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結婚式に義母がウェディングドレスで登場したのでマザコン婚約者と一緒に捨てたらハイスペイケメン貴族に求婚されました。

作者: 鳳めろこ


政略結婚。

貴族同士の家ではよくあること。

私、レベッカ・グレイモアも例に漏れず、貴族令嬢として、本日望まない結婚式を挙げる。


相手は、ジュリアン・ベルモンド。

元は商家の家系だが、現当主の尽力により男爵家となった新興貴族のお坊ちゃんだ。

いわゆる成金貴族だが、資金は潤沢なのである。


我がグレイモア公爵家は、名誉はあっても財政状況が芳しくない。没落も時間の問題だ。

お父様は、この結婚で資金問題を解決しようとしているのだろう。


私は、貴族の娘として生まれた身。

政略結婚のことは理解していた。

でもこの結婚だけはどうしても嫌だった。

だから私は何度もお父様に掛け合った。


「彼と結婚するぐらいなら没落した方がマシです!お父様も我が家の名誉を考えるなら、お考え直しくださいませ!」

……何度もそう訴えたが、お父様の答えは変わらなかった。

「グレイモア家の娘として弁えろ」の一点張り。聞く耳さえ持ってくれなかった。

私は、とうとうお父様の説得を諦めた。


…私がここまでジュリアンとの結婚を拒否するのは、どうしても彼と結婚したくない理由があるからだ。

それは、婚約者であるジュリアンと彼の義母、マルグリットの『異常な関係』に気付いていたから。

婚約者のジュリアンが、常軌を逸する『マザコン』だと気が付いてしまったからだった。



***



結婚式当日、私は純白の花嫁衣装に身を包み、この望まない未来をなんとか受け入れようと努力していた。


「家を別邸にして貰えば多少は母親の干渉もマシになるかしら…あとは私も出来るだけ事業を展開して屋敷にいる時間を減らして…」


ジュリアンの母、マルグリットは、ジュリアンがいないタイミングでは私のことを些細なことで罵り、彼がいるタイミングでは被害者面をして私が冷たいだのなんだの言って息子の同情を買う。

ジュリアンはマルグリットの肩を持ちつつも、私との結婚には肯定的なようで「ま…まぁまぁ…レベッカはまだ緊張してるんだよ…レベッカもママに優しくしてあげて…」とこちらをチラチラ見ながら母親の機嫌を取っていた。


まぁ、上述レベルのいびりなら、私は聞き流してやっていけただろう。大きな理由は他にある。

婚約披露予定だったパーティーでファーストダンスを母親と踊られ、一応の婚約指輪も母親が選び、結婚指輪のデザインまで母親が口を出した。極め付けには婚約者同伴の晩餐会に母親まで連れてくるという異常行動。


猫撫で声で「ママ…」「ジュリアンちゃん…」と囁き合う二人は親子というよりは恋人同士のようで、正直同じ空間にいるのが苦痛だった。


私は大きな溜息をついた。

結婚が嫌ならグレイモア家から出ていくという手もあった。でも、それをしなかったのは、私にも貴族としての誇りがあったからだ。

…私が、我慢すればいい。それだけのことだったから。

そうすれば、代々続いてきたグレイモア家を守ることが出来るから。


「…いつまでも、ウジウジしてるわけにはいかないわよね。私はもう彼と結婚するのだから。…よし!腹を括りなさい!レベッカ!」


私はパシン!と頬を叩いて気合いを入れると、呼びにきたメイドに連れられて、待機室を後にした。


そして、教会の大聖堂の扉の前で、お父様と合流した。


「…来たか。くれぐれも、家の名に恥じぬ振る舞いを」

「…はい」


僅かに言葉を交わした後、私はお父様が差し出す腕に手を添えた。


(…結婚ぐらい、してやるわ。これがレベッカ・グレイモアの矜持よ)


大聖堂への扉が開いた。



***



荘厳な石造りの天井、色とりどりのステンドグラスから差し込む陽光。

列席した貴族たちがざわめきを止め、式の始まりに緊張を乗せる。


「新郎、ジュリアン・ベルモンド様のご入場です」

進行役の声に合わせて、扉が開いた。


(…え?まだジュリアンが入っていないの…?彼の入場は私たちより先のはずよ…!?)


