女神side 情報収集
女神side 情報収集
水戸と別れてから
女神はネットカフェで情報を集めていた。納豆勝負プロフェッショナル仕事の流儀を見ていた。
納豆勝負 四天王 最強 と動画サイトで
検索をかけるとプロフェッショナルの動画が出てきたからだ。
「この人がこの世界最強の納豆料理人ですか。」
竜神と呼ばれる料理人
彼は納豆四天王の1人で四天王最強。
四天王の中で唯一テレビ出演などの
メディアに顔出しOKの料理人らしい。
「この人が私の友達の力を奪った料理人なら、水戸さんか私が納豆勝負に勝つことができれば……。」
そんな時女神の見ているプロフェッショナルに広告動画が入った。
『優勝すれば竜神に会える納豆トーナメント本日9時開催飛び入りOK、水戸歴史館広場にて」
これだ。これに行くしかない。
水戸歴史館広場
「僕がこのイベントの主催者の光圀です。参加者が来てもらえてよかったです。参加者1人でトーナメント中止になるところでしたから。」
私が歴史館広場で受付を済ませた。
私含めてトーナメント参加者が2人なのは
少し気になりますが…。
9時
司会「トーナメント第1戦そして決勝戦。勇気あるチャレンジャーの女神さんと四天王候補の1人ウエストさんの入場です。」
観客A「四天王候補が相手なのに出場するなんて勇気あるな。あの女神って人。」
観客B「そうだな四天王候補のウエストは四天王候補の中でもイーストと同等の強さと言われている。彼に挑むなんてあの女神度胸すごいな。」
広場中がどよめいている。
四天王候補に挑む謎の女。
騒ぎにならないはずがない。
「納豆勝負のお題は面白い納豆料理です!
審査員は主催者の光圀さんと竜神のマネージャー2人が務めます!食材は納豆勝負に
用いられるものを用意しました。制限時間は1時間です。それでは勝負開始!」
「お題は面白い納豆料理らしいな。あんたが来なければ俺は勝負なしで竜神に会えたってのによ。」
ウエストが話しかけてきた。
「俺は四天王候補の1人だ。あんたが誰か知らないが、俺の勝ちは決まってるだろ。降参したらどうだ?今なら恥を晒さずに済むぜぇ。」
かなりうざい。水戸さんならここまで言われても怒ったりしないでしょうけど……。
「私は負けませんよ。竜神に納豆勝負で勝つ必要があるんです。四天王候補程度に負けている時間がないんですよ。」
「俺に負けないだと!ふざけるなよ。ぶっ潰す!この俺の料理でなぁ!完成した!
これが俺の面白い納豆料理だ!」
完成が早い。まだ10分も経っていないはず
何を作ったんだ?
「これが俺の面白い納豆料理!納豆サラダだぜ!」
審査員「納豆サラダだと!なんて発想だ。
さすが四天王候補。ご飯に乗せないとは
実に面白い!」
あの程度でいいのか。なら私が作る納豆料理は決まりですね。
審査員「これより面白い納豆料理は無理でしょう。女神さんはもう負けということに……。」
面白い納豆料理なら料理として面白いだけでなく、その料理の様子でも楽しませることが必要なはず。
観客A「なんだあの女神うどんを茹で始めた。」
観客B「いや七輪で何か焼いてるぜ。」
観客C「何か鍋で煮込んでいるっぽいな。」
観客D「一体何を作る気なんだ?」
「諦めろって!そんなたくさんの調理でパフォーマンスしたところで意味ないぜ!四天王候補の俺に勝てるわけないし、納豆料理が面白くなきゃ意味ないぜ!」
そんなことはない。ウエストの納豆サラダはたしかに面白い料理だろう。だけどわたしの調理と完成した料理の面白さなら。
観客A「七輪で焼いていたのはモチだ。」
観客B「鍋で茹でているのはカレーか?」
観客C「うどんの水気を切っている。」
観客D「まさか女神が作ろうとしている料理は……!正気かあの女神。」
カレーに出汁とめんつゆ、水を入れて茹でる。その間にチーズを選ぶ、粉チーズと、ピザ用チーズのいい感じのやつを探す。
茹で上がったカレースープにうどん、モチ、
チーズ、そして粉チーズを振る。ここに!
納豆を1パック入れてかき混ぜる!
「完成しました。納豆チーズカレー力うどんです。」
審査員「なんだこのカロリーの暴力は面白い!」
観客A「あんな料理普通思いつかない。あの女神正気じゃない。」
観客B「たくさんの調理を並行していてとても面白かった。あの料理の前じゃ。ウエストが勝つのは……。」
審査員「結果発表!勝ったのは女神!優勝した女神には竜神に会える権利をプレゼントします!明日竜神の収録現場にゲストとして参加することができます。」
これで私は四天王竜神に会える権利が
手に入った。とりあえずもうすぐお昼だし、拠点に戻りますか。




