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東の国

 私が今いる現在地から、西へ海を越えると大国があるらしい。

 

 私が森を出ることになった東の大国に負けないくらい栄えているらしい。

 

 村人たちは、商人たちが村を通ることがるらしく。

 海を越えて、近村に話が流れていた。


 地図も貰い、海までの道のりも教えてもらった。

 食料なども村人たちが分け与えてくれた。

 ロックが私が山賊を倒した恩人と説明してくれたらしい。

 

 「泊めてもらったうえに、食料までありがとうございます」

 

 「こちらこそ、盗賊を倒していただいて、ありがとうございます

  たいした、おもてなしもできず

  魔法使い様、お気をつけて

  旅の無事をおいのりしています」

 

 私は、年輩の村長に握手をして別れをおしんだ。


 久々にいい人に出会えてよかった。


 私が村を出ようと歩き出した。


 騒がしい音をたてて、騎馬が10人ほどやってきた。

 私と村長は、騎馬に取り囲まれてしまった。

 騎馬には、赤い旗に黄色い冠が記されていた。

 

 「いったい、どうしたのですか」

 村長が私をかばうように前に出た。

 

 「我々は、王の命令でここにやってきた」

 男は紙を見て、私を見比べる。

 「そちらの彼女は?この村のものか」


 「いえ、私は旅をしているものです。数日前に、ここに立ち寄っただけです。

 今から、旅に出ようとしているところです」


 「悪いが、あなたには私たちと一緒に来てもらう」

 「どうしてですか」

 「王が人を探しているのだ」

 男は、人相書きを私に突き出した。

 そこは、ずいぶん古い紙に女性の顔が描かれていた。

 全体的にインクかすれているので、わかりづらいが、私に告示していた。


 「あなたも確認のために、王に会ってもらう」

 「それは、断ることはできるのですか」

 「できない。我々としては、おとなしくついてきてくれると助かるのだが」

 「武力行使もじさないとうことですか」

 「そのとうりだ」

 

 私と騎馬と目線が鋭く交差された。


 「私は、あなた達についていくつもりはありません」

 「そうか、なら申し訳ないが連行させてもらう」

 馬から降りて男が私に近づいてくる。


 私は、魔法を使って、男が歩いた場所を泥状に変化させた。

 男の腰あたりまで、沼になってはまってしまう。 

 


 


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