだった。

 古い映画とビールが好きな、「澤田くん」。口数少なく物静かで、誰よりもオトナな「澤田くん」。

 彼はいったい、今どこにいるのだろう。どうやったら、彼と再び逢うことができるんだろう。

「……きっと、一口飲んだら思い出すよ」

 自分を励ますように、小さく呟く。

「澤田くんは、ほんとにビールが好きだったから。ぜったいぜったい、思い出すよ!」

「……かもな」

 気を取り直して明るく言うと、男は目を伏せたまま、うっすら笑った。

「早く元気になんなよ、澤田くん。そしたら俺が、とびっきりウマいビールを奢ってやるから」

 そうして、今度はいっしょにビールを飲もう。苦くっても、マズくっても、ゼッタイ最後まで付き合うから。

「ああ」

 ただそれだけの素っ気ないくらいに短い答えは、澤田くんそのものだ。低くて、深くて、豊かな響きをはらんだ声も。唇の端をわずかに上げた、穏やかな笑みも。

 ああ、やっぱり澤田くんだと思うのに、この人はそれを認めてくれない。なんにもわからないのだと、頑なに言う。それでもいいよ、アナタが澤田くんなのは間違いないんだからと言い聞かせても、頷こうとしない。その頑固さ加減がまたいかにも澤田くんらしくって、笑いたいのに泣きそうになる。

「そろそろ、カラダの向きを変えてもらおうか。背中が痛くなってきたんじゃない? 俺、ちょっとナース・ステーションに行って……」

「いや、いい。待っていれば、そのうち誰か来てくれるから」

「あのね、ここは病院で、澤田くんは病人なんだよ? そういうムダな遠慮は必要ないの! 痛いなら痛い、つらいならつらいって、ちゃんと言わなきゃダメなんだよ!」

 そう、こういう驚異的な我慢強さをみせるところも、澤田くんそのもの。

 ずっと、この人は強い人なんだと思っていた。すっごくオトナで、すっごく強くて、だから弱いところを見せないんだと。

 でも、そうじゃない。いつでも強くあろうとしていただけなんだ、この人は。そうして守られていたんだ、自分たちは。

 だから、今度は強くなるんだ、俺たちが。

「ゆっくり、ゆっくりでいいから、澤田くん」

 腫れが引いて、痣が薄らぎ、目覚めている時間が長くなる。少しずつだが着実に、彼は快復しているのだ。

 いくら時間がかかってもかまわない。どれだけ長くなったとしても、ちゃんと待っているから大丈夫。

「今は自分のことだけ考えて、元気になってよ。俺たちが、全力でサポートするからさ」

 ほかにどう答えることもできなくて、やはり「ああ」と肯うと、青年も「うん」と頷き返した。

 大丈夫、心配ないと言いながら、彼らはそれぞれ、「澤田くん」の帰りを待っている。元通りの彼が、自分たちのもとに戻ってくることを願っている。もしかしたら、もう永遠に、彼らの望みは叶えられないかもしれないのに。


 二人の間に、この日何度目かの沈黙が落ちた。

 青年はおもむろに腕を伸ばし、CDをかける。

 この曲の名も、詐欺師が主人公の映画のタイトルも、覚えている。あらすじを語ることだってできるのに、自分が誰かは思い出せない。

 軽妙な音楽に聞き入るような風をして、目を閉じた。

 そうしているうちに、いつしか本当に微睡んでいたらしく、「じゃあね」という囁きが聞こえたような気がしたときには、すでに青年の姿は消えていた。



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