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渡り鳥  作者: 間宮 要
1/5

新たなるスタートを

*今回は残酷、過激描写はありません

しかし、気分を害される方がいるかもしれません。


人とは何か。答えはありません。というか分かりませんね。個人の生き方が結果なのでしょうか。

この作品で自分の生き方と向き合いたいと思います。

何て清々しいのだろう。今までの重く邪魔臭かった鎖から解き放たれ、「今からあなたは自由です」と神からの許しを得たかの様だ。

そう、俺は今から新たな住処へと飛び立つのだ。



高校最後のバスケの試合。俺のチームは善戦すら出来ずに一回戦で負けた。

当然だ。あいつらが俺の動きについてこれないのが悪い。俺に非は無い。全部あいつらのせいだ。最後の試合を台無しにしやがって。

「おい、待てよ葉山。」

急に呼び止められる。なんだ、誰かと思ったら同じスタメンの足引っ張り要員じゃないか。

「お前、負けたってのに何とも思ってないみたいじゃないか。」

「はあ?うぜー。あなた達のせいで負ける羽目になったんですけど?俺に非とかねーし。てめーらで勝手にメソメソと泣き合ってろよ。んじゃ、俺帰る。」

その直後にあいつがなんか言った気がするが、気にしないで帰った。気にする必要も無かった。なんせ、俺はあと自由の身なのだから。

ああ、早く飛び去りたい。飛び去って、新たなる大陸での生活を手にしたい。

そんな事を思う今日この頃であった。

今回も作品を手に取ってみて頂きありがとうございます。

人って難しいですね。近くにこんな人居ませんか?一人はいるでしょうか。そんな人をどう思うか、どう付き合っていくか。人それぞれですね。

まあ、そんな人も生きているのでしょうね。孤独への道を歩きながら、孤独に怯えながら。

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