表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

SCP-████-JP「倉庫少女」の報告書

作者: 益繰 研究員×竜桜ミーナ
掲載日:2022/04/12

アイテム番号: SCP-████-JP


オブジェクトクラス: Euclid


特別収容プロトコル: SCP-████-JP-1

SCP-████-JP-2はスクラントン現実錨(SRA)により

ヒューム値が2~3Hmに固定された

標準ヒト型収容セルに収容され、

週に5度言語教育を施す必要があります。

収容室にはレベル3職員2名以上によって許可された

物品のみ持ち込むことが可能です。


説明: SCP-████-JPは20代前後の容姿を持つ

ヨーロッパ系女性の容姿を持つ人型実体

(以下、SCP-████-JP-1と呼称)と、

金管楽器の様なと表現される甲高い鳴き声を発する

白い楕円球体の生物実体

(以下、SCP-████-JP-2と呼称)の総称です。


SCP-████-JP-1は一度視認した物質を

なんらかの改造をした上で複製/転移する能力を

保持しており、低レベルの現実改変を行使します。

複製された物質が出現する際、

空間の歪曲が確認されており異空間上より

取り出している物と見られています。

他にも別次元上から取り寄せている物である

可能性も指摘されています。

また、SCP-████-JP-1は言語能力が

著しく欠如しており、現在更なる情報の取得の為、

言語教育が行われています。


SCP-████-JP-2は人間の20~30代程の

知能を保有しており自身や周囲の物質を無制限に

浮遊させることが可能です。

更にSCP-████-JP-1の複製能力/空間能力に対し、

干渉することが可能であり、

一定の割合でSCP-████-JP-1の能力を行使します。

また、SCP-████-JP-2は財団に一定の理解を

示しており、協力的な態度を示します。

しかし、SCP-████-JP-2はSCP-████-JP-1に

強い保護の観念を示しており、SCP-████-JP-1との

物理的/交流的分断、SCP-████-JP-1にとって

不利益な問答/行動には強い抵抗を行います。


財団がインタビューにより得た

SCP-████-JP-2の証言によると


SCP-████-JP-1は視認した

物体及び物品を体内に存在する異空間上

(以下、SCP-████-JP-3と呼称)に

複製し、溜め込む性質を有する。

SCP-████-JP-1はSCP-████-JP-3内に

存在する複製物の造形を自由に変形させる能力を

保持している

SCP-████-JP-3には物量制限がある

SCP-████-JP-2はSCP-████-JP-3の

制限量を超越しないよう物質を適時排出する

調整の役割を持つとされています。

しかし、SCP-████-JP-2はSCP-████-JP-1に

依存している状態からSCP-████-JP-2の証言に

虚偽が含まれている可能性は著しく存在し、

現状では証言が実証できない以上、

参考程度に留められています。


発見経緯: 財団管轄施設付近にて浮遊する

SCP-████-JP-2が確認され、

財団はドローンと誤認し、回収を試みようとした際、

回収班に従属していた異常性保有職員により

現実改変によって身を隠していた

SCP-████-JP-1を発見、

当初現実改変者標準対応プロトコルに基づき

処理を行おうとしたところ、

SCP-████-JP-2が財団側に接触、交渉が行われ、

双方の収容が行われました。SCP-████-JP-1は

当時精神・身体共に酷く衰弱しており軽骨折、

複数の切り傷、各種体調不良にも見舞われていました。

それにより収容から4ヶ月間は財団の医療部門により

治療が施されました。


SCP-████-JP-1収容時には拘束・注射などの

痕も確認でき、要注意団体に確保されていた

物として調査が進められています。

また、現在までにSCP-████-JP-2は

これらの事象に関しては沈黙を続けています。


=================


追記: SCP-████-JP-1の保護後、一般的に"闇市場"と呼称される取引市場にて

模造品の売買を行っている準要注意団体「RebellionGunsmit」による銃火器類の

大幅な値上げが確認されました。


同要注意団体の捜査を行なったところ、SCP-████-JP-1を用いた

大量生産ラインの構築が行なわれていた事が認められました。

また、それに付随する形でSCP-████-JP-1に関する資料の確保に成功し、

異常性についての情報の明確化が行われました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