スト鯖クロスパラレル
「今回やっていくのはクロスパラレルです!しかも今回のクロスパラレルは大規模企画で、色んな配信者、実況者などが顔出ししてる人からVtuberまで多種多様なみなさんが参加しています!その中の1人として、私《柳雪》も参加させていただけることとなりました!」
クロスパラレルとは現実をイメージして作られたゲームで、色んな職業を持ち色んな生き方をすることができる。私はストリーマーとして認められ、今回の参加型に入ることになった。
【なんの職業になる予定なの?】
【やっぱり警察?】
【ゲーム全般上手いから誰でも良さそう…】
「えー…答えは…ギャングのボスです!」
【マジか!】
【ギャングかぁ…でも、もう既にスト鯖にギャングいなかったっけ?】
【奏さん率いるソプラノってギャングがあったはず】
「そうそうそうそう!そうなんです!あの七咲奏さんが作ったソプラノってギャングが既にあるんですが、私は一から作ろうかなと!」
【それって人数足りるの?】
【ギャングって結構人数いるイメージ】
【てか、ギャングってどうやって稼ぐの?】
「クロスパラレルのギャングは最低5人から設立可能で主な稼ぎは海で砂金集めたり銀行強盗、あとはヤクの販売、縄張りの範囲によって固定金が月一で入るかな…」
【5人決まってるの?】
「当たり前だよ!と、サーバーに繋がったからやっていこうか!」
まずは見た目の変更、私はいつも通り、白を基調としたキャラクターを作っていく。
「と、完成!じゃあ、早速、今回のギャングについて話していこうかな!」
【気になる!】
【1人はもう確定だろ】
【それな、1人は予想つく】
「まあ、みんなの予想通りだよ〜1人目はタークスさん!」
【やっぱり】
【仲良いからね〜】
【知ってた】
タークスさんは雑談と脱出ゲームを主に配信している配信者だ。タークスさんと私は話が結構合うこともあってかなり仲がいい。それ故にコラボも多かったり、裏でも通話をしていたりする。
【タークスがこういう系のゲームしてるの見たことないかも】
【そういえばそうかも】
【あの人は脱出ゲームが主だしな】
「タークスさんは頭がいいからね〜指揮官役になるかな…因みに私は実行役!」
【それも知ってた】
【逆にそれ以外絶望的だからそれしかない…】
【ゲームのことだけ考えとけってこの前コメントでめっちゃ言われてたしな】
コメントを見てもらえば分かる通り、私はゲームのプレイスキルだけならプロと比べても引けを取らないのだが、それ以外はてんでダメ、記憶能力とか理解力とか、だから私に脱出ゲームとかは不向きなのだ。
「と、次に2人目ね!2人目は星影志穂さん!」
【マジ?】
【接点あったっけ?】
【コラボしたことなくね?】
星影志穂さんはゲーム配信をメインに活動しているVtuberだ。サクラナノという事務所に所属している。結構抜けてるところが多いが、そこが人気で登録者数も中々だ。
「これを機に色んな人と絡もうと思っててね!そしたらたまたまタークスさん経由で志穂さんと話す機会があって、それで今回に繋がった感じだね!」
【なるほど】
【そういえばそこの2人は接点あったわ】
【なるほどね〜】
「次に3人目!3人目はスタンさん!」
【キタァー!】
【なんとなく予想してたけどまさか来るのか!】
【まだスト鯖参加してなかったからいつか来ると思ってたけどここでか!】
スタンさんはゲーム配信をメインに活動している顔出し配信者だ。その腕前はかなりのもので色んなゲームの大会に出場している。しかもFPSのゲームでは優勝した経験すらある超凄腕ゲーム配信者だ。
「まさか、承諾してくれるとは思ってなかったよ〜」
【スタンは雪のこと信頼してるしな】
【わかる。他の人とコラボする時よりなんか雰囲気柔らかい】
【雪も上手いから安心して背中預けられてるんじゃない?】
「そうだと嬉しいなぁ〜、そして4人目!4人目は蛇野縁理さん!」
【縁理〜好きダァ!】
【縁理様が来るとは…】
【志穂繋がり?】
蛇野縁理さんは志穂さんと同じくサクラナノに所属しているVtuberで、女性なのにイケボ、歌配信が主だがゲームも上手い。
「志穂さん繋がりだね。まさか縁理さんとコラボする機会が来るなんてね!前々から知ってはいたけど、私と同じ系統のゲームをすることが少なかったから中々話しかけづらかったんだよね.今回を機に仲良くなりたいなぁ」
【まさか推しと推しが同じギャングで活動するのを見れる日が来るなんて】
【頑張ってくれ〜】
【てか、既にソプラノより戦力高くね?】
【いや、ソプラノにも春風と七瀬がいるから…】
「じゃあ、まずはみんなと会いにいこうかな!集合場所は確か…」
そして、私はみんなとの合流場所に向かった。