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第35話「王様ゲーム」

 ゴールデンウィーク明けの日、大学の講義が終わった後、私は友人たちと近くのカフェダイニングにいた。


 外にはまだ春の名残を感じさせる風が吹き、街も学生たちで賑わっている。


「しおり、GWどうだった?」


「うん、妹と遊んだりして……のんびりしてたよ」


 集まったのは、ゼミの仲間や同じサークルのメンバー。ひかりんもいる。私は、普段より少しカジュアルな私服で、お姉さんっぽく装っていた。


「じゃ、乾杯!……って言っても、全員ノンアルだけど!」


 それぞれがコーラやジンジャーエール、マンゴージュースを持ち寄って、グラスを合わせる。



「ねえねえ、せっかくだし王様ゲームしない?」


「またそれか〜でも、面白いんだよね、あれ」


「しおりも大丈夫?」


「うん、見てるだけでも楽しいし、やってみたいかも」


 王様ゲームといっても、お酒なし、罰ゲームも健全なものばかり。雰囲気を壊さず、誰も傷つけず、ただ楽しい思い出になるような内容だ。


「はい、じゃあ割り箸配るよー。1本だけ『王様』って書いてあるやつね!」


「王様誰ー?」


「はーい、私です!」


 最初の王様は、ひかりんだった。


「じゃあ、3番と5番が、即興で自己紹介ソングを作って歌って!」


 3番は私だ。

 笑いが起こり、5番の友人が即興で歌い始める。


 次は私。仕方ない、やるか。



自己紹介ソング 〜しおりんバージョン〜


(1番)

こんにちは〜! しおりです!

甘いものには 目がないの〜

カフェのケーキに つられては

レポートそっちのけ〜♪


(サビ)

でもでもちゃんと! 真面目なんです!

遅刻はしないよ 目覚まし三段重ね〜

笑顔と元気で がんばります!

よろしくね〜 みんなのしおりです〜

しおりんって呼んでね〜


(2番)

趣味は読書と 妹と散歩

あとたまにだけど 空想劇も

おだやかだけど 芯はある

ふわふわ見えて ガンコです〜♪


(サビくり返し)



 ――ふぅ。


 次の王様は、山野くん。


「2番が、好きな食べ物を全力でプレゼン!」


 2番の友人が、熱弁を振るい、みんなで拍手。


 そしていよいよ私が王様の番になった。



「ふふ、ついに私の番……!」


 割り箸を掲げ、みんなの期待を一身に受けながら、私は王様としての使命を果たすべく考え込む。罰ゲームは健全で、誰も傷つかず、場が盛り上がるようなものがいい。少しワクワクしながら、口を開いた。


「1番と7番は、私を褒めてください!」


 1番はひかりん。ふふ、さっきの復讐よ。


 えっ、と驚いた声があがり、場の空気がふわっと明るくなる。


 1番のひかりんと7番の佐伯君が顔を見合わせ、お互いにどう褒めようか相談するようなしぐさをする。


 ――そんなに悩む?


 隣にいたのは、ちょっとおとなしいタイプの男子、文芸部の佐伯くん。


「えっと……しおりんの声、落ち着いてて好きです」


 ――うーん恥ずかしい。って、いきなりしおりん呼び!


「……ありがとう。」


 次はひかりんの番。


「えーしおりんは……とても気が利いていて……」


 ――よしよし、いいぞ。あんたもしおりんか!さっきしおりんって呼んでねーって歌っちゃったもんね。


 身近な人に褒められるのはくすぐったい気がする。

ましてや相手はひかりん。この学校で一番私を知っている人。


「……いい匂いがして……」


 ――恥ずかしいぞ。


「……下着はピンクが好きで……」


 ――ちょっと!


「……ウエストはちょっとポニョポニュで……」


「ストップ!ストップ!もういいです」


「えーこれからなのに」


 ――やめてー。



「もう、ひかりんったら! そんなとこまで暴露しないでよ!」


 私は顔を真っ赤にして、思わずテーブルに突っ伏した。カフェの中が一瞬静まり返り、すぐにみんなの笑い声が弾ける。


 ひかりんはニヤニヤしながら「だって本当じゃん!」と肩をすくめてみせる。


 隣にいた佐伯くんは、気まずそうに視線を逸らして、ストローでジンジャーエールをちゅーっと吸っていた。でも「……ピンク」と呻いていた声がちょっと聞こえたんですが。


「はいはい、ひかりんのターン終了! もう次行こう、次!」


 私は慌てて割り箸を手に取り、場を仕切り直す。「次は誰が王様かなー?」と声を張って、みんなに箸を引かせる。内心、ひかりんのあの爆弾発言を早く忘れさせたかった。


 ――って、下着の話、どこでバレたんだろう…。まさかあの時の洗濯物の……いや、考えない!


