表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
51/64

挨拶

「けっこーな人数いるな。こいつら役に立つの?」


「ああ、俺達では手が出せない霊体の敵もいてな。彼らの一部にしか倒せない。あー今はネ・ムイもいけるんだっけか」


「今はもう切れてるから無理ー。でもまた頼んだらしてくれると思う」


「じゃあ冒険者や戦士団からも俺達の援護に人を割いてもらえるよう、それぞれ交渉しようか、ネ・ムイとフライハイトな」


「ウォーモンガーとサントノーレも顔を出して挨拶してくれ。俺達の仲間だと紹介したい」


「お、俺も装甲勇者(アーマーヒーロー)になれるんか?」


またしてもおどけてそういったことをいうウォーモンガー。そういうロールプレイなんだろうか? 中の人のかみさーは礼儀正しい青年だったしな。


「私もなれるのかな?」


サントノーレ(弓子ちゃん)は少々気後れしてるかな? 周りは大人ばかりだしな。それにフライハイトが連れてきたドッズは歴戦の傭兵といった感じの髭面のいかついおっさんだったし。

ネ・ムイの知り合いのシャリーは……あれはエルフかな? 耳の形が明らかに俺達とは違う美人さんだ。冒険者の中にはぽつぽつとそういった耳の人もいるし、ずんぐりむっくりで髭面の戦士っぽいのもいる。ドワーフだろう。


「ああ、もちろんだ。俺もネ・ムイも今はサントノーレ(弓子ちゃん)と同じような見た目だけど、なれてるしな」


フライハイトがウォーモンガーを、ネ・ムイがサントノーレをキャバリア隊と戦士団、冒険者たちのそれぞれのリーダーに紹介していく。


俺はその間、少しだけ前に進んで偵察をしてみる。さっき言っていたドラゴンの死体が落ちていないかの確認も兼ねて。万一生き延びていたら危険だからな。俺等には雑魚かもしれないが、たぶん戦士団とかには厳しい相手だろうし。


正面の開けたところから慎重にゆっくりと進む。もう一度確かめるために、ダティーズから見えるところに一機だけガーディアンを設置する。うーむ、やっぱり設置にも時間かかるようになってしまってるなぁ。前に使った戦法使えなくなってしまったか、残念。


と思いつつ前進。

BGMも相変わらず環境音だけだ。風が森を通過する音とか、どこかにいるのだろう猿の鳴き声っぽいのも聞こえる。森ですよ、と全力で環境音が訴えてきている。


ところどころに巨大な蛇(マンイーター)の死体はあったが、ドラゴンは見当たらないな。それなりに強力なパーソナルフォートレスのレーダーにも引っかからない。このイベントでは半径百mに弱体化してしまっているが、森の中ならそれで十分なはずだし。


しかたがない、少々危険だが、アクティブレーダーを使おう。


ん? 遠くに雑魚っぽい反応は複数あったが、至近距離に大物が? どこだ? そっち方面には何もいないように見える、が。


アクティブレーダーに同期したガーディアンが何もいないように見える方向へレーザーを放った。何かに当たっている?! いるの確定だ。本当に至近距離だ。けど気配も何も感じなかったが、そっちへ向けてショットガンを撃つ。レーザーがポインタみたいになっているので当てるのは余裕だ。……やばいな?!


全力でホバーを使って後ずさる。ショットガンは何かに当たったが、少し距離が離れすぎていたのでダメージはなさそうだ。

……しかしあんなショットガンの有効射程外でも人間に当たったりしたら酷いことになる程度の威力はあるはず。それにガーディアンのレーザーだって雑魚ならなぎ倒せるほどの威力があるはずなのだ。それなのにレーザーポインタにしかなっていない、ということは……。


当たったところから徐々に色が浮かび上がってドラゴンっぽいものが見えだした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