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灰色の境界  作者: 宵時
第四章「……ええ。時を経て、俺は殺人者になった」 「〝英雄(ヒーロー)〟とは言わないのだな」
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4-32 スカー・レッド

 ゆっくりを歩を進めていく。俺が先導し、後に小百合が続く。

 さりげなく後ろに流した左手は、死人のように冷たい小百合の右手に掴まれている。伝わる体温こそ低いが内側に渦巻く情動からすれば丁度いいくらいだった。

 力を込めると呼応するように強く握り返して来る。

 俺はここにいる。小百合も現世(ここ)にいる。夢や幻ではない。

 舗装された道路を歩き、マンションの敷地と道路に面した歩道を区切る門をくぐる。警戒は怠らず周囲を意識しながら一歩ずつ先へ先へ。

 本来ならばもっとも安心できるはずの自宅までの道程が魔境へ続く地獄道に思えた。小百合の方から強く手を握ってくる。

「大丈夫。近くに敵意を持つ人はいないから。ヒト以外は分からないけれど」

「余りおどかさないで欲しいんだが」

「ふふっ。少しでも緊張を和らげてあげようと思って、ね?」

 そんな状況でもないと思うのだが。

「お父さん、来々木 啓志(けいし)さんに紹介してくれるんでしょ?」

「だっ、から――」

「うんうん。ガッチガチに固まってたらいざって時に動けないよ?」

「まったく……」

 顔が熱い。動悸が早まり、心拍数が上がっているのを感じる。

 胸の内側で吹き荒れる嵐が収まった気がした。

 立ち止まり、小さく息を吸ってゆっくりと吐き出す。吐いた息は白い。

 肺へと取り込んだ空気の冷たさが思考を惑わす暗雲を追い払う。

 敷地内は道路とは違って煉瓦が敷き詰められている。が、昔そうであったというだけの話で今は亀裂が入った部分を覆い隠すように補修材が埋めていた。

 比較的新しい煉瓦が積み上げられて形作られた庭園には何も植えられていない。

 入口に沿って歩いていく。大丈夫だと言われていても周囲を警戒してしまう。

 玄関のロックを解錠し、静かに開いて小百合を招き入れる。手を繋いだまま進み、背後でオートロックがかかるのを確認してからエレベーターへ向かう。

「閉鎖空間に自分から行くのは危険じゃないのかな?」

「大丈夫、なんだろ?」

「うん。多分、ね。何かあっても責任は取れないよ?」

「平気さ。俺が選んだ道だ」

 振り返らず、歩き出すと決めた。自らの選択肢に後悔しないとも。

 小百合を生かす〝何か〟が祝福だろうと呪いだろうと変わりはない。どちらも等しく受け止め、久我(くが) 小百合という存在と共に明日へと進んでいく。

 小百合の手を引き、降りてきたエレベーターに乗り込む。

 狭い機械の箱が動き出す。

 ゆるゆると引き上げられていく感覚。全身に圧しかかる圧迫感と、これから向き合うことに対する息苦しさから逃れるように一つ深呼吸をする。

「亮のお父さん、斑蛇って呼ばれて忌避されてるんだって?」

「……うん。地位や名誉よりも犯人を捕まえて犯罪を未然に防ぐのを第一にして」

「上からも煙たがられていた、と。今回のも異動、いや左遷なのかな?」

「多分、父さんは命令を無視して来たんだと思う」

「あの事案には触れるな、か。うん。ありがちなことだよね」

 よくある警察と犯罪組織の癒着。小百合の口からこぼれた言葉は、夜の静寂の中落ちる水滴のように俺の耳によく届いた。

 それ自体を嘆くことはない。

 あの警察官と常倉 久音(ひさね)とのやり取りで理解している。

 だからこそ、父親は奔走しているのだ。悪を許さず、悪と共にへばりつく正義の皮を被った獣を信じずたった一人で巨悪と立ち向かっている。

 機械合成された声が到着を知らせた。電動で左右へと扉が開いていく。

 一歩足を踏み出す。突き当たった壁を左へ曲がる。コンクリートの床が続き、右側には等間隔で部屋の扉と室外機と各種設備の計器が収まったパーソナルスペースが順に並ぶ。

 左側からはマンションの裏手にある運動公園が見えた。

 立ち止まる。砂遊びをしている子供達と、それを見守る母親の姿があった。

 どこにでもある、有り触れた幸福の光景。

 誰にでも等しく与えられるべき平穏で、この町においては偽りに満ちた風景。

 当然の時間を得るために誰かが犠牲になり、虐げられ生贄となる狂った世界だ。

 虚像から目を逸らし、また歩き出す。

 部屋をいくつか通り過ぎて、自室の前に立つ。

 鍵を取り出そうとした時、濃い臭いが鼻先を(かす)めた。

 食欲をかきたてるものでも気持ちを(たかぶ)らせるものでもない。

