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見ると出撃OKはフライハイト以外は出来ていた。フライハイトも俺の編成待ちだったようで、ガーディアンへの補給をリンクしてくれたようだ。


暗転した。いつもの見慣れたメンテナンスマンが現れる。彼は俺のハンガーに務める優秀なメンテナンスマンで有料キャラだ。機体に様々な+補正をかけてくれるし、ミッションの説明もしてくれる。


「相手は戦車って分類だが地上戦艦みたいなものだ。ミサイルも豊富で、対空も厳しい。無限軌道には厳重なバリアがはられているから、正面をぶち抜くより手間がかかるぜ」


要するに艦橋がない地上戦艦といったところか。パーティーミッションでのボスなだけはありそうだ。



こちらは車両での運搬からの出撃のようだ。都市部からか。ギガースは北の山岳部からやってくるようだ。



「どうする? 俺はそんなに足早くないが」


「実装時だと山岳まで進んで攻撃しないと間に合わなかったけど、今なら森林まで進んで待ち伏せでいいんじゃないかな?」


「よし、それ採用。皆森林のここまで進んでくれ」


そういって表示されたマップは部分的だった。



「これ、偵察したところしか表示されないミッション?」


「そのようだ、だからなるべくマップを埋めていくように進んでほしい。合流予定地点へは私が先行する」



「よし、ヒジリ、でる」


俺は最大戦速で市街地を斜めに進んでいく。それでも遅いけどね。

俺のレーダーは広いのでだいぶとマップが開いた。一人だけ突出して早いのがサントノーレの偵察型だ。俺より少し早いのがネ・ムイの狙撃型。俺と同じ程度なのが前衛ジャマー火力のウォーモンガーと支援型だからか遅いフライハイトだ。


俺の立ち位置は狙撃型であるネ・ムイの機体を守りながら攻撃することだと思うので、ネ・ムイの機体を追うように、マップが少しでも開くルートを進む。


「合流予定地点より北。ギガースを発見。マーキングはこの距離からでは取れない。予測進路をはる」

偵察のサントノーレからの報告の後、マップにギガースの現在地点と進路予想がはられた。これはシステムの機能ではなく目視と推察だ。相当優秀な光学装置をサントノーレの機体は使っているようだし、ギガースは電子的隠匿(ステルス)も高いのだろう。


「最初の想定よりだいぶとずれていたな。合流地点を変更する」

フライハイトが示した合流地点が変更になった。若干ラインが下がってるが仕方ない。


「おそらくドローンを放出している。空に注意してくれ」

サントノーレからの注意も来た。戦車からドローンが出てくるのか。嫌な相手だな。



「すまない。おそらくドローンに見つかった。別の方向へ逃げて誘導してみる。あとで攻撃に加わる」

サントノーレの反応が離れていく。ドローンの戦力は分からないが少しでも引き付けてくれるのは有能だと思う。



実際しばらくギガースの反応が消失し、予測到達時間を超えてから俺らからも見えた。こっちの布陣は間に合っている。


「しばらくギガースのタゲをサントノーレがとってくれた様子だな。お手柄だ。数値に現れないけどな」


「射程に入ったよ。けどもう少し引き付ける」

狙撃の弾、属性はキネティックだから距離に補正がある。俺のレーザーライフルも大気減衰でマイナス補正がかかるからなるべく引き付けたいし、限界までためるとエネルギー探知で発見されかねないから、発見されるまでは探知されないであろうぎりぎりの射撃をした方がいい。


俺は狙撃のネ・ムイより前に陣取り、ガーディアンを俺とネ・ムイの中間に設置した。ガーディアンの対空範囲は広いので後方の支援フライハイトも入る。一番前衛のウォーモンガーまでは無理だが、自前のジャマーでなんとかしてもらう。即着弾なのに俺のほうが前なのは俺自身もネ・ムイの盾だからだ。

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