「王様、私!」


 次の王様は、同じゼミの陽キャ代表、田中くんだった。

 彼は割り箸を高々と掲げ、まるで王冠でもかぶったかのようにドヤ顔を決める。


「よーし、じゃあ…4番と6番! 即興で漫才やって! テーマは『大学生のバイトあるある』!」


「え、漫才!? 急にハードル高くない!?」


 4番の友人が叫び、6番の女の子も


「え、私、ツッコミとか無理なんだけど…!」


 と半泣きで訴える。一方、田中くんは


「大丈夫、勢いでいけるって!」


 とニカッと笑って、全く譲らない。


 結局、4番と6番は渋々立ち上がり、みんなの視線を浴びながら即興漫才を始めることに。


「えーっと、じゃあ…お前、最近バイトどうよ?」


「いやー、俺のバイト先、めっちゃホワイトでさぁ。」


「へーっ、例えばどんなところ?」


「シフト入ったら休憩なしで、8時間ぶっ通しで働かせてくれるんだよ!」


「8時間!? お前、それ人間の労働時間じゃなくて、バッテリー駆動時間だろ!」


「いやいや、しかも店長が『若いんだから体力あるだろ』って、休憩時間に掃除までさせてくれるんだぜ!」


「どこがホワイトなんだ!」


「俺がいつも掃除してるから、職場がいつも清潔でホワイトっと」


 カフェに笑い声が響き、みんなが手を叩いて盛り上がる。4番と6番のコンビ、意外と息が合っていて、グダグダながらもちゃんと漫才っぽくなっていた。


 私はケーキのフォークを口に運びながら、ふふっと笑う。やっぱり王様ゲームって、こういう予想外の化学反応が楽しいんだよね。


 漫才が終わると、拍手喝采の中、2人は照れくさそうに席に戻る。


「いやー、めっちゃ恥ずかしかったけど、ちょっと楽しかったかも」


 と6番の子が笑いながら言う。田中くんは


「ほらな、俺の指令、最高だろ!」


 と胸を張るけど、みんなから


「いや、ただ無茶振りしただけじゃん!」


 と総ツッコミを食らっていた。



 次の王様は、佐伯くんだった。彼は割り箸を手に持ったまま、ちょっと緊張した様子でみんなを見回す。


「えっと…じゃあ、5番と8番で…好きな本の名シーンを再現してほしいです。ジャンルは何でもいいんで…」


 おお、さすが文芸部! 文学的でちょっとロマンチックな指令だ。私は内心「お、佐伯くん、いいセンス!」と感心しながら、5番と8番が誰かを確認する。


 5番はひかりん、8番はゼミの後輩の女の子、ミナミちゃんだった。


「本の名シーンかぁ……ひかりん、なんかアイデアある?」


 ミナミちゃんが少し不安そうに聞くと、ひかりんは目をキラキラさせて


「よし、任せて! 絶対盛り上がるやつにする!」


と即答した。


 2人は席を立って、ちょっと離れたスペースで打ち合わせを始める。


 みんなは「何やるんだろ?」「ひかりんだから絶対ぶっ飛んだやつだよね」とワクワクした様子で待つ。


 数分後、2人が戻ってきて、堂々と演技をスタート。


「ねえ、君は…星の王子さまなの?」ミナミちゃんが、ちょっと幼い声で演じ始める。


「ふふ、僕はただの王子さまさ。でも、君の心に住む星は、どんな輝きを持ってるんだい?」ひかりんが、めっちゃ王子さまっぽい口調で返す。


――おお、『星の王子さま』! いいチョイス!それにしてもひかりん、演技上手いなあ。


 2人は、キツネと王子さまの出会いのシーンを再現し始めた。

 ひかりんが王子さま役で、ミナミちゃんがキツネ役。


 ひかりんの声が、普段の元気っ子な感じとは違って、どこか優しくて神秘的で、みんなが引き込まれる。ミナミちゃんも、最初は緊張してたけど、だんだんキツネの純粋な気持ちを表現できてきて、めっちゃ感動的。


