お見合い婚活と3つの願い
皆様は、いつ頃に婚活されたでしょうか?
これから、婚活する方もおられると思いますが、婚活するなら自力でやる!というのが美徳なのでしょう。
若い時は、結婚するのはだいたい30才迄には…、で、それから、ああなって…こうなって…、
何て、思い浮かべたりすると思いますが、
実際、なかなか出会いが無かったり、ご縁が無かったりで…、
と、いう方が多々おられると思います。
個人差はあれ、その思いは年齢と共に諦めてしまう場合がありますね。
ただ、そうは言っても完全に諦めきれるものでもないようです。
大好きなお相手から、
「どうしても結婚して欲しい!」
と、何度も懇願されたらするかもしれない。
…くらいの可能性は含まれているようです。
しかし、現実にそんな事が起きるか?
と、いうと、う~ん…でしょうね…。
結婚は、職場での出会いが今でも多数を占めています。
では、職場での出会いが無い人は…となると、その分のハードルが上がりますね。
普段のご自分の働きぶりだったり、人望だったりが考慮されず、主に、年齢と、見た目と、年収で、判断されるからです。
今回のお話は、出会いのない中年で結婚をしたい方が、結婚相談所で陥りやすい思考についてです。
昔、一時期、副業でお見合い業をしていた者として、少し述べていけたらなと思います。
お話の趣旨としては、結婚相談所にて、という事になります。
皆様は、結婚相談所に行かれた事はあるでしょうか?
今ではその類いは、ほぼインターネットの分野になり、かつ、店舗型の相談所に比べて圧倒的に安価であります(メリット、デメリットはありますが…)。
結婚相談所には、いろいろな形態があるにせよ、入会する方は、男性は40才~、女性は30才~が、一般的に多いようです。
入会される、男性の方、女性の方にとって、その年齢辺りで、少なくとも1回は結婚を意識するようです。
そこから婚活するかどうかは、一歩踏み出していく勇気と、婚活資金と、時間だと思います。
婚活中は、プライドを捨ててお見合い優先にしないと時期を逃してしまいがちです。
組まれたお見合いを、当日に、さほど重要でない仕事や、先輩に誘われた遊びやらに即座に傾くようなら、婚活どころか何をやっても中途半端な人生を送りかねません…。
結婚相談所に登録している方で、人気になるのは、男女共に年齢が若い事です。
あとは、やはり写真映りですね。
お見合いをするにあたり、自分の顔写真すら公表しない方がけっこうおりますが、そういう方は見合いの申し込みは来ない!と、思って間違いないです。
見合い業者の方々も商売上、顔写真無し、経歴も秘密ばかり…という方を受け入れてはくれますが口々に…、
「それだったら、やらない方がいい!お金の無駄だ!」
…と、言ってるくらいです。
ちなみに、プロのカメラマンに撮影を依頼すると、顔を小さく見せる為に、メイクで影を入れる事もあるそうです。
いわゆる、“勝負顔写真”に対して、‘写真無し’が、どれだけ不利かお分かり頂けたかと思います。
あと、男性の方が一番気にする年収については、今まで成婚した男性リストを見る限り、300万円以上であれば成婚出来なくはないです。
ただ、アルバイトではさすがに厳しいです。
成婚率が一番多い年収ラインは、350万~450万の正社員です。(その収入ラインの会員様が一番多いからとも言えますが…)
60才~70才で、会社役員、年収8千万~2億円!なんて方もいますが、30代の女性がお見合いを申し込むかは…、
う~ん…でしょうね…。
まあ、あとコツがあるとしたら、結婚相談所の会員になったら、とにかくスピード勝負で活動する事です。
それは、毎月毎月新しい会員様が入会してくるので、やはりNewデータは目立つ!のと、チェックが入りやすいからです。
入会してから最初の1ヶ月は、相手探しで攻める気持ちに、躊躇する方がいますが、その期間が一番反応がいい事も多々あります。
入会した事で安心してしまい、3ヶ月後にやっと活動した時に、反応が全然無い!なんて事はよくあります。
結婚相談所に入会した時に、会員様のデータで、いわゆる「目玉」を見ると思いますが、そういう方はすぐに成婚していきます。
かといって、あんまりすぐに抜けられると、宣伝が薄っぺらくなるから、そういう方はわざと条件を高めにしたりします。
結婚相談所の契約は、1年間が多いので、次の「目玉」が現れると、その時に「目玉」だった方の条件が若干下がる事がたまにあります。
そこを、いかに狙えるか?
