旅立ち
空歴297年…。
人類が自由に大空を駆け巡れるようになって三世紀が過ぎようとしていた。
しかし、ある一人の男が、歴史上、最大の戦乱を起こすこととなる…。
ピピーッ…、ガガガッ…。
「こ…ら、…空、軍…本部…、指令…官のサマ…カ…ト、だ。
作…んの指示…ダス。こち、ら…オガー、…マス、ト。
夜明…、けとト…モに、出撃…、セ、ヨ。
各機…、機、体の点検を…、おこた、ルナ…。
母艦は、ショー、バ…ロンで、行け。
以上…だ…。」
青く澄み渡った空。風になびく木々。
いつもと変わらない風景を、ぼくは見ていた。
ぼくが住んでいる街。
名前はソレイル。
有名な宿屋がたくさんあることで知られている街だ。
だからたくさんの人がこの街を行き来する。
若者や、老人や、旅人。
時々、空軍の奴らも泊まりに来ていたのをみた。
ぼくらの街では空軍の奴らはみんな敵だ。
なぜかって?
その理由は街からつながる道をたどって行けばわかる。
その道を歩いていくと空軍の基地がある。
それが俺たちに嫌われる原因さ。
あいつら俺たちの許可をとらずに基地をつくりやがった。
しかもその理由が、
「空の安全保障、ならびに整備。」
だとよ。笑えるぜ。
自分たちは訓練でいいだけ空を汚しやがって。
だけど反抗はできない。
もししたら牢屋にぶち込められるか、一生軍のために働き続けるかのどっちかだ。
ちなみに俺の親は牢屋ですごしてる。両方な。
俺を助けるために自分たちが牢屋に入ったんだ。
それは、俺が6歳のころの話だったな。
まあ、話すと長くなるから。
ってか自己紹介がまだだった。
俺の名前はレイン・バースト。
16歳だ。
学校は行ってない。
金がないからな。
だから独学で頑張ってる。
生まれつきの才能なのかしらんが、覚えがはやいんだな。
だからその辺の高校生には負ける気がしない。
勉強も、あれも。
あれ? ああ。
あれっていうのは、Asのこと。
Asってのは「Air suit」の略。
要するに空を飛ぶ機械のこと。
Asの作り方は学校で習うんだけど、俺は小さいころから親父に教えてもらってたからわかるんだ。
で、今はその38号機を作っている途中。
もうすこしでできるはずなんだけどね。
こんなことばっかりやってると女の子とかには興味がないんだ。
だから彼女はいない。
まあ、いなくていいんだけどね。
いなくていい理由は…、
もうすぐ俺は、この街からはばたくから。
一人にしたらかわいそうだろ?
はじめての投稿なので読みずらいとおもいますが、頑張っていこうとおもいます。