「君が僕を飼いならしたら、僕たちは互いにとって特別になるんだ。麦畑が、君の金色の髪を思い出させてくれるようにね…」


 カフェの中が、しんと静まり返る。最後、2人が「じゃあ、また会おうね」と別れるシーンで締めくくると、みんなが一斉に拍手。


「やばい、めっちゃ良かった!」

「ひかりん、演技うますぎ!」

「ミナミちゃんのキツネ、かわいかった!」


 と、賞賛の嵐。私は思わず


「ひかりん、いつか舞台出てよ!」


 と叫んでた。ひかりんは


「えー、照れるじゃん!」


 と言いながら、めっちゃ満足そうな笑顔。そして私の耳元に近づくと


「本当はね。しおりんを飼いならしたいな。」


 ――私は顔真っ赤。


「……すごく良かったです。ありがとう」


 と、佐伯くんが珍しく笑顔を見せる。やっぱり文学好きの心をガッチリ掴んだみたいだ。



 ゲームはどんどん進み、王様の指令もエスカレートしていく。


「3番が、カフェの店員さんになりきって全員の注文を取る!」


「9番と10番で、即興ラブストーリーを朗読!」


 とか、みんなのクリエイティビティが爆発。カフェの他の客さんも、時折こっちをチラチラ見て、楽しそうな雰囲気に釣られて笑ってるみたいだった。


 そして、ついにまた私の王様のターン!


「よーし、今度こそ、みんなに忘れられない指令を出すぞ!」


 私は割り箸を握りしめ、ちょっと企むような笑みを浮かべる。


「全員に命令します」


 みんなが「うわ、しおりん、何企んでるの!?」とざわつく中、私はゆっくりと口を開いた。


「靴下を片方脱いで、自分のとなりの人にかがせてください」


「え、なに!? 靴下!? かがせる!?」


 カフェの中が一瞬でカオスに。叫びながら、半笑いでパニック状態に突入。


「しおりん、急にどうした!」

「健全なゲームのはずじゃ…!」


 田中くんは大笑いし、


「いや、これ絶対ヤバいって!」


「しおりん、ついに本性出したね!」


 と、ひかりんはニヤニヤしながら目を輝かせてる。


「待って、しおり、冗談だよね?」


 とミナミちゃんがすがるような目で訴えるけど、私は王様の威厳を保ちつつ、クールに微笑む。


「ふふ、王様の命令は絶対よ。ほら、みんな、靴下脱いで! 片方だけでいいから!」


「うわ、しおりん、マジで攻めてきた……!」


 と佐伯くんが呟きながら、気まずそうに自分のスニーカーに手を伸ばす。普段おとなしい彼がこんな指令に従う姿、ちょっとレアだな、なんて思いながら、私は内心で 「やった、めっちゃ盛り上がってる!」とほくそ笑む。


――でも、正直、こんな指令思いついた自分にもびっくりしてるんだけどね。健全だけど、ちょっとドキドキするラインを狙ってみたかったんだよね!


「よ、よし、じゃあ……脱ぐか……」


 と田中くんが渋々靴下を片方脱ぎ、隣にいる4番の友人に「ほら、嗅げよ!」と突き出す。


 「うわ、近づけんなって!」


 4番の友人は顔を背けながらも、みんなの「嗅げ! 嗅げ!」コールに押されて、仕方なく鼻を近づける。


「……ん、意外と……臭くねえな?」


「なんだよ、俺の足が臭いとでも思ったか!」


 田中くんがドヤ顔で返すと、みんな爆笑。


 次に、ひかりんが私の隣で靴下を脱ぎ始める。彼女はなぜかめっちゃ楽しそうで、「しおりん、覚悟してね~」とニヤリと笑いながら、ピンクの猫柄の靴下をスルッと脱ぐ。


「はい、しおりん、王様自ら嗅いでよ!」


「え、待って、私も嗅ぐの!?」


「当たり前じゃん! 全員って言ったよね?」


――しまった、王様も対象になるの忘れてた…!