が、データの見どころだと思います。
題目にある、3つの願い~についてですが、
それを聞いて1番ピンとくるのは、ディズニー作品に出てくるアラジンではないでしょうか?
ランプの魔神が3つの願いを叶えてくれますね。
それに影響されたかどうかは定かではありませんが、結婚相談所に訪れる方は、相手の条件として、3つの願いを提示してくる場合が多いです。(中には何十個と言ってくる方もいますが…)
結婚相談所の会員になった場合、お見合い相手のデータベースにアクセス出来るようになりますが、それはあくまでも最低限のデータベースに過ぎません。
お見合い業者は、より詳しい会員様のデータベースを持っています。
よって、データベースの検索では、お見合い業者の持っている情報でないと、詳細な検索は出来ません。
話は戻りますが、相手の条件として1つ目の願いは、ほぼヒットします。
データの数も多いですが、そこから地道に探しでいくのがベターだと思われます。
「ええぃ!それでは面倒だ!」
もしくは、
「もう一声!」
…と、2つ目の願いを入力してみます。
すると、1つ目の願いの半分どころか、多くの場合ヒット無しだったりします…。
「えっ!そんなにシビアなの?」
…と思い、2つ目の願いの条件を徐々に下げていく事になるでしょう。
それでも、ヒット0が延々と続きます。
ただ、上手くいけばたまに2つ目の願いをクリアしているお相手がいることがあります。
自分から言わせれば、データ上ではありますが、その方が運命の何とやらに一番近いのでは?
と、思われます。
2つ目の願いで、そんな状況なら、3つ目の願いは…と、なると、全くいないとは言い切れませんが、限りなく0に近いです。
…と、だけ言っておきましょう。
要は、見合い相手の条件は、1つ目のお願い(過度な期待をしない程度の)をクリアしている所で、お探しになるのがよろしいかと思われます。
しかし、会員様はそれなりのお金を支払われている訳で、どうしても高望みになりがちです。
「これだけ払ったのだから」
…と、対価に見合うお相手を探しがちになります。
ですが、前述の通り希望が増えれば増える程マッチングのお相手が遠のきます。
下手な鉄砲も数打ちゃ当たる…的に、お見合いを申し込む方もおりますが、その分お見合い料がかかります。
しかし、そのお金をもってして、成婚率が上がる可能性があります。(何事も、ある程度は初期投資をしないと、成果が得られないように出来ていますので…)
まあ、お相手に対しては、出資金を回収するが如く条件の良い方を探すのではなく、自分の1つの願いに叶っている方を見つけてみてはどうかな、と思います。
現実、全くの見ず知らずのお相手とマッチングするという事は、簡単にはいきません。
そこで、いい方を見つけたとして、
「ちょっと家から遠いかな…」
とか、
「資産は預貯金だけで、不動産は無いのか…」
とか、
いろいろ叶えたいお願いがあるとは思いますが、そこを抑えることが出来れば、時間的に有利にスタート出来ると思います。
結婚相談所のお見合い申し込みが、不調、低調な方は、結婚相談所の会員様だけ参加資格がある、お見合いパーティーを勧められます。
お見合い業者主催の、パーティーは若干お値段がお高めですが、参加対象年齢が「ある程度高めな方」には出やすいかもしれません。(一般のお見合いパーティーは、年齢層が低めの設定されているので)
どうしても結婚をしたいから…と、結婚相談所をハシゴする方もおられますが、まずはご自分の婚活スタイルと、1つの願いを見つめ直すのも良いかと思います。
1つ目の願いを叶えるには、マッチングするまでの苦労、それを乗り越えた時の喜び、大切な人に出会ってから結ばれるまで、と長きに渡ると思います。
残りの2つの願いは、めでたくマッチングした際に、お2人でお互いに1つずつ叶えていけたらいいのではないかな…と、思います。
それが、全て合わされば、お見合い婚活の3つの願いが完結すると思います。
今回のお話は、以上になります。
最後まで、読んで頂き誠にありがとうございました。
きつねあるき