 いや、ある種の人間にとっては興奮させる要素を含むかもしれない。

 無意識のうちに小百合の手を強く握っていた。

 振り返る。圧搾されそうな勢いにも関わらず、小百合は苦痛の色を一切見せていない。憂いを帯びた黒瞳が俺を真っ直ぐに見ている。

 ドアノブへ手を伸ばす。掴む寸前で止まる。鋭敏化された感覚が捉えてしまう。

 鼻の粘膜が感知した気配がまだ見ぬ光景を幻視させた。首を振る。

「亮、大丈夫?」

「……どうして、そんなことを聞くんだ?」

「君の心が私に伝わっているから。震えて、離れたがっているから」

「そんなことは、ない」

 分かっている。言葉で否定しようとも小百合には隠し事ができない。

 それでも言葉に乗せて世界に刻み込むのは自分自身への戒めだった。

 逃げてはいけない。目を逸らしてはいけない。自らを追い込むための儀式。

「大丈夫」

 見えないはずのものを垣間見た。幻影を振り切ってドアノブを回す。手のひらに冷たい金属の肌を感じながら勢いよく回す。本来ならば中ほどで止まるはずだが、すんなりと回転した。腕を引く。ドアを開く。

 臭いはより濃くなった。視線は下へ。点々と続いていく赤黒い跡が目につく。

 小百合と手を繋いだまま、靴も履いたままで室内へ足を踏み入れる。後ろから制止する声はない。止められたとしても無視して先へ進んでいただろう。

 紅の斑点(はんてん)を辿っていく。記された跡を目で追っていく。

 廊下を進み、居間へと入る。椅子が倒れ、机の上にあった醤油入れや箸立ても倒されて中身が床に散らばっていた。それらにも赤い印が落ちている。

 また臭いが強まった。

 呼吸したくない。これ以上内側へ取り込みたくない。息を止めても、早鐘を打つ心臓が酸素不足に悲鳴をあげる。生命活動を維持しろと命じられ、深く息を吸う。

 入ってくる。侵入して肺を犯していく。濃密な死の香りに蝕まれる。

 床に点々と記され、続く先を目が追う。

 意思が介入する余裕もなく、俺の視界は捉えた。

 一脚だけ壁際に設置された椅子は夥しい量の血に濡れていた。元は白かった椅子と、乗せていた黄緑のクッションは赤黒く染まっている。

 白の壁にも放射状に赤黒い染みが広がっていた。バケツに入った染色液をぶちまければ、こんな風になるだろう。無駄で無意味な再現実験を脳裏に描いていた。

「亮」

「わかってる」

 問いですらない声に俺はそれ以上言わせまいと間髪入れずに答えた。

 驚くほどに精神は落ち着いていた。先に感じていたこと、見えていた幻影に救われていたのだろう。幸いにして汚された椅子に座る者はいない。

 胸の奥が痛む。違う。じりじりと焼き付いている。

 封じ込めようとする意志を跳ね除けて、精神の奥底から噴出する。

 直接目にしてしまえば、恐らく抑えられなかっただろう。

 視線をあげる。放射状の染みから離れ、左へと移動していく。

 壁一面を使って文字が書かれていた。

 刷毛(はけ)で塗ったような赤黒い軌跡が走る。文字を追って口にする。

「決着をつけよう。クライムワーカーズにて待つ……この住所は?」

 唇が問いをこぼす。いつの間にか、俺は手を離していた。両手が虚空を掴む。心の中で渦巻いているものをどこにぶつけるのか迷うように、また存在を確かめるように、意味もなく五指を握り込んでは解放する動きを繰り返す。

 背後に立つ存在だけが頼りだった。静かに、問いの答えが(つむ)がれる。

「震災で被害に遭って操業停止したグループの、工場が林立している地帯だね」

「……小百合、物からでも思考を読んだり後を追ったりできる?」

「無理ね。えっと、場所なら案内、できるけど」

「うん」

 血文字に使われたものが、これ見よがしに遺された跡が示す意味は理解している。ご丁寧に書かれた宣戦布告の最後には誓言者の名が刻まれていた。

「常倉、和久…………」

 赤黒い文字を読み上げる。堀川くんも、こんな気持ちだったのだろうか。

 下唇を噛む。犬歯で皮膚を食い破るくらいの勢いで、力を込めていく。

 が、唇の薄皮を破る前に力が抜けていった。違う。俺の意志ではない。

 激情に反して体は強制的にリラックスさせられていた。

「さゆ、り」

「ダメ。これから戦いに行くのに、自分で自分を傷つけるなんて無意味だよ」

「だけど、俺は……」

「うん。私には堀川くんの気持ちは分からないけれど、

多分……亮と同じ感情に支配されていたんだと思う」

 そう。そうだろう。

 今更誰が侵入しただとか、何をしただとか問い質すまでもない。

 数々の嫌がらせの中で動物の死体を私物に放り込まれたこともあった。死体が放つ悪臭を今も覚えている。壁にぶちまけられ、床に痕を作る紅も動物であればどれだけよかったことか。

