表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/23

深まる潜在力


 英里は不思議なやつだ。これは確かだろう。多分。


 彼女は北海道に三歳の頃まで住んでいて、六人兄妹の次女らしい。犬が好きだと言っていたけど道で通り過ぎる犬に反応したことは一度もなかった。しょぼい嘘をつくものだ。あともう少し大げさなものだったら、始めから疑っていたというのに。


 机をひっくりかえしてから一週間(正確には八日間)経った今日も、英里は学校に来なかった。連絡は取り合っていたが、二人で顔を合わせるということはなかった。多分避けられている。俺の方も冷め始めていたから、それについて特に思うことはなかった。


  それでも、英里の爆発の原因が俺にあるのではないかという考えはよぎったりした。


「俺のせいだったりする?」聞かない理由もなかったので尋ねてみると、「違うよ」とだけ返ってきた。英里は文末に(笑)を付けないタイプだ。それが俺をたまに不安にさせる。そんな小さなことを気にしているのはダサいから、指摘したことはないけど。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