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甘い言葉をひとしずく

作者:入峰いと
その小さな王国では、王城の侍女は有力な商人の子女が勤める習わしがあった。リネン商の娘、ジュベータは、父の再婚の後、13歳で実家から王城に体よく追い出された。それから8年、父も既に亡く、人付き合いの苦手なジュベータは婚期を逃しかけている。
ある日彼女は中年の独身上司に言い寄られ、困惑していた。通りがかった軍人が彼女を叱る振りで逃してくれたものの、ジュベータは自分の無力さに落ち込む。その後仕事で再会した軍人は、彼女をときには叱咤し、ときには食べ物をくれて、無骨な親切を示す。それは彼女か世間知らずで頼りないからで、決して甘い気持ちから来るものではない、二人とも、そう思っていた。
やがてジュベータの侍女としての契約は切れ、王城から去る日がきた。彼との縁もまた切れる。ジュベータは運河と山に挟まれた王都の片隅で一人で生きようとするが……

貴族を支えて働く平民男女のささやかな恋模様。
冬の章
中年上司につかまって
2017/05/03 18:00
孤独な身の置き所
2017/05/03 23:00
ジュベータの生い立ち
2017/05/04 18:00
食堂
2017/05/05 10:00
白身魚フライ
2017/05/05 14:00
休日と出勤
2017/05/06 02:00
鯰初体験
2017/05/06 14:00
路上
2017/05/06 22:00
リーリアの巻
2017/05/07 11:17
ここではないどこかへ
2017/05/07 12:00
春の章
行く春
2017/05/07 23:35
ベリーの果実
2017/05/22 06:59
町に暮らす
2017/05/28 14:39
舟に乗る
2017/06/11 21:16
再び河口亭へ
2017/07/09 11:18
初夏の章
動悸と息切れ
2017/07/16 13:43
空回り
2017/08/06 21:48
やせがまん
2017/08/15 09:42
仕事を探して
2017/08/15 17:46
旅籠づとめ
2017/08/20 22:21
夏の章
父の影
2017/08/27 23:32
王城側では
2017/09/03 13:16
ジュベータはがんばる
2017/09/01 18:00
ささやかなときめき
2017/09/02 09:00
ささやかな自負
2017/09/08 22:00
こらえていた涙が
2017/09/10 19:02
ついに
2017/09/12 07:26
過ぎ行く夏
2017/09/17 20:59
秋の気配
2017/09/18 11:03
秋の章
夜の雨
2017/09/15 12:00
トマ・テペシの主人2
2017/10/09 12:54
山国にて
2017/10/09 16:08
幽霊でなく
2017/10/09 23:28
つまどい
2017/10/12 03:09
霜の日
2017/10/15 15:12
幸せ
2017/10/17 23:20
最終章
もう一度王都へ
2017/10/22 20:44
これからも
2017/10/23 01:04
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