祭壇まで続く真っ赤な赤い絨毯の先、そこでは、新郎であるジュリアンが私を待っているはずだった。

……それなのに、そこには誰の姿もなかった。


ひやりとした風が、背中を撫でる。

式場にいる全員が、一瞬、時間を忘れたように沈黙した。


(……どういうこと?)


私の隣で、お父様も眉をひそめていた。

周囲の視線が、次第にこちらへ向かっていくのを感じる。

扉の向こうにいるのは新婦で、新郎が来ていない。その不自然さに、皆が気づきはじめていた。


…それでも式は止まらない。

進行役は動揺を押し殺すように声を上げた。


「……続きまして、新婦、レベッカ・グレイモア様のご入場です」


私は戸惑いを隠すように笑顔をつくり、お父と様と共に一歩を踏み出した。


広い聖堂の中、困惑しつつも拍手をくれる列席者たちに微笑みを向けながら前に進む。

金と紫の礼装に身を包んだ王国の重鎮たち。

社交界に名を轟かせる名家の夫人たち。

そして、その中にいたひとりと目が合って、一瞬声が出そうになる。


ロイ・エインズワース公爵。

若くして公爵位を継ぎ、王国屈指の名門家門を率いる人物。灰銀の髪、切れ長の瞳、軍服のような深緑の正装姿で参列していた彼は、他の参列者たちとは異なり、真剣な顔でこちらを見つめていた。


(……ロイ閣下まで…!王家の方々を始め、こんな没落寸前の家の結婚式にわざわざ…)


ロイ閣下とは、数ヶ月前に貴族の集まりで少しだけ言葉を交わしたことがある。

彼の物腰は丁寧で、洗練されていて、大貴族だというのに、どこか親しみやすい雰囲気を持っていた。

私自身、彼が婚約相手だったら二つ返事で了承するだろうと思ったし、ご令嬢たちの間で大人気な理由はお話すればすぐに分かった。

憧れの的みたいな人だ。


(とてもお忙しい方なのに……)


彼ほどの人が、こんな結婚式にわざわざ顔を出す義理などない。

それでも彼は今、確かにそこにいた。


 私とお父様は、ついに祭壇の前に辿り着いた。

本来であればここで新郎に新婦を引き渡し、お父様は席に戻る。

…しかし、今ここにはその新郎がいない。


(…もしかして、母親と結婚したいからこの結婚式から逃げた?)


………もう、それならそれで構わない。

私も父も笑いものだが、私はこの結婚から解放される。

私はグレイモア家の令嬢として家のために身を捧げた。でも彼らは別の愛を見つけた。

それならそれでいい。丸く収まるから。


その時だった。

ギィィ…と音を立てて再び扉が開いた。


私も父も、参列者たちも反射的に後ろを振り返る。

そこに立っていたのは_______


「…え」


そこに、立っていたのは____


「ママ、転ばないようにね」

「ええ、ジュリアンちゃんとバージンロードを歩けるなんて夢みたいだわ!」


新郎であるジュリアンと『ウェディングドレスに身を包んだ』義母、マルグリットだった。

二人は腕を組み、まるで『主役』のように真っ直ぐこちらに歩いてくる。


「なッ!?」

「ど、どういうことだ!?」


お父様は絶句しており、参列者たちにもどよめきが走る。

二人が祭壇に到着するまでの時間、私はただ、笑顔を浮かべる二人を見ていた。


「ごめんなさいねぇ!ちょっと遅くなっちゃってぇ!本当は私がジュリアンちゃんと先に入場する予定だったんだけど、着るのに手間取っちゃって!」

「ママとあの人が結婚する時は、あまりお金が無かったから、こんな豪華なウェディングドレスは着れなかったんだよね?…ふふ、すごく似合ってるよママ」


小声で囁きながら幸せそうに微笑む二人は、私よりよっぽど新郎新婦だった。


(私は…これからこの二人と家族になるの?)