 床に散乱しているものの中に動物的要素を含むものはない。体毛も、獣特有の臭いもしない。代わりに消し損ねたか、わざと残したか分からないが靴跡がある。

 この惨状は獣が獣同士が争い喰い合ったのではなく、人間がわざわざどこからか動物を連れてきて解体した現場でもなく、人間と人間が対峙した痕だ。

 違う。室内を踏み荒した跡が物語っている。一対一ではない。複数でたった一人を痛めつける様相が想像できた。足跡から推測するに、少なくとも五人はいる。

 状況を整理する。否、冷静に痕跡から解析させられている。

 意識が支配され、思う通りに体が動かない。指一本動かせない。

「亮。世間じゃ刑事もののドラマが人気らしいね。どうしてか、分かる?」

「今、そんなことを話している場合じゃ……」

「答えて。でないと〝返して〟あげないよ」

 小百合の言葉からは猶予も一切の譲歩も感じられない。

 何故、今ここで無為な問答をしなければならないのか、理解できない。

 小百合の人ならざる力、〈幽世絡繰り(ノン・マリオネッタ)〉は強力に過ぎる。対象に存在を知覚させないだけの力ではなかったのか。

 狙われていた状況を思い返す。

 狙撃手は殺害すべき対象として俺を探していた。そもそも、狙撃という行為は超長距離から狙うべき対象を認識できなければ成立しない。

 建物に隠れてやり過ごしたように、遮蔽物に隠れてしまえば、相手は大まかにこちらの位置を分かっていても建物のどこにいるのかまでは察知できない。熱探知を使っていれば話は変わってくるが。

 仮に小百合の能力が、狙撃手の見るものを誤認させ知覚させないのだとすれば、俺だけでなく小百合も銃撃されなかったのも理解できる。

 狙うべき対象が視認できなければ、狙いをつけることなどできるはずもない。弾薬には限りがあり、また狙撃銃は一度に大量に弾を放つようにはできていない。

 そう仮定するのであれば俺の体が動かないのではなく、唇を噛めないだけ。

 小百合の言葉通りに、自傷する対象を認識できないよう操作されている。

 足を動かす。一歩踏み出す。踏み出せた。腕を振る。動かせる。前へ進む。

「そ。冷静に分析できるようになったみたいだね」

「……そう、だな。平和の中で刺激を求める。得られない感覚を欲する。例えば殺人事件とか、それを操作していく者達……警察の人間関係や裏事情とか」

「そんなところだね。時間調整しやすいとか内部事情も

あるけれど、人間の心理を描けるのも大きな武器だと思う」

「心理……?」

「ヒトが法を犯す時はいつか。感情が理性を焼き切った時、それ以外に

選択肢はないと錯覚した時、大きく分けるとこの二つ。亮は、どっちなの?」

「俺は……」

 答えられず、思考の部屋に閉じこもる。いや、そもそも平和的な話し合いでは解決できないと断言したのは小百合ではないのか。

 父親は常倉一派が犯した罪を押さえて逮捕することを目標としているはずだ。

 定められた法律の中で犯罪者を裁くには私情を持ち込んではいけない。

 どれほど憎くても、殺してしまえば同じ殺人者に堕ちる。

 つと、足に振動が伝わった。携帯を取り出す。

 未着メールが溜まっていたらしい。その中に父親からのメールもあった。

「亮は、本当に立ち向かえるの? 戦わずに勝てるの?」

 小百合が問いを重ねてくる。俺の目は電子の文面を見ていた。

「逃げられる……はずが、ない」

「お父さんから、連絡きてたのかな」

 頷く。もしもの時に送信するよう、予め設定していたのだろう。常倉一派が犯してきた罪がデータにまとめられているようだった。中身は、見ない。

 父親の意図は分かる。さっさと逃げて母親にでも渡せという意味だろう。

 家族を失い、堀川はきっと嘆き苦しんだに違いない。奪われても何もできない自分自身を責めたかもしれない。だが、幸か不幸か俺には力がある。共に戦ってくれる協力者もいる。なせる力を持っているのであれば、逃げることは許されない。

