ひゃっはー
「よっしゃ、景気よく行こうぜ。切り込み隊長は俺だ。切り込み用だからなサンダルフォンは!」
そう言ってサンダルフォンが一機、前に出る。それに釣られたか、近くにいたミノタウロスやドレイクが数体襲いかかってくる。
サンダルフォンは何の気なしに持っていた大口径拡散ビームキャノンを放った。そういえば今までずっとミサイルだけだったな。
その威力、範囲はすさまじく、一発で薙ぎ払ってしまった。襲ってきた者たちは跡形しか残っていない。
「どうだ? 神の歌の味は?!」
そんな中二臭い名前がついていたのか、それ。まあ専用装備らしいし、ありか。
「さすがにそんなに連発できねーけどな。やばそうな集団は俺に任せてくれ」
さすがに連射は無理か。そんなの出来たら戦場がサンダルフォンばかりになってしまうよな。いくら高級機とはいえ。
「とりあえずの突破口は俺が拡げる。皆は掃討していってくれ」
それに合わせて皆が動く。ジョニーMの大型無反動砲が大型のドレイクを吹き飛ばし、クニヒロがフェアリーの時と同じようなアンチマテリアルライフルでサイクロプスの目を撃ち抜く。
俺は突進してくるミノタウロスをビームマシンガンで返り討ちにし、ゴールキーパーは飛んで迫ってくるワイバーンを自慢の対空ミサイルで撃ち落としていた。
現地人たちも活躍してくれている。魔法使いたちは黒いローブ姿優先にしつつ、範囲攻撃魔法で弱らせてくれているし、ブラックキャバリアの二人はブルーキャバリアと組んで、トリオで強大な魔物でも打ち倒してくれている。戦士三人と神官戦士にはちょっと荷が重いようなので、魔法使いの護衛として頑張ってもらっている。俺達は殲滅に忙しくなったから。
気をつけるべきは黒ローブの魔法と、ドラゴンのブレスと魔法だ。一部のドラゴンが魔法を使ってきたのはびっくりした。思わず直撃を受けてやられるところだった。まあだいたい黒ローブは発見次第集中砲火だし、ドラゴンブレスはパーソナルフォートレスが誇る、スクリーンシールドでなんとかしてきた。だいたい予兆があるからな。他はもう簡単な殲滅だった。
まーのりにのってるんだろうがかみさーよ、「ひゃっはー」って叫ぶのだけはやめてくれ。たしかにキャラにあってるとは思うが、どうもその、な。サントノーレもネ・ムイも若干ひいてるぞ、気づいてなさそうだが。
大半を殲滅して、あたり一面は血の海、にはなってないな。だいたい蒸発してしまっているせいか、死体すらあまり残っていない。超巨大なやつは一部残っているけど。こっちの主兵装が爆発系に偏ってるからというのもあるかもしれない。ばらばらになったあとで爆発に巻き込まれて蒸発しているんだ。
俺達には感じなかったが、現地の魔法使いや戦士には不評だった。こんな景色は見たことがないし、こんな匂いも知らない、とのことだ。確かに凄惨だ。小学生に見せていい光景には思えない。ミッションブレイク2がなぜ基本同じMTAが相手なのか分かった気がした。最近は無人設定も多いしな。




