第六話
面白かったら、ブクマ、感想、評価等よろしくお願いします。
街は結構賑わっていた。
街に入る時に50ユア取られたが、親から持たせられたお金で足りた。これからも街に入る度に取られるのかと思ったが、その心配はこれからすることで無くなるらしい。
ちなみにユアというのはヴァーレンの通貨だ。物価は少し違うかもしれないけど、ここら辺はゲームと同じだった。
そして俺が街に来たら一番にしようと思っていたことがある。それは、冒険者登録だ。
この街には冒険者ギルドという建物があり、そこで登録をすると冒険者としてクエストを受けることが出来る。尚且つこれが無いといろいろ不便だと両親に教わった。
冒険者ギルドは街ならだいたいどこにでもあるらしい。
ゲーム内でのギルドは、誰でも1000ユアで作ることが出来て、そこに他のプレイヤーが入るというものだったが、この世界ではさすがにそんなことは無い。
とりあえず冒険者ギルドへ行こう。
――街の人に場所を教えて貰い、行ってみると冒険者ギルドは他の住宅よりも少し大きくて、分かりやすかった。
中に入ると人の数は疎らだった。
まあ皆さんクエストに行っているのだろう。
なので異世界お決まりの、『おいおい、こんなガキがなんの用だァ?』なんて絡みも無いわけだ。少し寂しい気も……? いや、しないわ。
しかし、もう一つのお決まりである美人の受付嬢ってのはマジだった。(まあ、レーナには負けるけどな)
「すいません、冒険者登録をしたいんですが」
「はい! ではこの紙に名前と持っているスキルを書いてください。それと、お金を100ユアいただきますね。あっ、嫌ならスキルは書かなくてもいいですよ」
俺はスキルの欄には気配察知と風魔法だけを書いた。なぜなら、両親に収納などの前世にあったスキルの名前を言ってみたところ、そんなスキルは聞いたことないなぁと言われたのだ。
おそらく存在はしているが、そのスキルをしっかり認識しないとSPで獲得できるスキル一覧に表示されないのだろう。
「はい、これで冒険者登録は完了です!」
俺がお金を渡して、受付嬢さんが判子を押したり、サインをしたら冒険者登録が完了した。案外あっさりだったな。
「冒険者のお仕事について説明しましょうか?」
「はい!お願いします!」
両親に聞いていたので大体はわかってるけど、一応確認のため聞いておく。決して受付嬢さんが可愛いからじゃないよ! ほんとだよ!
【Tips】
この世界の人達も主人公と同様にステータスの強化、スキルの獲得と強化を行う事ができる。ステータスの表示は本人以外には基本的に見えない。