小さなストーカーへ ~100のありがとう~
いつもの当たり前の生活が愛犬の病気によって一変してしまう。悲しみに暮れた日々から今まで愛犬と過ごしてきた楽しい時間を振り返り少しずつ愛犬の死について気持ちの整理が出来ていく
私の大切な愛犬へ
私は今から11年前に病気になって入院していたのだよ。
腹膜炎を起こしていたため、激痛で麻薬を持続で注入してもらうくらいの強い腹痛。
症状が落ち着くまでは、毎日とても辛く滅入っていたんだ。そんな入院中の自分を勇気付けてくれたのが、君(愛犬)の存在だったのだよ。
私は以前からインターネットで君の売られている様子を見ては絶対に君と会ってみたいと思っていたのだけど、病気になり直ぐに会いに行く事が出来なくなってしまったの。君が他の人に飼われたらどうしようとは思ったのだけど、元気にならないと飼うのは無理なので、もしそうなれば君とは縁がなかったと思って諦めようと決めていたのだよ。でも、元気になったら少し寂しそうな瞳をした君に絶対に会いに行こうと思う事で、手術を受ける決意と勇気が湧いてきたのだよ。
無事に退院出来た日に直ぐに君がいるか確認すると、君がまだショップにいてくれたので、直ぐに連絡したよ。初めて君に会った時の事は今でも鮮明に覚えているよ。小さな君はとても大人しく近づくとじっと私の顔をみていたね。君を触らせてもらうともう君を手放す事なんか出来なくなりその場で君を飼う事をきめました。君がまだいてくれた事で運命を感じたのだよ。
君は生後2ヶ月で私たち夫婦の元へやってきましたね。小さくかよわい君は感染予防のため小さな箱に入れられていましたが、箱の中から寂しそうに泣き止まないため両手を消毒し、箱から出して小さな君を両で抱き上げる様にすると、君は泣き止み、家に着くまでウトウトと寝ていましたね。ぽってりとしたお腹を仰向けにして寝ている姿は一瞬で私達をとりこにしましたね。そんな君との生活が私達夫婦の宝物でした。
まだ何も分からない赤ん坊の君はどんな気持ちで私達の事をみていたのでしょうか?初めて家に来た時はあまり動かず怖かったのかじっとしていましたね。ただ抱っこすると君は安心したかのように眠っていましたね
1.全く知らない場所にひとりぼっちでとっても不安だったよね。でもね、君が来てくれた日は最高にうれしかったのだよ。私達と出会ってくれてありがとう。
最初の頃の君は怖がり屋さんでリビングの1メートル四方しか行動せずにじっとしていましたね。少しずつ慣れてくると行動範囲も広がってきて、元気におもちゃを引っ張ったり、振り回したりして遊んでいましたね。
2.小さな子供の君。少しずつ少しずつ、家に馴れてかわいい遊ぶ姿を見せてくれました。ありがとう
外に出られるようになると、家の庭に出て遊んでいましたね。ある日君から少し目を離した隙に君は口に何かをくわえては出しての繰り返し。何かと思い見てみると、何とあまカエルだったね。びっくりしたよ。
3.まだ何か分かっておらず動くカエルを思わず口に入れてしまったね。カエルは無事に逃げていきました。飲み込まなくてよかったよ。ありがとう
最初の散歩はとても怖かったね。それでも私達に一生懸命付いてきて少しずつ散歩が楽しくなってきたね。よく私が君の後を付いてきているのか確認しながら歩いていたね。ちょこちょこ振り返りながら歩く君はとても愛おしかったよ。
4.いつも散歩に行く事で運動不足も解消されました。君がいなかったら休みの日に歩く事なんてしなかったね。ありがとう
君は散歩中いつも突然びっくりして、飛び上がっていましたね。その様子をみて私もいつもドキッとびっくり。そう、君は草が風に揺れたりするだけでびっくりしていましたね。
5.君のびっくり飛び上がる様子がとても私達を笑わせてくれましたね。楽しかったよ。ありがとう。
いつもの散歩コースにいつもはなかった石などがあると君は驚いて、その石に向かって唸っていたね。いつもの散歩コースに突然違う物があることが嫌いでしたね
6.一生懸命、石に向かって威嚇している君を見ているとこれまた面白くて癒やされたのだよ。ありがとう
それでも馴れてくると散歩に行く事が大好きになりましたね。君は散歩に行く時間ちかくになると玄関に座ってスタンバイしていましたね。
7.君の腹時計はとても性格でしたね。君のおかげで時間を見なくても助かっていたのだよ。ありがとう
仕事が終わると、よく寄り道をして帰っていた私が、家に帰ると君が待っていると思うだけで、うれしくなり、急いでわくわくしながら帰っていたよ。
8.家に帰る道のりを楽しい道に変えてくれたね。ありがとう
子供がいなかった私達夫婦は君にトイレの場所を教える事や、お手、お座りなど、君と一緒に頑張る事がとても楽しく生きがいになったのだよ。
9.君が無事に覚えていく度に君の成長を感じる事が出来たよ。ありがとう
