表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
マイルーム  作者: 雨世界
9/13

 いろはが見たかった丸い小さな卵形の遊具はなくなっていた。

 理由はわからないけど、どうやらその遊具はもう撤去されてしまっているようだった。

 公園の中にある遊具はブランコと鉄棒と滑り台だけだった。(どれも綺麗で新しいものだった)

「私、ブランコに乗りたいです」

 とあゆみが言ったので、いろははあゆみと一緒にブランコに乗ることにした。

 ブランコは意外と楽しかった。

 それから二人は二子山自由公園の中で、いろんなお話をした。

 二人の今までの生きてきた思い出や、好きなこと、嫌いなこと、行ってみたい場所、将来の夢、好きな人のこと、(……それから家出の理由とか)そんなことを話した。

「いろは先生はどうして小学校の先生になろうと思ったんですか?」あゆみは言った。

「憧れの先生がいたから」といろはは言った。

「なら、私も将来、先生になろうかな?」と小さく笑ってあゆみは言った。

「あゆみさんならきっと素敵な先生になれると思う」といろはは言った。

「どうしてですか?」

 ブランコを漕ぐのをやめてあゆみが言った。

「『人の痛み』がわかるから」

 とあゆみを見て、にっこりと笑っていろはは言った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