これは、私とジュリアンの結婚式だ。

家の名を背負った、大切な式で、私の覚悟だ。

彼らが逃げるというならそれは良い。

でも、わざわざ義母にウェディングドレスを着せて『愛は私にはない』ことを見せつけた上で、集まってくださった参列者の方に悪い印象を与えて終わるの?


『グレイモアはここまで堕ちた』

皆にそう言わせたいの?


家のために結婚したのに、こんな非常識な人たちと家族になっては、名誉を捨てたようなものよ。



その時。

___ぷつん、と何かが切れる音がした。


私は祭壇の上に置かれた二つの指輪を見下ろした。ひとつは私の指に収まるはずだったもの。

もうひとつは、母親の愛に支配された可哀想な男のものだ。


ふと、マルグリットと目が合った。

私を見てにっこりと微笑む。


「うふふ……やっぱり白は若い子に似合うわね!でも、私だって負けてないわよ?」


(負けてない…?私は彼女と張り合う立場じゃない…!)


背後で誰かが息を呑んだ。

父が何かを言いかけた気がする。


___ああ。もう、いいや。


私は静かに指輪を手に取る。

細く、美しく磨かれた銀の輪。

けれど、私にはもう、ただの鎖にしか見えなかった。


「…こんなもの、いらないわ」


次の瞬間、私はその指輪を思い切り床に叩き付けた。祭壇の前の大理石の床に当たって、カァン!と澄んだ音が、聖堂の隅々まで響き渡る。


回転しながら転がる指輪。

それを目で追った者たちの表情が、次々と固まっていく。

私は祭壇を振り返り、参列した貴族たちに向き直った。


「…この度は、ご参列いただいたのにも関わらず醜態をお見せし、大変申し訳ございませんでした。グレイモア家のために受け入れた結婚ではありましたが、この有様ならお父様に従う理由もございません。…こんな形で家紋を穢すぐらいなら、大人しく滅びた方がマシですわ」


私が祭壇に背を向けると、ジュリアンが、投げ捨てられた指輪を拾って慌てて私に手を伸ばした。

「レ、レベッカ…待って…これは違ッ」


その声を、私は言葉で切り裂いた。

「黙りなさい、マザコン」


式場が凍りついた。

息を呑む音さえ、どこか遠くでこだまする。

誰かが口笛を吹いた気さえした。


「…あなたが一瞬でも私に興味を向けてくれればまだ良かったわ。でもあなたはいつだって母親を優先した。婚約披露を予定していた舞踏会でさえ、あなたは母親をファーストダンスに選んだわ!あの日は私の誕生日だったのに!…ママの誕生日が近いから?私の誕生日は当日よ!流石に世間体で悪過ぎるから婚約披露を延期したじゃない!まさかどうして延期したか分かっていなかったの!?」


ジュリアンはたどたどしく言葉を紡いだ。


「だ、だって…僕は貴族のマナーには疎いし…ママは嬉しそうだったし…」

「マナーに疎くてもあなたは貴族よ。誇りを持ちなさい!…それに、あなたはいつもママ、ママって言うけれど…私のことを、見たことはある?」

「えっ…」

「あなたが母親とファーストダンスを踊った時、あなたの母親が選んだ指輪を貰った時、あなたに誘われた晩餐会に母親が着いてきた時…あなた、私の顔を見たことがある?」

「そ、それは…」

「それが答えよ」


私はドレスの裾を優雅に持ち上げ、くるりと背を向けた。


「ママと末永くお幸せに。…ご機嫌よう」


私はウェディングドレスのまま、真っ直ぐに歩き出す。

扉の先の光は、私を祝福してくれているように感じた。



***



私は大聖堂を出た。


扉の奥からは、マルグリットの叫び声が響いていた。お父様が私を呼んでいたかもしれない。

ジュリアンの情けない声も聞こえた気がする。

でも、どれも風にかき消されていく。

 