私達は可愛い君に似合う服を選ぶ時間がとても楽しく、幸せな気持ちになれたのだよ。
少しずつ大きくなっていく度に服を選ぶ。その事が君の成長も感じられまた可愛い服を選ぶ楽しみをもらっていたのだよ。
10.君の成長の度に選ぶ服。君の成長が私達の喜びだったよ。ありがとう
私の作る君の食事を毎日喜んで食べてくれましたね。まんまする?にいつもしっぽをフリフリ!私の作る食事をこんなん喜んでくれるのはあなただけでした
11.いつも私の用意した食事を喜んで食べてくれたね。食べている姿を見ているだけでとても幸せな気持ちになったのだよ。ありがとう
トイレのトレーニングで君は誰に似たのか天才的に直ぐにトイレシートでおしっこが出来るようになりましたね。いつも自慢げにおしっこをシートでした事を教えてくれていましたね。褒めてあげるととても喜んでくれていましたね。
12.トイレをする度に直ぐに私達夫婦に教えてくれたおかげで、汚れたシートを直ぐに交換出来たね。ありがとう
仕事に行く前に実家に預けられていた君は、私が仕事に行く事を私の様子をみて分かっていたね。私が祖母ちゃんとこ行こうかの声に玄関まで行って抱っこを要求してきましたね。私を困らせる事もなく、素直に祖母ちゃんの家に行ってくれて助かっていたよ。
13.いつも私を困らせる事もなく素直に預けられに行ってくれたね。ありがとう
家に帰ると、いつの間にか私や夫の車。夫のバイクの音をしっかり聞き分けていつも3年ぶりに会うくらいの勢いで玄関まで喜んで出迎えに来てくれていたね。
14.可愛い小さな尻尾をフリフリ!いつも疲れた体に元気をもらいました。ありがとう
動物病院ではカチンコチンに固まっていた君。いつも予防摂取は獣医を困らせる事なく頑張っていたね。
15.いつも全く動かなく注射を終える君は私達夫婦の自慢だったよ。ありがとう
時々みんなでお弁当を持って海の見える公園まで遊びに行ったね。あなたは元気よく喜んで走っていましたね。君の笑顔が私達夫婦の幸せだったよ。
16.君がいないとお弁当を持って夫婦で公園に行く事はきっとなかったね。自然にふれあえる時間を作ってくれたね。ありがとう
いつも私と一緒に寝てくれたね。布団を敷くと直ぐに布団の上にきてくれましたね。君は時々大きな声でワンワンと・・手足を動かし寝言を言っていたね。その姿が可愛いくて・・可愛いくて・・よく夜中に一人で笑っていました。
17.夜中に可愛い寝言で笑わしてくれてありがとう
時々家で君をシャンプーしましたね。君はシャンプーが終わるとまだ濡れたままで家中走り回っていたね。私は君が風邪を引かないかと必死で捕まえようとして、君は抜群の運動神経で喜んで逃げていたね。
18いつの間にか乾いていた君。シャンプーの後はいつも疲れて寝ていたね。そんな君のボサボサなままの寝顔を見ていると、とても癒やされたのだよ。ありがとう
夫婦二人で話し込んでいると寝ていたはずの君はいつの間にか私達の真ん中にちょこんと座っていたね。まるで自分だけ仲間はずれにしないでねと言っている様に・・・
19.いつも私達夫婦の真ん中が君の定位置だったね。君が真ん中にいる事が当たり前になっていたね。いつも真ん中にいてくれてありがとう
君はかえるの玩具で遊ぶ事が大好きでしたね。かえるの玩具は君の口にフィットしていたね。よく玩具を入れてある引き出しの前に行き、遊びを催促してくれたね。その玩具を出すと喜んでくるくると回って・・・玩具を投げると喜んでとりに走って、持ってきて、また走って・・。
20.いつも遊びに誘ってくれて楽しかったよ。ありがとう
君は私の膝の上に来て座ることが当たり前になっていたね。いつもゆっくり膝の上に当たり前のように来て座ってくれたね。私はいつの間にか君が膝の上にいる事が当たり前になっていたよ
21.いつも膝の上で可愛くリラックスしてくれて私もその様子をみてリラックスしていたよ。ありがとう
君がベットでお昼寝しているのを確認してから家事のため台所へ・・・ふっと君のベットを見ると君がベットにいない・・・あれ?ふと足下を見ると君は私の足下に来て寝ていたね。思わずストーカー?と君に言ったりしたよね。
22.いつも私の側にいてくれたね。こんな私の側に気が付くといつもいてくれてありがとう
君は背中をさすると気持ちよさそうに目をつぶり、ウトウトしていましたね。横になればいいのに、よく座ったまま寝ていましたね。背中をさするのをやめると私の顔を見て何で?と言っているようでしたね。
23.素直でお茶目な姿とてもほっこりさせてもらいましたよ。ありがとう
君はよく、隣のわんこと一緒に郵便屋さんのバイクの音がすると、小さな体でわんこ用階段を上り、ソファの上からワンワンと合唱していましたね。隣の子と何を言い合っていたのかな?