 ひかりんが靴下を私の鼻に近づけてくる。


「うわ、ひかりん、ちょっと待って!」


 私は顔を背けるけど、みんなの「王様、逃げるな!」という野次に押されて、観念して鼻を近づける。


「……ん、なんか…フローラル?」


「でしょ! 私、洗剤こだわってるから!」


 ひかりんが得意げに胸を張る。


「ひかりん、さすが!」

「靴下までいい匂いって何!?」


「もう、ひかりんったら……!」


 私は顔を赤くしながら、笑うしかない。


 佐伯くんはミナミちゃんの靴下を慎重に近づけて、


「……う、悪くない……かな」


 と真顔で呟く。ミナミちゃんは顔を隠して、


「やめて、恥ずかしいから!」


佐伯くんの真剣な顔とミナミちゃんのリアクションがシュールすぎる。


――でもこれってご褒美だよね。


「しおりん、この指令、歴代最強にヤバいよ!」


 田中くんが手を叩きながら言う。カフェの他の客も、こっちの騒ぎに完全に注目してるみたいで、店員さんまで苦笑いしながらチラチラ見てくる。


「はいはい、みんな嗅ぎ終わった? じゃあ靴下履き直して、次行こう!」


 私が仕切り直すと、みんなが、


「まだ心の準備が……!」


 と言いながらも、笑顔で靴下を履き直す。



 次の王様はミナミちゃん。彼女は割り箸を手に、ちょっと復讐心を燃やしてるのか、ニコニコしながら言う。


「じゃあ、3番と7番! さっきの靴下の匂いを詩で表現して!」


「え、詩!?」

「匂いを!?」


 3番は私、7番は佐伯くん。――うわ、ミナミちゃん、めっちゃ攻めてきた!


「しおりん、さっき私の靴下嗅いだよね? どんな感じだったか、詩で頼むよ~」


 とミナミちゃんが無邪気に笑う。佐伯くんも困惑顔。


「……僕、詩とか書いたことないんだけど…」


「大丈夫、勢いでいけるって!」


 田中くんがさっきの自分の言葉を引用して煽る。みんなが「詩! 詩!」と盛り上がる中、私は「よし、やってやる!」と腹をくくる。


「えっと…じゃあ、私からいくね」



しおりの詩 ~ミナミちゃんの靴下~


春風そよぐ カフェの片隅


ミナミの靴下 ふわりと舞う


綿のささやき 柔らかく


ほのかに香る バニラの夢


それはまるで 小さな秘密


心の奥に そっとしまいたくなる



「うわ、しおりん、めっちゃ詩人じゃん!」

「バニラの夢って何!?」


 みんなが拍手と笑いで盛り上がる。


「いや、なんとなくバニラっぽかったから!」


と私は照れ笑い。


 次は佐伯くんの番。彼はしばらく考え込んだ後、ちょっと緊張しながら口を開く。



佐伯の詩 ~ミナミちゃんの靴下~


静かな午後の 光の中で


君の靴下は ひそやかに語る


清潔な白 洗濯の記憶


かすかに漂う 石鹸の余韻


まるで古い本の ページのよう


開くたびに 新しい物語



「おお、佐伯くん、めっちゃ文学的!」

「文芸部、さすが!」


 みんな大絶賛。


「私の靴下がそんなロマンチックに…!」


 ミナミちゃんは顔を赤くして感激してる。


「…いや、適当に…」


佐伯くんは呟きながら、でもちょっと満足そうな顔。



――王様ゲーム、最高。こんなバカバカしくて、でも心温まる時間、大学生の特権だよね。


「じゃあ、最後にみんなで乾杯!」


 ひかりんがノンアルのグラスを掲げ、みんなもグラスを手に取る。


「これからも、こんな楽しい時間、たくさん作ろうね!」


「かんぱーい!」


 グラスが響き合い、カフェに最後の笑い声がこだまする。私はひかりんと目を合わせて、ニコッと笑う。


 カフェの窓の外では、夕暮れのオレンジ色が街を染め始めてた。ゴールデンウィーク明けの、ちょっとだるいはずの1日が、こんなにキラキラした思い出になるなんて、思ってもみなかった。


「しおりん、今日、めっちゃ楽しかったね!」


 ひかりんが、マンゴージュースを飲み干しながら言う。


「うん、ほんと、みんなのおかげ!」


 私はケーキの最後の一口を食べながら、みんなの笑顔を見回す。


 佐伯くんが、静かに


「…また、こういう時間、作りたいですね」


 と呟くと、みんなが「絶対やろう!」「次はもっとヤバい指令出すぞ!」と盛り上がる。


 時計を見ると、そろそろ閉店の時間。店員さんが「ラストオーダーです」と声をかけてくる。


「じゃあ、最後に一回だけ、王様ゲームやっちゃおうか!」田中くんが提案し、みんなが「いいね!」と賛同。


 最後の王様は、なんとまた私!


「え、しおりん、3回目!? 持ってるな!」


 私は、割り箸を握りながら、ちょっとしんみりした気持ちと、最高の1日を締めくくるワクワク感を胸に、こう言った。


「全員で、今日の思い出を一言で叫んで! せーの、で一斉に!」


「せーの!」


「最高!」「エモい!」「笑った!」「友情!」「キラキラ!」「青春!」「やばい!」「楽しすぎ!」


 カフェに、みんなの声が響き合う。その瞬間、ゴールデンウィーク明けの、ただの1日が、ずっと忘れられない宝物になった。

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