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プロローグ

大好きな隼くんと、もっと一緒にいたい雪。

隼くんが学校に行ってしまうと淋しい、そんな雪は考えた隼くんともっと仲良くなるために、友達になろう!


僕が初めてしゅん くんと出会ったのはしゅん くんが10才の時。


ゆき、今日から君は俺の弟だ!」


嬉しそうに笑うしゅん くんに僕は抱きつきたい衝動を抑えて、ただただしゅん君を目に映すことしかできなかった。


あれから6年、しゅんくんとお母さんとお父さんと僕の4人家族は変わらずに楽しくすごしている……と言いたいけれど、高校生になったしゅんくんは、前よりも僕と遊んでくれなくなった。


お母さんが、しゅんは高校生になったばっかりで新しい環境に馴れるまでは雪、お母さんと一緒に遊ぼうね。


そう言うと、僕を膝の上にのせると頭をわしゃわしゃと撫でた。


僕はもう、赤ちゃんじゃないのに……

お母さんも、たまに帰ってくるお父さんも、なんで僕を赤ちゃん扱いをするの。



しゅんくんも、新しいお友達と遊ぶことに夢中で僕の事なんて、どうでも良いのかな……


お腹の中がモヤモヤした何かを感じる。


そうか!僕がしゅんくんの弟だから……友達になれば今よりも、もっともっと……もぉ~っと、しゅん君は、たくさん一緒に遊んで貰えるよね?


この日、僕はしゅんくんの友達になることを決意すると何故だか分からないけど胸の当たりからドキドキと音が聞こえた。


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