24.あなた達の会話一度くらいまぜてもらいたかったな。郵便屋さんが来た事をいち早く教えてくれてありがとう
君は掃除機が苦手でしたね。掃除機で掃除を始めると、いつも逃げ回っていましたね。でもそんな君はなぜか、花火大会の大きな音や雷は平気な様子で全く怖がる事はなかったね
25.君が花火の音を怖がらなかったおかげで、いつも一緒にきれいな花火を見ましたね。
ありがとう
君といろんな所に旅行に行きましたね。私達は君に綺麗な景色を見せたくていろいろと計画したのだよ。きれいだねーって君に言っても君は全く興味がなさそうでしたね。
26.綺麗な景色にはあまり興味がなかったのに、私達に付き合ってくれてありがとう。
君と山登りもしましたね。君と私達はお揃いのジャケットを着ましたね。写真を見るとやはり君がダントツによく似合っていたよね。
27.山登りにも楽しそうに付き合ってくれてありがとう。君に綺麗な景色を見せたい一心で山登りをしていたのだよ。君がいなかったら見られない景色だったね ありがとう。
美容室へ連れて行く時、いつも美容室近くまで来ると嫌がってブルブルしていましたね。それでもいつも綺麗にしてもらい、少しりりしくなって帰ってくる君は私達の楽しみだったんだよ。
28.毎月美容室に行くのを付き合ってくれて、綺麗で可愛く変身してくれてありがとう
散歩に行くといつもいろんな人から可愛いとか、身体が小さい君は赤ちゃんですか?と間違えられていましたね。親馬鹿かもしれませんが美男子だった君は私の誇りでした。
29.私が褒められているような気分でとてもうれしかったのだよ。ありがとう
君は暑がりの寒がりでしたね。夏は出来るだけ涼しいベット。冬は出来るだけ暖かいベットをいくつも買い直したりしてあなたが気に入りそうなベットを探すのがとても楽しみでした。今そのベット達何個あるでしょう・・一度気に入ったベットでばかり寝ていましたね。君が気に入って寝てくれる事がとてもうれしかったのだよ。
30.買ってきたベットを気に入って使ってくれていたね。ありがとう
君の洋服を掛けたり、散歩の鞄を掛ける棚を主人が作ったね。君の可愛い洋服を今日は・・・と着せる前に棚の前で悩むのがとても楽しみでもありました。
31.可愛い君は何を着ても良く似合うのでいつも服を着せる度に君をぎゅーっと抱きしめたね。いつも抱きしめさせてくれてありがとう
私は君の可愛い姿をどうしても写真に収めたかったので何処にいってもパチパチと写真を撮らせてもらいましたね。その度にカメラ目線を外す君。それでも5回に1回くらいはしっかりカメラ目線
32.最後にはいつもカメラ目線をしていい写真を撮らせてくれましたね。いつも写真撮影に付き合ってくれたね。ありがとう
私が時々チューをしようとしてチューと言いながら近づくと、前足で私の顔を押さえて嫌がっていましたね。嫌がられたーと言いながら君の素直な行動に癒やされたよ。
33.しっかり意思表示してくれて少しは君の気持ちが分かる瞬間だったね。ありがとう。
よく車で君の好きな公園に行きましたね。公園の近くまで来ると喜んで大騒ぎ!!
