農耕民族系YouTuber
三度のメシより米が好き!
ど~も~、わたくし、農耕民族系YouTuberのシャリ野銀作と申します。
無類の米好きである私が、農耕民族代表としてお送りしているこのチャンネル。
米は日本の〝文化〟――。
我々が普段何気なく口にしているお米には、私たちの先祖が積み重ねてきた歴史と伝統が凝縮されています。米粒は、いわば、農耕民族の叡智の結晶なのです。
古くからの日本食が廃れてきている昨今、米の持つ素晴らしさを全国民に向けて再提示しなければならないという思いから、一種の啓蒙活動として動画投稿を行っております。
さて、今回の企画はこちら!
『白米をどこまで美味しそうに食レポできるか選手権』!!
ババン!!!
炊きたての白米の食リポをし、より美味しそうに味を伝えることをできた人が優勝となります。
まあ、選手権といっても私一人なんですが、やっていきたいと思いまっす!
では、すでにこちらのおひつの中に炊きたてほかほかご飯を用意してありますので、早速食リポしていきましょう♪
パカッ
おお。フタを開けた瞬間に、い~い香りが鼻腔をくすぐりますねえ。この香りだけで十分おかずになりそうです。食欲が泉のように湧き出てきます。
どれどれ、炊き加減は? うん。絶妙です。
硬すぎず柔すぎず、ふっくらと炊き上がっております。模範的な炊き上がりといえましょう。
これをしゃもじで優しく掬い上げ、ふんわりとお茶碗に盛れば、ほい! これだけで、すでに立派な芸術作品ですな。
この完成された造形に箸を入れて崩してしまうのは、いささか忍びないのですが……意を決して、いただきたいと思います。
スッ
見てください、この白米の曇りなき白さとツヤ。まるで、お米の一粒一粒に雪原の輝きが封じ込められているかのようです。
この輝きをしかと目に焼き付けてから……いざ、実食!
パクッ
モグモグモグモグ
うーーん……。
口に含んだ瞬間、頭の中に広大な雪原が思い浮かびました。これぞ、日本の味。遠い故郷を思い出す、なんとも叙情的な味でございますね。
そして、飲み込んだ後も口の中に残る仄かな甘み。この余韻を、私は〝残雪〟と名付けたいと思います。
というわけで、ここで一句詠ませていただきます。
残雪を 踏みしめ故郷を 去りぬ朝
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ご視聴いただきありがとうございました。
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