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ミストの短編集  作者: ミスト


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15/22

白黒つけよう

「さあ白黒つけよう」

「いよいよこの日が来たのね。」

美幸と圭佑は長い月日をかけて直面してきた課題にいよいよ決着をつけようとしていた。

「だいぶ時間かかっちゃったわね」

「しかし、ここで白黒付けなきゃ俺たちは前に進めない」

「そうね」

そう言いながら圭佑と美幸は白黒つけようとしていた。

「ここまで来るのにだいぶ時間がかかってしまったがな」

圭佑はそう言うとある1冊のノートを取り出した。

「これは?」

不思議に思った美幸が圭佑に尋ねた。

「今までの道のりの過程を記した日記だよ」

圭佑は少し笑いかけるように応えた。

「4月11日・・・」

おもむろに日記を読み始める美幸。


「天候、晴れ気温25度過ごしやすい陽気、って圭佑いつの間にこんなの書いてたの?」

驚きながら美幸がまた尋ねた。

「1週間前ぐらいからかな、振り返ってみたら色々あったなぁって」

「確かに色々あったわよねぇ」

美幸も納得した表情を浮かべた。

「でも面倒くさがりのあんたが良くこんな真似できたわね。」

不思議そうに圭佑を見つめる美幸

「そんなこと言ったら今俺たちが白黒付けるのもだいぶ面倒だぞ?」

「確かにそうね」

美幸が笑って見せた。

「俺はさ子供たちが笑顔ならそれが1番幸せだからさ」

「あんたもたまには良いこと言うのね。普段おちゃらけなのに」

「ばっばっか俺だってたまには【警察官】としてちゃんと職務全うするわ」

職場の室内には2人の笑い声がこだました。

「じゃあ付けるわよ?良いわね?」

美幸が3度目の確認をした。

「おう!もう覚悟は出来てんだ!」

そして春の交通安全ポスターが完成した。

「終わった~」

美幸が一仕事終えそう呟いた

「終わってないぞお前達!」

一部始終を見ていた私はたまらず二人に声をかけてしまった。

「部長なぜここに!」

「良いから行くぞ!子供たちが待つ学校の教室に!」

そして俺達は歩き出す。

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