フリフリ尻尾を振りながら歩く君を後ろから見るのがとても好きでした。
34.可愛い後ろ姿 君のおしりに癒やされていたよ。ありがとう。
いつもおやつを貰うときは言わなくてもお手とおかわりをしてくれましたね。お座りもしっかり覚えてくれました。
35.おやつを貰う時の素直な君。小さい可愛い手を上げる姿がとても可愛かったよ。ありがとう
散歩で大きな芝生広場に行くと大好きな玩具カエルちゃんが散歩の鞄に入っている事を知っている君は鞄を前足で倒して鞄から大好きなカエルちゃんの玩具を取って私達の前に置いてくれましたね。
カエルちゃんを投げると喜んで落ちるかえるちゃんより早く走ってとりに行ってくれましたね。取ってきた君の瞳はいつもキラキラしていました。
36.いつも楽しそうにキラキラ瞳を見せてくれていましたね。君の綺麗な瞳が君の心をそのままでしたね。ありがとう
みんなでリビングに居ると何も言わないでじっと寝ているのに、誰かがリビングを離れるとしばらくしてから探しに行っていたね。
37.一緒にいた人がいないと心配して様子を見に行っていましたね。いつも家族の心配をしてくれてありがとう
私があまりに君が可愛くて、べたべたしていると、時々迷惑そうな顔をして私から少し離れた場所へ移動していましたね。でも気が付くとやっぱり君は側にきてくれましたね
38.やっぱり、いつも側にいてくれてありがとう
夫と二人でよくいびきの合唱をしていましたね。まるで二人で会話しているかのようでした。
39.いつも、おじさんの様ないびきで笑わせてくれてありがとう
寒い日は暖かい風が出る暖房器具の前で温風を身体で浴びながら気持ちよさそうにウトウトしていましたね。身体が熱くなってもそこでウトウト。火傷するよーといいながら暖房をきったりしましたね。でも暖房が入ってなくても、寒い日は暖房器具の前でちょこんと座っていましたね。
40.暖かいと思って座っている姿がとても健気で可愛かったよ。可愛い姿をありがとう
私は嫌な事があると、よく君に愚痴を聞いてもらっていたね。君は私の顔を見ては横に来て話を聞いてくれていたね
41.君が話しを聞いてくれたから私は、毎日頑張れていたのだよ。ありがとう
夫婦で出かける時は実家に預けていましたが、君は私達が迎えに行くまで、何回も耳を立てて音を聞き玄関までを行ったり来たりしていたそうですね。
42.いつも迎えに行くまで待ってくれていたのだよね。ありがとう
夫婦喧嘩をした時はどちらの見方につくわけでなく、ベットにいて私達の様子をみていましたね。君はどちらかに同意を求められても知らんぷり。
43.いつも夫婦を平等にしてくれていたね。ありがとう
夫の抱っこが大好きな君は夫が家にいる時はいつも抱っこをせがみ、夫が抱っこをやめようとしても、足を床に下ろすことなく必死に夫にしがみついて抱っこ継続を粘っていましたね。
44.抱っこをやめさせまいと必死な君は本当に私達を笑顔にしてくれました。ありがとう
おやつが欲しくなると、おやつをしまっている場所まで私達を上手に誘導して引き出しを手で開ける仕草。まるで、早く開けてよ、早くとでも言っているようでしたね
なんとか私達をおやつの場所まで誘導していく君はとても賢くいつもその賢さに誘導され、まんまと君の言う通りに・・・
45.その賢さをいつも見せてくれてありがとう
いつもちょこちょこ私の後ばかり付いてきて可愛い顔で見つめてくれる。君の足音は直ぐに分かるのだよ
46.気が付くといつも足音が・・・可愛い足音が近づいてくる事がとてもうれしかったよ ありがとう
君がいてくれたから、掃除をまめにする様になったのだよ。君が汚れないように
47.いつも部屋の中を綺麗にしようと思う気持ちにさせてくれてありがとう。
君は元気よく走ると、いつも満面の笑みを私達に見せてくれましたね。走る事が大好きでしたね
48.素敵な笑顔で私達も笑顔にさせてくれましたね。ありがとう
君は言葉をたくさん覚えてくれていましたね。私達の会話をよく耳を立てて首をかしげながら聞いていましたね。
49.私達の会話の内容を一生懸命覚えようと頑張っていましたね。逆の立場だったら、私は君と同じ様に出来たでしょうか・・・一生懸命理解しようとしてくれてありがとう
君はよくソファの背もたれの上でくつろいでいましたね。上手にソファの背もたれの上に上って窓の外を見ていましたよね
50.いつの間にかソファの背もたれの上に登り、小さい君は窓の外を見る方法を自分で考えたのだね。自分で窓の外を見る方法を考えてくれてありがとう
仕事でしんどい事があっても家に帰ったら、君に会えると思うと心の励みになりました
51.いつも、仕事を頑張れたのは君がいてくれたからなのだよ。ありがとう
自分では運動が嫌いなため身体を動かす事はしなかったのに、君がいてくれたから散歩に行く事ができましたね
