新章1発目!(題名思いつかんかった)
投稿が遅れてすみません!実は私15日から熱を出してしまい中々小説が書けませんでした!あと今回は熱が治った直後に急いで書いた物なのでかなり短いです。それをご了承の上でお読みしてただければ幸いです。
(・・・この状況もう4回目だな)
この世界に来て4度目のギルドの救護室での目覚めを果たした慎也は自身の体を見る。
(体は動きそうだな。服はなんか病院で入院中の人が着てるやつ着させられてるし。てか今更だけど暗いな、電気つけよっと)
慎也はベッドの横の机の上にある魔道具にスイッチを入れて辺りを少し明るくする。
(これでよし。さて、これからどうしようかな・・・2度決め込むのもいいけど、すぐ寝れそうにないし廊下に出てみようかな)
そう思い、ベッドから降りて音を立てないように扉を開けて廊下に出る慎也。すると1階の方から離れてる慎也にも聞こえるほどの騒ぎ声がしてくる。
(うるさ!いつもに増してくそうるせえんだけど!戦争で勝てたのが嬉しいのはわかるけど、さすがに騒ぎすぎだろ)
さすがの慎也もこの騒ぎようが気になり、出来るだけ音を消して廊下を歩き、階段を降り、覗くように壁からひょこっと頭だけを出して1階の様子を伺う。
(うわ〜もう完全にこれパーティーじゃん。グラドス倒した張本人が寝てるのによく騒げんな。少しは俺を労れ)
しばらく1階の様子を伺っていると、ある1人の人物と目が合ってしまう。
「あ・・」
(あ・・エテラさん)
慎也を見た瞬間、エテラは持っていたトレイを落としてその場に固まってしまう。一方慎也はこの状況からの次の展開を考えると嫌なよかんがしたため・・
(それじゃあさようなら〜)
「え、えええ!?そこ戻るところですか!?」
慎也はUターンして救護室に直行した。もちろんエテラがそれを黙って見逃すはずもなく、ものすごいスピードで慎也を追いかける。
(やっべ体動くとはいえ常人並の速さでしか走れねえ!こうなったらあれを使うか!)
慎也は壁に背中を付けて脚や腕、手も壁にピターっと貼り付ける。
「慎也さーん!」
すると慎也を追いかけてきたエテラが、慎也が壁に張り付いていることに気付かずそのまま通り過ぎて行ってしまった。
(ふ、まだ廃ってなかったようだな。俺の面倒事回避術、同化!これは極限まで影を薄くし、気配を消して壁と同化することで、相手に俺の存在を認識出来なくする技。ただの一般人のエテラさんには突破など不可能だ)
誰かに見せてるわけでもないのに誇らしげに笑みを浮かべる慎也。すると今度は、エテラを追いかけてきたであろうライルとリアが走ってくる。
「慎也起きてんのかー!」
「起きてるなら言ってくださいよー!」
慎也を呼びながら2人も壁にいる慎也に気付かないまま奥の方へと走って行ってしまった。
(ふ、やはりあいつらでも無理だったか。まあ突然の結果だけどな!この技は数々の面倒事を回避してきた最強の技!この技を見抜けたのは今まで誰1人としていない!だから・・
・・この目の前にいる美しい女性は幻なのだろう)
先程まで誇らしげな表情なのが一変し、目の前のロングヘアーをした銀髪の女性にジト目を向ける。一方女性も先程のエテラとは違いしっかり慎也の顔を見ている。
(この人さっきまでいなかったよな?いつの間に現れたん?え、ちょっと待ってこわ!誰なんこの人!)
突然の赤の他人の登場に慎也が困惑していると、銀髪の女性が口を開いた。
「君はいつまでそうしてるつもりかな?」
(・・・しっかりバレてたわ)
「まさか見ず知らずの人にバレるとは思いませんでした」
「それはすまないね、見抜いてしまって」
「それで、あなたは誰ですか?」
「人に名前を尋ねるときは?」
「・・自分から名乗れと、わかりましたよ。僕は慎也といいます」
「まあハーツから聞いてるから知ってるんだけどねぇ」
(じゃあなんで名乗らせたんだよ!)
「それであなたは?」
「ああそうだったね。私はレイルという者だ」
「レイル?もしかして・・」
「そのもしかしてだ。私は巷で剣姫と呼ばれているよ」
突然の剣姫の登場に慎也はただその場で呆然と立ち尽くすことしか出来なかった。




