SCP-████-JP「倉庫少女」の報告書
アイテム番号: SCP-████-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-████-JP-1
SCP-████-JP-2はスクラントン現実錨(SRA)により
ヒューム値が2~3Hmに固定された
標準ヒト型収容セルに収容され、
週に5度言語教育を施す必要があります。
収容室にはレベル3職員2名以上によって許可された
物品のみ持ち込むことが可能です。
説明: SCP-████-JPは20代前後の容姿を持つ
ヨーロッパ系女性の容姿を持つ人型実体
(以下、SCP-████-JP-1と呼称)と、
金管楽器の様なと表現される甲高い鳴き声を発する
白い楕円球体の生物実体
(以下、SCP-████-JP-2と呼称)の総称です。
SCP-████-JP-1は一度視認した物質を
なんらかの改造をした上で複製/転移する能力を
保持しており、低レベルの現実改変を行使します。
複製された物質が出現する際、
空間の歪曲が確認されており異空間上より
取り出している物と見られています。
他にも別次元上から取り寄せている物である
可能性も指摘されています。
また、SCP-████-JP-1は言語能力が
著しく欠如しており、現在更なる情報の取得の為、
言語教育が行われています。
SCP-████-JP-2は人間の20~30代程の
知能を保有しており自身や周囲の物質を無制限に
浮遊させることが可能です。
更にSCP-████-JP-1の複製能力/空間能力に対し、
干渉することが可能であり、
一定の割合でSCP-████-JP-1の能力を行使します。
また、SCP-████-JP-2は財団に一定の理解を
示しており、協力的な態度を示します。
しかし、SCP-████-JP-2はSCP-████-JP-1に
強い保護の観念を示しており、SCP-████-JP-1との
物理的/交流的分断、SCP-████-JP-1にとって
不利益な問答/行動には強い抵抗を行います。
財団がインタビューにより得た
SCP-████-JP-2の証言によると
SCP-████-JP-1は視認した
物体及び物品を体内に存在する異空間上
(以下、SCP-████-JP-3と呼称)に
複製し、溜め込む性質を有する。
SCP-████-JP-1はSCP-████-JP-3内に
存在する複製物の造形を自由に変形させる能力を
保持している
SCP-████-JP-3には物量制限がある
SCP-████-JP-2はSCP-████-JP-3の
制限量を超越しないよう物質を適時排出する
調整の役割を持つとされています。
しかし、SCP-████-JP-2はSCP-████-JP-1に
依存している状態からSCP-████-JP-2の証言に
虚偽が含まれている可能性は著しく存在し、
現状では証言が実証できない以上、
参考程度に留められています。
発見経緯: 財団管轄施設付近にて浮遊する
SCP-████-JP-2が確認され、
財団はドローンと誤認し、回収を試みようとした際、
回収班に従属していた異常性保有職員により
現実改変によって身を隠していた
SCP-████-JP-1を発見、
当初現実改変者標準対応プロトコルに基づき
処理を行おうとしたところ、
SCP-████-JP-2が財団側に接触、交渉が行われ、
双方の収容が行われました。SCP-████-JP-1は
当時精神・身体共に酷く衰弱しており軽骨折、
複数の切り傷、各種体調不良にも見舞われていました。
それにより収容から4ヶ月間は財団の医療部門により
治療が施されました。
SCP-████-JP-1収容時には拘束・注射などの
痕も確認でき、要注意団体に確保されていた
物として調査が進められています。
また、現在までにSCP-████-JP-2は
これらの事象に関しては沈黙を続けています。
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追記: SCP-████-JP-1の保護後、一般的に"闇市場"と呼称される取引市場にて
模造品の売買を行っている準要注意団体「RebellionGunsmit」による銃火器類の
大幅な値上げが確認されました。
同要注意団体の捜査を行なったところ、SCP-████-JP-1を用いた
大量生産ラインの構築が行なわれていた事が認められました。
また、それに付随する形でSCP-████-JP-1に関する資料の確保に成功し、
異常性についての情報の明確化が行われました。