52.いつも散歩に行く時間くらいになると、散歩に誘ってくれたおかげで、毎日運動できましたよ。ありがとう
気が付くといつも座っている場所に君がいなかったら、何処に行ったかと慌ててしまう。大きな声で君の名前を呼ぶと、眠たそうに起き上がる君。どうしたの?と言っているようでしたね。
53.いつの間にか私の方が君のストーカーになっていましたね。私を夢中にさせてくれてありがとう。
いつの間にか家の中は君の物でいっぱいになっていましたね。君のベットに君の玩具、君の水飲みに君の散歩グッツに君の食器に君の服・・・
54.毎日可愛い君のグッツに囲まれた生活がとても心地よかったのだよ。ありがとう。
君が寝ている横でついウトウトしていると、いつの間にか君は起きていて、私の顔を手で押して起こしてくれましたね。
55.君に起こされた時はびっくりと、うれしさが一緒になった幸せな瞬間でしたよ。ありがとう。
君は不思議と私達夫婦を役割分担していましたね。2階から降りる時は必ず夫。私がいくら一緒の降りようと言っても、必ず夫に抱っこをせがんでいましたね
56.君にせがまれた夫は君に選ばれたみたいでとても自慢気だったのだよ。ありがとう
君は散歩の時、後ろから夫と君を追いかけてついていく私の姿が見えなくなると、夫がどんなに行こうって声をかけても、私の事を待っていてくれましたね。私の姿を確認すると、安心したようにまた歩きだしていましたね。
57.絶対に私を待っていてくれる。いつもその君の優しさがとてもうれしかったのだよ。ありがとう
君の誕生日は毎回ケーキにローソクを立ててお祝いしたね。写真を何枚も撮っていましたが、君は早くケーキを食べたいと全くカメラ目線してくれなかったね。
58.君はいつも自分の気持ちに素直に行動していましたね。そんな君の気持ちは手に取るように理解できたのだよ。素直なきれいな心 ありがとう。
君はいつも美容院の後写真撮影をしてもらっていたね。君は他のどの子よりも男前で可愛かったね。何を着ても、何を付けても一番良く似合っていたね。
59.君は、いつも可愛くキラキラして見えたよ。そんな君がとても自慢だったのだよ ありがとう
どうしても、君を連れていけない時のお出かけに行っても私達夫婦はいつも君の事ばかり・・・よく君が喜びそうな玩具を買って帰りましたね。その玩具を渡すと君は興奮して喜んでくれていましたね
60.君が喜ぶ姿が私達夫婦をとても幸せにしてくれたのだよ ありがとう
君が喜びそうな公園を探してはよく3人でお弁当をもって出掛けましたね。君がいたおかげで、季節の移ろいを感じられましたね
61.君がいたおかげで、季節を感じながら年を重ねる事が出来ましたね。ありがとう
気が付くとお互いにいい年になりましたね。君のおかげで、君が夫婦のクッションとなり夫婦共々幸せに年をとる事が出来ました。
62.君が居てくれたおかげで、仲良く年を重ねてきましたね ありがとう。
君は若い頃の様に速く走れず、玩具での遊びもあまりしなくなってきましたね。少しずつ君は年を重ねてきたね。でも私達も歳をとりました。私は君より必ず長生き出来る様にお願いしているよ。だって君は絶対に私達を探すだろうから・・
63.君のため健康を意識するようになったのだよ。ありがとう
君はいつまでも甘えん坊さんだね。いつも夫婦どちらかの膝の上か真横で身体をくっつけてから安心したかの様に眠っているね。
64.いつまでも私達夫婦にとっては可愛いく、大切な存在の子供だったね。ありがとう
いつの間にか家のリビングは君との思い出の写真でいっぱいになったよ。
65.いつも可愛い君の写真を見ながらのリビングの空間はとても安らげる空間になったよ。ありがとう。
何があっても、いつも隣に君がいてくれたから、ひとりぼっちでなかったよ。君は確実に私の味方でいてくれたよね。
66.いつも私には君がいるという安心感をくれましたね。本当に心が救われたのだよ。ありがとう。
若い頃の君と違って少しの音ではあまり反応しなくなってきましたね。でも私達の車とバイクの音にはしっかり反応して分かってくれたよね
67.いつも私達の事を思ってくれていたね。ありがとう
君が11歳の誕生日を無事に迎えてお祝いをした後、右の上顎に大きなできものが出来ている事に気がつきましたね。本当はもう少し前に気がついていたのだけど、小さくて歯周病のための炎症くらいにしか考えていなかった。それがいつの間にか大きくなって・・・診断は扁平上皮癌・・・私はあまりのショックな出来事が辛すぎて受け入れる事が出来なくて、ただ泣いてばかりいましたね。
結局のところ、小さな命のこの子達は飼い主によっていろんな犬生となるのだと思い知らされた。私のせいで・・私のせいで・・・私がもう少し早く気が付いてあげていたら・・・
仕事のせいにしてちゃんと見てあげてなかった。何よりも大切存在だったのに・・・
