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ぎなた読み

 僕には彼女がいます。

 彼女が蝶みたいで可愛いんですよ。

 でも僕ね、彼女が意中なんです。

 うっかり喧嘩した夜、僕は物持っていました。

 そしてしばらく経って深夜頃、したんです。

 彼女は楽しげに笑う。なんてことありませんでした。

「さよなら」

 次の日僕は、忍耐干されました。





―――――――――――――――――――――――――――――――――――――




 僕には、彼女がいます。

 彼女ガチョウみたいで皮いいんですよ。

 でも僕ね、彼女、害虫なんです。

 うっかり喧嘩した夜、僕刃物持っていました。

 そしてしばらく経って深夜、殺したんです。

 彼女は楽しげに笑うなんてことありませんでした。

「さよなら」

 次の日僕、犯人逮捕されました。






あとがき・解説


 ぎなた読みとは、区切る場所で違う言葉になる文章です。

 前半の文章は愛し合う二人の男女の話に見えます。が、後半は冷めきっていた関係のカップルの話で、主人公が彼女を殺して逮捕されたという結末でした。


 みなさん、楽しんで頂けましたか?

 次は最終回です。どうぞ最後までよろしくお願いします! ではまた!

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― 新着の感想 ―
[良い点]  これ、自分の頭で考えられるのが、スゴイです。  私も一度、同音異義語を多用して、音声読み上げで耳から聴くストーリーと、目で漢字を追うストーリーで、全く違う展開にできないか考えたことがあ…
2022/10/15 20:19 退会済み
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