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世界渡りの少年  作者: 憧れる妄想
第一世界 第四章 大切なもの
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平穏な1日




「・・・暇な時間がまた来てしまった」


あの後、おとなしく眠りについた慎也。そして先程起床し、朝食を食べ終えた慎也を待っていたのは退屈な時間だった。


(昨日はエテラさんに怒られたから、もうさすがにこっからは出ないけど、それにしても暇だな。一応俺の荷物は俺が寝てる間にエリシアさんが洞窟に取りに行ってくれたらしいから、ハーツさんから貰った本で新しいスキルを覚えてもいいんだけど、さすがに今の状態だとページがな)


慎也は何かないかと考えるが、一向にいい案が思い浮かばず、ため息をつく。すると救護室の扉がノックされ、その直後にリアが救護室に入ってくる。


「慎也さん起きてますかー?」

「起きとるぞー」

(今のノック意味あった?)

「ていうかライルは?」

「今日はクエスト休みにしてるので、ライルはライルで別のことしてると思いますよ」

「まあ毎日クエストしたら疲れるからな、適度に休みはとったほうがいいよな。で、その休みの日でお前は俺に何の用だ?」

「特に用とかはありませんよ。ただ慎也さんが暇してるかなーって思って来ただけです」

「へぇ、俺のことよくわかってるじゃねえか、今クッソ暇だったよ」

「でしょうね」


「とりあえずそこに座れ」と慎也はベット横にある椅子にリアを座らせる。


「怪我の方は大丈夫ですか?」

「ああ、腕の方もあんま動かさなかったら痛くないしな」

「それならよかったです」

(・・・あ、そうだ。今のうちに聞いとくか)

「なあリア?」

「はい?」

「お前ってさ、武器に魔力を込める方法って知ってるか?」

「慎也さん、あなた私を馬鹿にしてるんですか?」

「え?」


問に対してのリアのまさかの反応に驚く慎也。まあそれもそうだろう、なんせ純粋な質問にキレ気味で反応されたのだから。


「そんなの冒険者問わず一般人の中でも常識に近い知識ですよ」

「え、あ、マジで!?」

「もしかして慎也さん・・・・知らないんですか?」

「・・・ああ」

「それでよく今までやってこれましたね」

「それほどでも」

「褒めてませんよ・・・・え、ちょっと待ってください。てことは慎也さん、魔力の集中の仕方も?」

「わかるわけねえだろ」

「何開き直ってるんですか」


慎也の無知さにため息しか出ないリア。その後は約3時間かけて魔力の集中の方法と込め方を慎也にみっちり教えたのであった。









「ふぅ、やっとできましたね」

「いやー悪いな、付き合わせちゃって。でもこれで今までより戦いが楽になるはず」

「まあ試すのはちゃんと腕が治ってからですよ」

「わかってるよ」

「あ、もうこんな時間!それじゃあ私はお昼を済ませてくるので」

「もうそんな時間か。本当に悪いな、結構な時間付き合わせて。これ治ったらなんかお礼するわ」

「本当ですか!?ふふ、それじゃあその時が来るまで楽しみにしてますね!」

「え、ハードル上げないでくれない?俺全然金ないからね?」

「それでは!」


そう言うとリアは救護室を出て行った。そしてそれと入れ違うように食事を持ったエテラが入ってくる。


(今日はエテラさんなんだ。昨日は別の人だったんだけど、なんかそういう担当とか特に決まってないのかな?)

「それでは食べさせるので口を開けてください」

「はい、あーん」

「・・・カワイイ」

「どうかしましたか?」

「い、いえ!何でもありません!」


エテラは慌てて慎也の口の中にスプーンを突っ込む。


(うん、やっぱ普通に美味いな。この飯誰が作ってんだろ?)

「エテラさん」

「どうかしましたか?」

「この料理美味しいんですけど、誰が作ってるんですか?」

「これですか?ギルド1階に食堂があるじゃないですか、あそこのシェフたちが作ってるんですよ」

「あ、なるほど。どうりで美味しいわけだ」

「そういえば慎也さんって好きな食べ物とかありますか?」

「好きな食べ物・・・スイーツとか、甘いものなら何でも好きですね」

「スイーツですか。そういえば最近忙しくて食べれてませんね、久しぶりに帰りに食べに行きますか」

(それ怪我して外に出れない俺の前で言う?ん?てかちょっと待てよ)

「そういえばエテラさん昨日休みとか言ってませんでした?なんでギルドにいるんですか?」

「実は友達が風邪をひいてしまって、それで友達の分の仕事を代わりに私がやりに来たんですよ」

「なるほど、エテラさんって結構優しいんですね」

「え!?きゅ、急にどうしたんですか!?別に私は優しくは・・」

「いや優しいですよ。だって友達のためにせっかくの休みを潰してまで仕事をしに来てるんでしょう?俺だったらそんなこと絶対しませんよ」

「うぅ・・・もうそれ以上は言わないでください」


突然褒められたことにより顔を赤くするエテラだったが、それに気づかず慎也は淡々とエテラを褒める言葉を述べていた。そして慎也が褒め終わったのは、食事が冷めかけていた頃だった。


そして、それからは特にこれといったこともなく、慎也の絶対安静期間は終わりを告げた


ネタが無くなったんです。だから急に時間を飛ばすことは怒らんで!

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