人間も親を選べない様に犬も飼い主を選べない・・・私はこの子との今までを振り返らずにはいられなくなった。
私の大切な愛犬は私と出会って幸せだったのか?と考えて見るとけっして幸せではなかったのではないかと考えてしまう。こんなに私を幸せにしてくれたのに、私は怖がりと分かっていたのに、見知らぬ公園へ行き、車にも乗せて、散歩の許可が出たらいきなり外に連れ出して・・・相当なストレスをかけてきたのだと思う。毎日決まった順番にごはんを食べて、知っている公園で決まったルートを歩くのが好きだったから、知らない所へ行くのは怖かったのだと思う。私は愛犬が病気になってから真剣に犬について勉強した。すると私のしていた事がいかに無知であり、いかに愛犬にストレスをかけてきたのかと知った。
無知というものは本当に怖い物。いろんなストレスをかけて育ててしまい病気となってしまったのだと思う。すべては私の責任。私は今後愛犬にどれくらいの事がしてあげられるのか?愛犬はきっとこんな私の事を優しく許してくれるでしょう。でも私は自分が許せない。私は少しでも償いたく、少しでも美味しい食べ物をと高い牛肉を与えたり、癌の犬のためのレシピを調べてご飯を作ったり、少しでもいいベット寝かせてあげたくて、ベットを買い換えたり・・神様にお願いするしかないと考え、お百度参り・・・少しでも身体に優しい着心地のいい服・・・少しでも・・・少しでも・・・だけどどれだけ愛犬のためにと思いどれだけの事をしても、やっぱり自分を許す気持ちには到底なれそうにないし心が満たされる事はない。
時々涙が出てしまう私を見ていた君は大丈夫だよと言いたいのか私の側に来てちょこんと座ってくれましたね
68.いつも私が悲しんでいる時私の側にいてくれましたね。どれだけうれしかったか。ありがとう
獣医からは手術の顎ごと切除の話と抗癌剤の話を聞きましたが、抗癌剤はあまり効果がないように説明を受けました。悩みに悩んで結局怖がりの君を手術の出来る病院へ遠い道のり連れて行く事や人間でも副作用がつらい抗がん剤治療は選択せずに、少しでも元気なこのままでと選択してしまいました
君は何も知らないから無邪気に甘えてくれていましたね。なにもしないという選択をしてしまったけど、本当に間違ってなかったのかな?これでよかったのかな?
69.病気になっても変わらず私の側で甘えてくれてありがとう。
だんだんと右の口の皮膚がなくなり、じわじわと鼻の方まで進行し、見た目がすっかり痛そうな姿となってしまいましたね。それでも君は私の作ったご飯を一生懸命に食べてくれましたね。右は頬がないのでよく食べた物が落ちてきましたが、また舌を使って上手に食べてくれましたね。
痛いだろうに、一生懸命に食べてくれる姿はとても励まされました。
70.私が泣いていてはいけない。と気持ちを前向きにしてくれましたね。 ありがとう
病気になってからも、身体がしんどいだろうに、口も痛むだろうに散歩に行っては一生懸命歩いていましたね。途中で抱っこしようか?と声をかけても自分で歩くと頑張って歩いてくれましたね
71.いつもと変わらず散歩に行っては頑張って歩いてくれる姿から勇気をもらいましたよ。ありがとう
散歩行くと元気な他の犬達が楽しそうにしている姿を見ると君が不憫でよく泣けてきました。そんな私を心配そうによく見ていましたね
72.いつも自分の事より私の心配をしてくれていましたね。君の優しさは忘れないよ。ありがとう
少しずつ病気が進行してきてだんだん口から出血して、見ている私達が辛くて泣きそうになっていても、君はいつも通りに食事に散歩をゆっくりとでも続けてくれたね。まるで大丈夫と安心させるかの様に・・
73.私も君に負けないようにいつも通りの生活を送るように心がけたのだよ。いつも通りの生活をさせてくれてありがとう
君はいつも自分の事よりも、私の心配をしてくれていましたね。いつの間にか君がいてくれて当たり前で君がいてくれる事への感謝をなくしていたね。君が元気で当たり前。君が玄関まで出迎えにきてくれて当たり前。そんな感謝を忘れた私への罰ではないのかと思います。私のそのような態度のせいで君が病気になり君を苦しめてしまっているのだとしたら・・・私は君にどうしたらつぐなえるのでしょうか?いつも私を待っていてくれた大切な大切な君に私が今一番してあげられる事は・・・考えに考えた結果、寂しがり屋の君と一緒にいてあげる事ではないかと考え、仕事を苦渋の決断で辞めました。でも君はいつも仕事でいないはずの私がいる事をどう思ったのかな?最初は不思議そうな顔をして今日もいるの?の様な・・・
それでも、君は毎日私を安心させてくれるかの様に頑張ってご飯を食べて、お水も飲んで、散歩は出来るだけ自分で歩いて頑張ってくれましたね。私は君が退職する前にいなくなってしまったらどうしようと毎日泣いてばかりいましたが、そんな私の心配をはねのけてくれるかのように、頑張って退職後24時間一緒にいれる日々をくれましたね。
