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宇宙

作者: 安岡 憙弘

  宇宙 

                  安岡 憙弘

 ブラックホ―ルというのがあるのをご存知ですか?黒い点みたいなものが宇宙のどこかに存在しているらしいのですが私は一度も目で見たことがありません。ですからブラックホールを見ようと思ったらスペースシャトルで宇宙へ出て行かなければなりません。でもブラックホールに近づき過ぎると吸いこまれてしまうと言われています。

 あるスペースシャトルが宇宙を飛んでいました。すると向こうの方に石の惑星が浮かんでいました。このまま行くとぶつかってしまいます。そこでスペースシャトルの船長は船を右にズラしてその惑星をよけようとしました。しかし惑星には重力というものが働いていますから船が右へよけるとその惑星も右へ動いてくるではありませんか。危い、もう少しでぶつかる!とみんなが思った瞬間、その惑星は急にポーンと反対方向へ飛んで行ってしまいました。

 これは惑星には磁力というものが働いているからです。

 スペースシャトルは宇宙の旅をずっと続けていました。すると今度は遠くの方に宇宙ステーションが見えてきました。宇宙ステーションにはスペースシャトルを修理する部品や道具、それから一番大事な燃料、乗組員の食べ物などが備えつけられています。乗組員の一人が宇宙服を着て船の外に出て必要な物資ををみんなのために取って来ました。その中には真空パックの中に入ったカレーライスなんてのも入っていました。宇宙ステーションで荷物を積んでスペースシャトルはまた宇宙の旅へと飛び立って行きました。ところが宇宙船と地球との連絡が機械の故障でとれなくなってしまいました。この広い宇宙の中で別の方向に飛んで行ってしまったら大変なことになります!

 そこで乗組員の一人が無線を修理することにしました。こんな時に頼れるのが乗組員です。他の乗組員達はとても頼もしく思って機械が直るのを待っていました。すると無線を直していた乗組員が直ったよとと言って地球と交信し始めました。ザー、ザー、という音の後、地球から

「こちらNASA。スペースシャトル、聞こえますか。。」と待ちに待った声が飛び込んできました。無 線を直した乗組員は大喜びでこう言いました大喜びでこう言いました。

「こちらスペースシャトル、機械は無事直りました。」他の乗組員達は互いに手を取り合って抱き合いな がら喜び合いました。

 そしてスペースシャトルは何事もなかったかのように悠々と宇宙の旅を続けていきました。



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