ミモザ part22
ルイの結婚発表も終わり、少しパーティーっぽくなっていた社内が落ち着いてきた。ルイとひかる、真心を連れて、自分の部屋に入った。
「さて、社員への報告は終わったから、これからのことを少し相談しようか。」
ルイとひかるの結婚のことは父さんの提案で自分が相談に乗るということなった。ルイのことは1番お前が知っているだろということだったが、自分は結婚もしていないし、そういう段取りのことは何一つわからない。一応、恵さんという選択肢もあったが、まずは、色々と知っている真心を助っ人として呼んだ。
「まずは、いつにするかかな?2人で話し合っていつにするか決めたのか?」
「はい。ルイが高校卒業後、大学進学前にしたいです。」
「そっか。ならそう、調整するか。お金も心配することもないし、場所を決めたら俺に連絡を送ってくれればいいから。で、結構大事なことなんだけどルイがひかるの家に入るってことでいいんだよね?」
実は結構重要なことで、今、夫婦別性を歌われている現代でルイはひかるの家に入ることを決めていた。
「うん。ひかるの両親が他に親族もいないみたいだったから、僕が行った方がいいかなって。別に名字が変わっても兄弟じゃなくなるわけでもないからね。それは兄さんもそうだったから。」
「それもそうだな。わかった。ちゃんと2人から両家の親に報告すること。あとは・・・。」
案の定、何をしていいかわからなくなった。何を話すか戸惑っている自分を見た真心が、
「ウェディングドレスはどうするの?お父さんに頼んで作ってもらおうか?」
「そんなことお願いできるんですか?」
「もちろん。色とかも自由に、ひかる専用のドレスを作ろっか。」
「はい。ありがとうございます。」
ひかるの顔がパッと明るくなった。ここ最近で1番の笑顔だった。
「じゃあ、花とかの装飾は結さんに頼もうか。」
「そうだね。いつもお世話になってるし、結さんのセンスなら任せても大丈夫かも。」
場所以外はなんとかなりそうで、あとは2人がどこで式をあげたいのか、誰を呼ぶのかを決めてもらうだけになった。あまり大きな式にはしたくなかったらしく、お世話になった人を中心に呼ぶことになった。最終的に恵さんに入ってもらって、場所も人数も決定した。