74.私に後悔させないために、私の気持ちの整理が出来るまでと思い頑張ってくれているのだよね。わかっているよ。優しい君。本当にありがとう
それでもね、時々君の寝息を聞きながら、とても怖くなるいのだよ。君が私の側からいなくなってしまったらどうしようかと・・・でもね、君が頑張って私に時間を与えてくれているのだからやっぱり悲しんでばかりいてはだめだと気付いたよ。君との大切な時間を君と楽しむ事にしたのだよ。
75.少しでも前向く気持と勇気をくれてありがとう
獣医から言われたよ。こんなに長生きする子は初めてだと。君の頑張りに獣医師も驚いていたよ
76.やっぱり君は私の自慢の子 とてもうれしくなってきたのだよ。本当にありがとう
毎日少しずつ口の傷口が大きくなり、食事も食べにくくなってきたね。傷口にあたると君はとても痛そうにしていたね。時々ブルブルと身体を震わせていたよね。何も出来ない私はとてもとても、辛くて情けなくて・・・それなのに君はご飯を頑張って食べてくれていたね。
77.君がご飯を食べてくれると、まだ大丈夫と安心出来たのだよ。安心させてくれてありがとう
私がこの世に生まれてきた意味が今本当に分かるのだよ。それはきっと君と出会うためだったのだ。
78.私と出会ってくれてありがとう
いつもの生活が当たり前と思っては駄目だね。いつもの生活に感謝が必要だね。
79.いつもの何気ない生活が本当に幸せだと気が付かせてくれてありがとう。
小さな事で悩んで、君との大切な時間を無駄にしていたね。君の病に比べたら私の悩み程つまらない事はなかったね。
80.君の病の事を思うと、悩みが全てつまらない事に感じたよ。つまらない小さな事で悩まぬ強さをくれてありがとう
君と大切な時間をゆっくり過ごしていると、道端に健気に花を咲かせている植物に気が付き気持ちが、少し癒やされたのだよ。小さなその命から癒やしてもらえる事を初めて知りました。
81.今まで小さな狭い心で生きてきたのだと思い知らされたのだよ。気が付く事ができてよかった。ありがとう
お金持ちになりたい。人生お金があれば幸せだと、勘違いしていたよ。でもお金なんか何の意味もなかったよ。本当に大切なのはやっぱり命だよね。大金持ちでも命を買う事は出来ないものね
82.人生何十年生きてきてやっと分かった情けない飼い主だね。君を失いそうになってやっと分かったのだよ。ありがとう
君の体力を考えて最後の旅行に出掛けましたね。3人で行く最後の旅行。君は少ししんどそうにしていましたが、私達夫婦に付き合ってくれましたね。旅行先でも頑張ってご飯を食べてくれましたね。
思い出にお揃いのバンダナを巻いて写真を撮りましたね。
83.お揃いバンダナ。君が一番良く似合っていましたね。素敵な思い出ありがとう。
毎日少しずつ、少しずつ病気が進行してきましたね。それでも君は散歩に行くと抱っこを拒み自分で歩いてくれましたね。散歩が終わると筋肉がプルプル震えている事、気付いていたよ。
84.しんどくても一生懸命歩く強さ 意思の強さ 尊敬させられましたよ ありがとう
食べる事が楽しみな君なのに、口の傷の痛みで食べる事がだんだん辛そうでしたね。
それでもね、1日でも長く生きて欲しいと願ってしまう私のために頑張って食べてくれましたね
85.君が少しでも食べてくれたら、明日もまた一緒にいれると安心している事。分かっていたのだよね。ありがとう
君は背中を優しく撫でてあげると、いつも気持ちよさそうにウトウト眠っていましたね。
病気が進行してきてからも変わらず背中を撫でてあげるとウトウト寝てくれましたね。君の背中を撫でながら明日もこの背中を撫でてあげる事が出来るかなと不安になりながら撫でていたのだよ
86.気持ちよさそうにウトウトしてくれると、痛みが少しでもましなのかと安心出来たのだよ。ありがとう
君は体調が悪くなるとよほど不安になったのか、いつも抱っこと言ってきましたね。
君は自分の身体の事を理解していたのかな。
本当に何もしてあげられない事が辛く、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
87.そんな私の抱っこでまたゆっくりと眠る君。変わらず可愛い寝顔を見せてくれる事でまた少し気持ちが癒やされていたのだよ ありがとう
君が少しでも元気な間にと今まで連れて行っていた君の大好きな公園へ3人で出掛けましたね。
君は不思議と元気になり少し走る姿を見せてくれましたね。可愛い笑顔を見る事も出来ました
88.君のその姿絶対に胸の奥にとどめておくよ。素敵な笑顔をありがとう
君の調子がだんだんと悪くなり、君が辛そうにしていると、君との時間が本当に短くなっているのだと思い知らされるね。君はおとなしくじっとしているけど、君は今何を思うのかな?