私は振り返らず、ただ真っ直ぐ歩いていた。

その時だった。


「レベッカ嬢!」


石畳に軍靴の音が響く。

低く、はっきりとした声が私の名前を呼んだ。


私は思わず立ち止まった。

足音はそのまま私の正面までやって来ると、ようやく止まった。

深緑の礼服に身を包んだ男が、少しだけ息を乱しながら私に微笑んでいた。


ロイ・エインズワース公爵。


王国最上位の貴族にして、若くして家門を率いる人物。

数ヶ月前、ほんの少し言葉を交わしただけの、私の、皆の、憧れの人だった。


「……何か、御用でしょうか」


誰かに、それもロイ閣下に話かけられるなど想定外で、表情が固まってしまう。


「…ああ…ッ…ええと、突然追いかけてすまない。えっと…その…」

彼らしくない、歯切れの悪い言葉だ。

私がそのまま続きを待っていると、やがて決意したかのように彼は私を見据えた。


「……単刀直入に言うが、私と、結婚していただけないだろうか」

「……え」

「……あ、ッと!すまない、緊張して先走った!」


私が目を見開くと、彼は照れたように笑ってから、真っ直ぐに私を見て、言った。


「…レベッカ嬢。先日君に会った時、こんなに聡明で美しい令嬢がいるのかと私は感動したんだ。君に一目惚れしたと言ってもいい。……でも、その時君は既に婚約していて、結婚式の日も決まっていた。だから諦めようと、そう思っていた。…だが、君が祭壇で指輪を投げたあの瞬間、私は願ってしまった。…やはり君が良いと。君のように誇り高く、信念を持って生きる女性と共に生きていきたい、と」


私は、言葉を失った。

この場に立って、誰かにそう言ってもらえるとは思っていなかったから。


「今さっき結婚式が破綻したばかりだ。私は今君を傷付けているかもしれない。だが、私は誰にも君を取られたくない。…君が頷いてくれるなら必ず幸せにする。…だからどうか、私と結婚して欲しい」


心臓が跳ねた。


「そんな…そんなことって…」

「分かっている。私は今先程の彼らと同等に常軌を逸する行動をしている。でも….どうか選んで欲しい」

 

彼が跪いて私に手を差し出す。

私は息を飲み、静かに言った。


「…ロイ閣下。…私は結婚式を破綻させたような不名誉な女です。あなたの輝かしい経歴に傷が付くかもしれません。…それでも良いのですか?」

「君は何も悪くない。…君が隣に立ってくれるのなら、それ以上に幸福なことはない」


私は頷いて、そっと彼の手に自分の手を重ねた。

彼は私の手を包み込むように握ると、そのまま手を引いて甲に口付けを落とした。


「…ありがとう。……では、後のことは夫である私に任せて貰おう」

「…へ?」


 

***


その夜、社交界に衝撃が走った。

『グレイモア家、ベルモンド家の結婚式における前代未聞の騒動』その映像を記録した水晶が、『匿名』の差出人から、王族をはじめとした主要貴族に届けられたのだ。そして、結婚式に参列していた貴族たちの話も相まって、噂は瞬く間に拡散された。


映像には、ウェディングドレスを着たエドモンド夫人がジュリアンと腕を組み、堂々と祭壇へ向かう姿。そして、花嫁であるはずのレベッカ・グレイモア嬢が、誓いの指輪を床へ投げ捨てる場面が克明に記録されていた。


