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ブリーフィング

聖王長は俺達の顔を一人ひとり丁寧に見た後、うなずく。


「うむ、ありがたいの。諸君たちには、魔物の群れをある程度排除した後、後方に控える預言者(プロフィット)と呼ばれる者を打ち倒してほしいのじゃ」


「掃討戦か。しかも敵地で。なかなか難易度は高そうだ」


「友軍はいるのか?」



「ああ、キャバリア隊や戦士団、冒険者が十数グループ、魔物の群れに対処している。エマやドッズ、シャリーも来ているぞ」


それに反応したのは俺とフライハイト、ネ・ムイだった。エマ以外の残りの二人が、たぶん俺のエマと同じく向こうで出会った人物なのだろう。


「ミッションに時間制限はない。補充場所はあるが出発地点となるだろう。大型上陸機での強行上陸となる」


「大型上陸機ってダティーズのことか? 確かMTAを十機搭載できて簡易拠点にも出来るってあの?」


「そうじゃな、諸君たちがいうダティーズという大型の大気圏突入機だ。それで滑空し強行着陸で上陸する予定だ」


「こいつを持ち込めるならだいぶと序盤は楽だな。本体に防衛用の砲台までついているはずだし、こいつの補給能力は高かったはずだ。それに十機搭載できるから予備機も持っていけるな。表示する」


フライハイトが未来的テーブルの上にダティーズの立体映像を表示してくれる。その横にはスペックがズラッと並んでいる。なるほどこれは強力だ。


「あと一分で解禁じゃ。準備を始めてくれていいぞ。わしはこっそり退場するからの。あーたまに通信させてもらうがな」



「サントノーレにネ・ムイ。どうも掃討戦みたいだが、二人共ピクシーで行くのか?」


「硬いのを一撃で貫くのが物理狙撃だからね。弾だけはたくさん持っていくつもり」


「同じくだ。ボスがいるし、雑魚ならフライハイト、ウォーモンガー、ヒジリのタイタン型三人衆でなんとでもなるだろう? ボスを探し、見つけた後、ロックし続けるものがいたほうがいいと思う」


ふむ、それもそうか。守りを重視するためにサブジェネ機体にしようかと思ったが、予定通りガーディアン二機積みの方が良さそうだな。予備機は多少アーマーのダメージが残っていたがウンディーネにするか。予備機が持っていけると分かっていたなら使わなかったのにな。


「分かった。俺はパーソナルフォートレス、レーザーライフルとガーディアンで行くとしよう。フライハイトとウォーモンガーは?」


「僕はザボスでいくよ。そんなに機体持ってないし、なんだかんだで使い込んでるし、補給が必要な場面もありそうだ。物理弾メインで運ぶよ。グレネードランチャーを持っていこう、予備はゴールキーパーだ」


「俺は最新鋭の機体サンダルフォンで行かせてもらう。基本はパーソナルフォートレスとかぶるが、ミサイルメインで組む。メインはサンダルフォン専用の大口径拡散ビームキャノンだ。ファンタジー相手にジャミングとかいらないだろうしな。予備はオーガ3だ。補給は頼むぜ、フライハイト」


「ミサイルとビームだな。ヒジリさんの機体に補給は要らなさそうだし、サントノーレとネ・ムイの分も持っていこう。ウォーモンガー、ミサイルは多めにするから派手にぶっ放してくれ」


「よし、行くぜ」


音頭はウォーモンガーがとってくれ、次々に皆がミッションへダイブしていく。


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