転生特典と地図と登場人物紹介(ネタばれ有り&随時更新)
主人公が神様からもらった転生特典
・身体能力がプロアスリート級
なお、訓練次第でさらに伸びる模様。
・病気、餓え、毒に耐性がある
他の人より耐えられるだけで、無効というわけではない。
・ケガに対する回復力が異能生存体
ケガの治りが一般人と比べ異様に早い。
この人はもう助からないだろうと医者に診断された人が、翌日には歩けるくらい回復しているくらいの状態を言う。ただし、傷そのものが消えてなくなるわけでもない。表面上の傷が残る場合もある。
・サイコキネシス
日本語訳で念動力。物体を動かし、移動させる力。
万能のように思えるが、視線が届かない所には作用しない。分かりやすく言うと、壁の向こうにある物体が見えないとどうすることもできない。
・パイロキネシス
日本語訳で発火能力。ただし、人間などの生物を直接燃やすことはできない。
・不老不死
ある一定の年齢に達すると外見が固定され、以後、その状態で生き続けることになる。年齢の設定を主人公は決めなかったため、神様次第となる。
ミマツ(群馬県南部、埼玉県北部)の国の地図 ()内は現在の地名
1.名称不明(渋川)
2.オカワ(前橋)
3.都(高崎)
4.ヨシマ(伊勢崎)
5.ナナサト
6.ヤタニ(本庄)
7.クシビキ(深谷)
8.ヤウミ(熊谷)
9.ヤブイワ(太田)
10.ヤマカミ(足利)
11.ノハル(寄居)
ヨシマ村周辺図 ●は健在な村、×は反乱勢力に襲われ壊滅した村
主な登場人物(ep.38の時点の年齢)
・カゼ
本作の主人公。転生者。十二才。六人兄妹の長男。今現在モズ部隊内の三十人をまとめる小隊長の一人。遠投げと呼ばれる技法で敵を倒すのが常道となっている。また、体のあちこちに黒曜石のナイフを付けておりサイコキネシスとの併用で複数同時攻撃もこなす。まだ子どもなので体が小さいのを気にしている。
・マツ
カゼの母。二十代前半。
・カナエ
カゼの祖母。四十代前半。
・イワ
カゼの父。二十代前半。
・フギ
イワの弟。カゼの叔父。二十代前半。既婚。一児の父。
・サヘエ
五十代。村の有力者の出。カゼと共に旅立つがカダの町で別れ一足先に西の国へ向かう。
・ゴサク
四十代。国の役人で文官。
・アサ
四十代。村の女衆の一人。
・村の長老
七十代半ば。村長。
・村の生き字引
百代。
・ナシ
十二才。村長の玄孫。カゼと将来夫婦になれるよう修行中。
・デエダラボッチ
通称デエダ。二mを超える大男。三十代半ば。怪力。過去に隣村との小競り合いで頭部を負傷しその時の後遺症で上手く喋れなくなっている。
・ナギ
ミマツ国王。カゼから見て部下が有能だと肩入れをするようになり、割と話の分かる人物。五人の妻がいる。
・ナガル
国王ナギの五男。十代後半。家督相続できないため西の国遠征に志願。手柄を立てて出世しようと密かな野望を抱えている。妻子持ち。
・ヨヘイ
ナガルの家来。十代半ば。通訳専門。戦の腕はからっきし。
・サミタ
港町カダの町長。
・ミズキ
カダ防衛隊隊長。
・ヤキノ
カダの兵士。絵が上手い。
ミマツ編(ep.38以降登場)
・セリ
カゼの隣村のナナサト村出身。十代後半。生粋の狩人。モズ部隊内の偵察隊隊長。村同士で仲が悪かったが縁があって主人公から時々文字の読み書きを教わっている。何と妻がいて時たま惚気る事がある。
・モズ
オカワ村出身。二十代。文官志望。物腰柔らかな人物。モズ部隊隊長。ほとんど暴力を振るわず部下の面倒見が良いが過労気味。部隊に文官の部下を欲しがっていたが念願の部下が入ってきたので喜んで業務内容を教えている。
・ブヤ
ヤタニ村出身。二十代。モズ部隊の副隊長。武闘派で戦闘の全体指揮は主に彼が担う。妻子持ち。
・タナソ
ヤブイワ村出身。二十二才。モズ部隊内のタナソ小隊の隊長。独身だったが後から入隊した女性の一人と仲を深め結婚した。コウとは隣村同士の付き合いでつるんで行動する事が多い。
・コウ
ヤマカミ村出身。十九才。モズ部隊内のコウ小隊の隊長。独身だったが後から入隊した女性の一人と仲を深め結婚した。
・ノエモン
ミマツの国からやって来た伝令。
ミマツ反乱鎮圧後後始末編(ep.64以降登場)
・モミ
十五才の少女。ミマツ王の三人目の妻から生まれる。将来有力者へ嫁ぐための花嫁修行をしていた。本当は野山を駆け回る方が好きなお転婆。西の国へ向かうモズ部隊のお目付け役かつ飯炊きする女たちの取りまとめ役として同行する。実は買い物ついでに市場調査もしており部隊内では誰よりも交渉が上手い。
・トウヤ
二十才。カゼ小隊第一分隊長、定員三十人。
モミのお側役だったが最近お役御免となった。なお本人は彼女を放っておけず暇があればつきまとう。剣の腕はブヤとためをはるくらいの強さ。カゼに続く斬り込み隊長。
山賊討伐編(ep.81以降登場)
・イシカ
タナソ小隊第一分隊長、定員三十人。
・ナテ
タナソ小隊第二分隊長、定員三十人。
・トマリ
コウ小隊第一分隊長、定員三十人。
・マレマ
コウ小隊第二分隊長、定員三十人。
・カヤオ
カゼ小隊第二分隊長、定員三十人。
・ムゼキ
セリ偵察隊副隊長、定員二十人。
注 各小隊は定員六十人。モズ中隊長と副官のブヤは臨機応変に指揮を執れるよう各小隊から独立している。また、女性たちも満遍なくばらけて各小隊に配属されている。ただし、偵察隊に女性は一人もいない。
偵察隊は定員二十人と少な目だが、任務の危険さ、多忙さ故に食事の面などで優遇されている。
カゼが遠投げの概念と技術を伝えたため部隊の大半が使える。カゼのサイコキネシスによる多目標への誘導で命中率が恐ろしいことになっていて部隊の戦闘力を大幅に引き上げている。