「『母親と腕を組んで入場』?正気か?」

「社交界の恥だ、これは」

「レベッカ嬢が正しい。むしろよく耐えたものだ……」


貴族たちは、一斉に動いた。

結果、ベルモンド家は複数の上流サロンから追放。マルグリットは『あまりに家庭に執着する不健全な母親』として、王妃主催の晩餐会から名指しで招待をはずされた。

ジュリアンに至っては『マザコン男爵』と皮肉られ、王都中の笑いものとなってしまった。

彼は母を置いて旅に出たらしく、現在の消息は不明。


そしてグレイモア家では_____


「レベッカ…本当にすまなかった」

「お父様…もういいですから。私はお父様に散々文句を言いました。もう満足しております」

「しかし…」

「お父様。…お父様の家を守りたいと思うお気持ち、私も理解しておりました。私もこの家を守りたかった。…だから、嫌だと言いながらも結婚式に向かったのです。……ですから、もう謝らないで」

「レベッカ…」


グレイモア家は、今回の件を機に支援者が増え、新しい事業も始めたことで、再び家名に恥じぬ功績が出てきた。お父様は養子を取り、私には弟が出来た。

彼はとても優秀だし、可愛い。それに、少年ながらにしたたかで、時には豪胆でもある。

彼が成長すれば、我が家は安泰だろう。


他にも、大きな変化がある。それは、お父様が、私をはじめ周囲に『感謝と謝罪』を伝えるようになったことだ。

厳格で古い考えの人だったが、今回のことで考えが変わったらしい。

これは、私の行動で出た副産物としては『二番目』に大きいものだったと思う。

でもやはり、いちばんは______


「レベッカ!」

「ッ閣下!」

「…ロイ、だろ?」

「……ロイ」

「うん、よく出来ました」


薔薇の咲き誇る庭園を散歩していると、背後から名前を呼ばれた。

振り返ると、蕩けるような視線を向けてひとりの男が駆け寄ってきた。彼はロイ・エインズワース公爵。

私の、旦那様である。


今は彼のお屋敷で一緒に暮らしている。


「はぁ…レベッカ…」

「わぁ!ふふ…!」


エインズワース邸の誇る薔薇の咲き誇る庭園は私たちの定番のデートコース。

ロイは駆け寄った勢いのまま私を抱き締めると、こめかみに優しい口付けを降らせた。


「…なぁ、レベッカ」

「なんですか?」


ロイは私の髪を長い指ですきながら、私の存在を確かめるように輪郭をなぞる。


「…君があの日、指輪を投げ捨て、扉を開けて出ていかなければ、今、私はこうして『愛する妻』と寄り添っていられたのだろうか」


ロイはそう言って、今度は私の指に触れる。

そこには、彼との『新しい誓い』が光っている。


「……私は全てを諦めただけ。あなたがあの日、追いかけてきてくれたから、今があるのです」


私は指を絡めて、そっと彼の胸に顔を埋める。


「……愛している、レベッカ」

「私もです、ロイ」


あの時の私は、誓いも未来も、全部投げ捨てて逃げ出しただけなのに。

彼はそんな私を『誇り高い』と言ってくれた。


今回のことはきっと、本当に運が良かった。

たまたまロイが私を気に入ってくれていて、たまたま貴族たちが私の味方をしてくれた。


でも、ただ自分を誤魔化し、我慢しているだけでは、本当に欲しいものは手に入らない。

口に出して、動いて、示して、ようやくそれは現実になるのだ。


まずは、動くこと。

「そこのあなた、望まない結婚をしているのなら、思い切り暴れてみるのもよろしくてよ?

もしかしたら、上手くいくかもしれないわ。」






ここまで読んでいただきありがとうございました!


「義母が自分たちの結婚式でウェディングドレスを着たいって言っててしんどい」というネットニュースを見たので「うひょ〜キツいなぁ〜」と思いながら書きました。思いつき短編です。



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ママの膝枕で歯ブラシしてもらう外科医師(30代後半独身)がいるのであるあるなんだろうなと思って読んでいました。 ヒロイン父はもう少し下調べしろYo!
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