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絶対逃亡者の最後

作者: YOU8
掲載日:2013/04/27

何気ない青春の真っ只中を、僕は逃亡していた。

『おい、ちょっと来い!』

荒々しい声と共に僕の足は走りだし一日がスタートする。

『待て!某*小生』

奴らは僕の名を呼びながら追いかけてくる。

それがし こいき それが僕の名前だ。

自己紹介をする間もなく奴らは追ってくる。

まるで、死肉に群がるハイエナのようだ。

もちろん、僕は生きているよ。

『さようならー♪』

そう言って僕は奴らを引き離した。


『ふー』

相当遠くへ逃げて僕は一本の小道にいる。

なんで、僕が逃げていたかというと、

奴らは僕に興味があるからだ。

それは、奴らに決まったことじゃない、

きっと世界中の人々に決まったことなんだろうな。

んー。なんか答えになってないよね。

まぁ、単純に僕はリア充のリアぐらいかな…

『とうとう追い詰めたぞ』

ん?何の声だろう?

まぁ、わかってるけど。奴らだよね。

やっべー囲まれてるじゃん、

『てへ』

その瞬間、僕は逃げ出した。

逃げ場がないところに逃げ場がある、

僕のポリシー。

僕はマンホールをこじ開け、

地下の下水道に逃げ出した。

しかし、

考えが甘かったようだ。

地下にも奴らはそれはそれは蟻のようにいた。

『もう逃げ場はないぜ!』

奴らのリーダーみたいな奴が僕に現実を叩きつけた。

『もうだめだ…』

その時、!!

『ゴゴゴゴゴ…』

何かの音がするー。

僕は絶望に浸され絶望すらも希望になっていた。

『ガシッ』

僕の身体は捕まれた。もうだめなのか。

『ツッ!!』

その時僕は空を飛んでいるような感覚だった。

いや、実際には空を飛んでいた。

なぜか身体にはアームのようなものがついていて。

僕は空に引っ張られていた。

上を見るとUFOのような物体がある。

『やっべー、未知との遭遇』

呆けた声で、馬鹿みたいにつぶやいた。

しかし、現状に気づいた。

僕は奴らから逃げ出していた。

『ざまぁー』

僕はどす黒い美声を繰り出した。

だけど、本当の逃げはこれからだった。

宇宙人との戦い、

僕の最後は今始まったばかりだ。

とカッコつけている、今、カエルの気持ちが

分かったようだ。

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