89.まだまだ君とのお別れを受け入れられないよ。君はもう11ヶ月も頑張ってくれているのに、情けないね。そんな情けない私のために、一生懸命頑張って生きてくれてありがとう
君が若くて元気な時の写真やビデオをみていたら、君と一緒にいろいろと出掛けた楽しかった思い出がいっぱいある事を思い出したよ
90.この大切な時間は私達だけのものだね。たくさんの大切な思い出をありがとう
君が病気になって君とゆっくり過ごす時間が初めて持てたね。皮肉なものだね。君を失いかけてからいかに君との時間が自分にとって大切な時間であったか考えさせられたのだよ
91.君のおかげで、日々の君との大切な時間を改めて考える事が出来たのだよ。ありがとう
君の頑張る姿を見ていると、前からしてみたかった事に挑戦したい気持ちが出てきたのだよ。やっぱり私も諦めないで頑張ろうと前向きにチャレンジする事にしたのだよ
92.私の忘れかけていた夢を君の頑張りで思い出せたのだよ。ありがとう
これからは自分の人生において困難な事が起こったとしても君を失う事に比べたらたいした事ではない
93.君のおかげで、これから起こるすべての厄介はきっと小さな事に思えるね。ありがとう
君を失うという現実に向き合った今、今まで真剣に考えなかった大切な人が亡くなるという人の痛みや悲しみ苦しみが情けない事に初めて分かったよ。
94.大切な人を失うという辛い気持ちは今まで理解しているつもりだったのに、全く分かっていなかった。その事に気が付く事が出来たのは君のおかげだね。 ありがとう
君がいなくなる生活なんて何回考えても想像出来ないのだよ。時々その事を考えるだけで怖くてたまらなくなるのだよ。それでもね、君が精一杯頑張って生きてくれたから私も負けられないのだよ
95.精一杯頑張って生きてくれた君。私も人生を精一杯生きないと・・君のおかげで、少しずつ前を向かないとね。ありがとう
頑張り屋さんの君が歩くのを拒んでいましたね。君が歩くのを嫌がった姿はとても辛かったよ。でもそれでもよく頑張ってくれた事に感謝しかないよ。
96. 君への感謝はどうしたら君に伝わるのかな?本当にありがとう
日々元気がなくなる君。毎日毎日君が呼吸をしているのか、心配で・・でも君は私のために精一杯頑張ってくれたんだから・・・
97.もし、さよならになっても私は大丈夫だよ。君が私に十分な時間をくれたのだから・・ありがとう
君より1日でも長生きする。まだまだ君と楽しい日々を過ごしていく予定だったから、とても悔しいけど、でも君より長生き出来そうです
98.君の最後を看取れそうです。君に寂しい思いをさせなくてこれで良かったんだよね。ありがとう
私は間違いなく死ぬ事は怖くないよ。今は本当にそう思えるよ。だって死んだら君にまた会えるのだから。だからそれまで君に負けないように、君が最後まで精一杯生きてくれた様に、一生懸命生きていこうと心に誓える事が出来たよ。
99.前を向かしてくれてありがとう
100.最後に君に言いたい事。私の人生を豊かにしてくれて本当にありがとう。心から感謝するよ。
君はこれからも私の心の中でずっと一緒だよ。そしてまた絶対に会おうね。
私は小さい頃から動物が大好きでしたが、家庭環境からなかなか動物を飼う事が出来ませんでした。
大人になり自分の生活にもゆとりが出てきた事で念願の犬を飼う事が出来ました。
犬を飼ってみて分かったのですが、犬は人間と本当に同じで、一人でいると、寂しがりますし、感情も豊かです。いつも一緒にいると何を考えているのか分かるようになってきます。お互いの事を気遣い、思いやる気持ちを持っています。私は愛犬を通してたくさんの幸せをもらいました。愛犬は家族のように居てくれて当たり前の感覚となってきますが、確実に私達人間よりもはやく歳をとります。
どうか、愛犬と共に過ごす時間を後悔なく大切にして下さい。
愛犬の最後にこの100のありがとうの手紙を渡したいと思っています。
最後まで私の思いを読んで下さった方ありがとうございました。
私にとっては大切な家族でもある愛犬が病気(癌)になってしまう事は大変受け入れがたい現実でした。しかしこの100のありがとうを書いていく事で辛くもありましたが、楽しかった思い出もたくさん思い出す事ができました。愛犬への気持ちを整理する事で少し気持ちが楽になったと思います。
私と同じ状況で辛い日々を過ごしている方にも愛犬への思いを書き出す事をおすすめしたいと思います。