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第二回 告白の経験値

皆さんおはこんにちこんばんわっしょーーーーい!!!

今日も観に来てくれてありがとねーーーー!!!


実は今日からアシスタントさんが来てくれてるんです!


アシスタントさんが加わってくれて、これから更にニャーチューブのチャンネル『猫クーチャンネル』は盛り上がっていきますよーーー!!!


それでは紹介します!入ってきてくださーい!黒猫のブルマちゃんです!わー!パチパチー!



ガチャ…



スタ…


スタ…


スタ…


スタ…


スタ…


スタ…



「ふっ…俺様に惚れるなよニャ。火傷するニャ。ククク。」







ちょ!?ブルマちゃんいきなり何言ってんの!?


つか歩くの遅っ!溜め過ぎっ!




「けっ…。早よお便り読むニャ。」



もう読むの!?ブルマちゃんの紹介もうちょっとして尺とる予定だったのに。もうブルマちゃん勝手すぎ。


仕方ないですね。では、さっそくお便りいきましょう。



えーと、『山本瑠璃色玉手箱』さんという方からお便りきています。






この人前回と同じ人ですよね?あ、『匿名希望でお願いします』て書いてある。


また本名読んじゃったよ。


(´・ω・`)ぴえとろ



まぁ、気にせずこのままお便りの内容紹介しますね。


ふむふむ、最近仲良くなった男性がいてLINE交換してやりとりしたり、食事に行ったり、遊びに行ったりしてたらいつの間にか好きになっていたと。


はっきりした確証はないけど、今両思いな雰囲気になってきていると思うと。


うんうん、だけどなかなかその次のニャンニャンステージに進めずにいて自分に魅力がないのかとか、相手は自分に実はなんの気もなくて自分の勘違いなのかとか思って、モヤモヤする日々を送っていると。


自分はいつでもニャンニャンオッケーなんだけど、相手が草食すぎてステージクリアできなさそうなんですか。


ほうほう、でもよくよく考えたら付き合ってからニャンニャンステージに進むのが正しいと気づいたから、相手が告白してくれるのを待っているけど相手はそんな感じがなくて、それなら自分から告白しようかとも思っていると。


でも、両思いな雰囲気と思っていても相手が本当はそうじゃなかったら、告白しても振られて病むかもしれないとかマイナス面ばかり考えてしまうと怖くてやっぱり告白できないと。


どうしたら良いですかと。




う~ん…匿名希望さんニャンニャンしたいのか付き合いたいのかどっちなんでしょうか。


つか、私も色々言った手前こんなこというのはどうかと思うところはありますが、8年付き合った彼氏さん本当に捨てられたの?


早くね?



「けっ。こいつは何も間違っていないニャ。己の幸せこそ第一に考えるのは当然ニャ。クソな元彼に幸せを盗まれ続けるなんておかしいニャ。ディ○ニーはやっとクソヤロウを捨てられたんニャ。やっとクソヤローから努力して開放されたのニャ。だから褒めてやるべきニャ。ディ○ニー…今まで辛かったニャ。でもよく頑張ったニャ。次の相手は良いヤツだと良いニャ。告白失敗の恐怖を克服するのニャ。応援してるニャ。」



ブルマちゃん…



かっけぇ…


・ω・



「ボソボソ……ククク、本心じゃないニャ。好感度狙いニャ。」



ブルマちゃん…



マイク拾っちゃってるよ…


ボソボソで話してる意味ないよ…


・ω・




えっと…


告白って寿命縮むけど、人生においての経験値は高いですよね。もし付き合いが終わってしまうとしても、告白せずにそのうち付き合いが終わるより、告白して終わる方が次の恋に進めて、結果として良い男性と出会えるかもしれませんし、経験値を得て恋愛を良く知るいい女としてレベルが上がるかもしれませんね。



それに、かなり前ですけど何かの恋愛のコラムで読んだですけど、異性に良い印象を持つきっかけ第一位は


『自分に好意がある事を告白された時』


というのがありましたよ。



これが本当なら告白する事はマイナスどころか、むしろプラスですよね。


(*´▽`*)




「けっ…ならブサイク猫クーは告白できるのニャ?」



ブ、ブサイクですと!?


ぐぬぬぬ。この真っ黒ブルマちゃんめ~…。




コホン…。


あ、あのですね。


私、ブルマちゃんがおっしゃるとおりブサイクなんです。


もてないんです。


今行動しなきゃ数少ないチャンスを逃します!



『いつやるの?今でしょ!』


じゃ間に合わないですよ。



私なら『いつやるの?』って聞かれた時にはすでにもうミッション遂行中ですよ。



気に入った女性の誕生日は当然把握!


その女性の誕生日が近くなったら、さりげなぁく誕生日聞く!


で、教えてもらってプレゼントをする事が当たり前の様に仕組む!


いくぜっ!!



-----------


≪猫クーラブストーリー≫



猫クー「ねぇねぇ女ん子ちゃん、誕生日っていつなの?」



女ん子「えっと11月11日だよー。」



猫クー「えっ!?もうすぐ誕生日やんっ!十一月十一日でプラスマイナスプラスマイナスの電気の日やん!なんかすげぇやん!」



女ん子「アハハ!何が凄いのー!電気の日とか初めて聞いたしー!」



猫クー「あーこりゃ、タイミング悪い時に聞いちゃったなぁ!あーこりゃ、プレゼントせないかんやーん!本当タイミング悪いー!でも聞いちゃったもんなー!絶対プレゼントせなやーん!あはは!あはははー!!」



女ん子「え!?くれるの!?やった!楽しみにしとこ~!」



猫クー「誕生日聞いちゃったも~ん!聞いちゃったらプレゼントせんといかんやん!あはは!あ!そうだ!じゃぁさぁ、せっかくだから誕生日に一緒に食事しようよ!食事の最後にプレゼント渡すからさぁ!」



女ん子「ごっめーん!誕生日はチャンカレと過ごすから。プレゼントは前の日に持ってきて。」







砕け散ったーーーーーー!!!!!!



いっつもです!



でもいいの。


全然、寂しくないってんだ!


私には親友がいるから!


ねー?独り身同士仲良くしよねー。ブルマちゃんっ。







「…気持ち悪っ。何が『ねー』ニャ。だいたいニャ、女から来た告白の相談なのにお前が女にプレゼントするラブストーリー観せられてもなんの参考にもならないだろニャ。お馬鹿くたばれニャ。…それに俺様は彼女いるから一緒にするニャ。胸糞悪い。帰るニャ。」



スタ…


スタ…


スタ…


スタ…


スタ…


スタ…



ガチャ…「じゃぁニャ。ディ○ニー。」



バーーーン!!!!




え!?ブルマちゃん!?



…マジ?


…彼女いるの!?


つか私のセリフ盗らないでよぉ。


(´・ω・`) あとドア壊れてるやん…



ではまとめ~


『ニャンニャンしてから付き合った方が良い事もあるよ』


です。



では、また次回。お楽しみにー。


(*´▽`*) ディ○ニー、君は付き合わずにニャンニャンステージに進みなさい。いずれ元彼と元鞘になる予感がする。じゃぁな。




ボソボソ…猫クーラブストーリーの時に「その手があったか!」てコメントきてたけど、あれ元彼さんだったら面白いね。



「けっ…別の話に出る事になったから俺様にはもう関係ないニャ。もうこんなとこ来ないニャ。じゃぁニャ。」



※ブルマちゃんは諸事情により、今日で卒業となりました。


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