「持つものが背負う責務……ね。実行できるの?」

「できるできないじゃない、やるんだ」

「……お父さんが、殺されていたとしても?」

「生きてるよ、きっと」

 断言してみせる。明確な根拠はない。それでも、これまで見てきたものや集めてきた情報をまとめれば和久がただ殺し奪うだけで済ませるはずがない。

 和久は堀川の家族を葬り、(あざけ)った。俺に対する警告だったのだろう。

 それでも揺るがず、折れないでいたから直接命を狙ってきた。

 それも失敗した以上、間接的に仕掛けてくるとは思えない。

 ある意味では信頼なのかもしれない。それだけに、予想と違う現実と向き合った時にどうするべきか決めておいた方がいいだろう。

 生かされ利用される父親を前にして、俺が取るべき行動は……。

 首を振る。染みを見つめる。こうなってしまうことを、覚悟していなかったわけではない。警察として捜査をする以上、誰かに恨みを買い報復を受けて殉職することも可能性の一つとして捉え、覚悟しなければならない。

 そんなことを言っていた気もする。

 ともすれば、父親と母親の関係性は正しいのかもしれない。互いに誰に恨まれるか分からない、いつしか感情の昂りをぶつけられるかもしれない。

 理解が追いついても、俺は暖かさが欲しかった。当たり前の幸福が欲しかった。

 赤黒く彩られた室内を見渡す。それは最初から実現不可能だったこと、辿り着けなかった理想郷、紙に描くこともできない夢の欠片。砕け散っていくもの。

 違う。俺が壊してしまったものだ。俺が、堀川家の崩壊を招いた。

 例えそれが和久の自尊心を満たすためだけの行為であっても。そうだ。直接対峙しなければならない人物は和久だけではない。その母親、久音にも問いたい。

 何故、常倉一派による支配体系を築き上げたのか。

 作り上げねばならなかったのか。始まりの始まりへと立ち戻っていく。

 優しく、俺へと差し伸べられる手があった。小百合の顔には笑み。

「行きましょ。亮の願う通り、悪意の流出を止めるために」

「……ああ。止めなきゃ――」

 振り返る。血まみれの室内から外へ向けて歩き出す。

 すぐ後ろを小百合がついてきている。

 背後霊のように、守護星のように付き従う。

 全ての部屋の扉が開かれたままだった。中は荒らされている。引き出しという引き出しが表に引きずりだされ、中身が無造作に散っていた。

 改めて理由を考えるまでもない。俺の携帯にあるデータだろう。

 分かっている。父親を害され、精神を乱した俺を誘い出す。明らかに罠であるにも関わらず感情の暴走によって思考する暇を与えない。そんな策略とも呼べない稚拙な方法で、待ち構えた者達と共に(なぶ)ろうとしているのだろう。

 怖かった。死ぬことや、傷つくことに対してではない。

 今この瞬間も致命傷を負わされ、死の淵に立つ父親すら交渉材料としている自分自身が恐ろしい。何よりも命を最優先にすべきなのに、この足は指定された区画であるクライムワーカーズへと向かおうとしている。

 捕えねばならない。父親もきっとそう思っているはず。

 どうやって? 己へと問いかける。連中と話し合えば理解してもらえるか。

 否。武力に押し潰される。それ自体は小百合の能力で誤魔化すことはできる。

 恐らくは一対一で向き合うことはできる。

 和久、そして頭目と(おぼ)しき久音と対峙できる。

 それで? 罪状を突きつける。降伏するよう呼びかける。大人しく従うか?

 ある言葉を引用する。罪を憎んで人を憎まず。

 罪に走る弱い心を打ちのめし、強くする。鋼を打ち刀とするように。

 どうやって? 元へ還る。思考が堂々巡りし始める。

 くるくると思考の回転車を乗り回すうちに外へと出ていた。仕掛けられた機構に従って扉が閉まる。小さく重々しい音が響く。

 立ち止まれないのだ。振り返れないのだ。逃げられないのだ。

 何故? 疑問に疑念が重なり積み上げられていく。頭が重い。

 歩く。進む。エレベーターへと向かう。吐く息が白い。寒い。

 エレベーターを待つ間、また空を見ていた。蒼穹(そうきゅう)を覆い隠す黒雲は、静かにゆっくりと白い結晶を生み出していた。

 降っている。しんしんと、世界に雪が舞い踊る。

「……万人は分かりやすいものを好む。例えば、怒りに駆られた復讐者とか、ね」

 白く染まりつつある世界に、そんな言葉が落ちる。

「でも、君は……なれない、んだね」

 悲しげに(つむ)がれた言葉は音として空気を震わせ、意味を俺に伝えることなく床へと落ちて砕け散った。

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