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『4』New Year's Eve  作者: 睦月 龍生
第2部
8/9

1話 親友の恋

あれから、何事もなかったかのように時間は過ぎ、1週間経った日。

いつも通り、学校へ行く準備をして


「いってきまーす。」

と声をかけて、玄関を開ける。


「おはよう! 愛! 」


「おはよう、 來叶。」

すべてがいつも通りだった。


だが、いつも通りだったのは、僕だけだった。


「あのさ、愛。」

突然、來叶が話しかけてくる。

いつもと違う表情で、とても真剣な来叶がそこには、いたのだ。


國枝(くにえだ) 種実(つぼみ)って、知ってるか?」


「うちのクラスにいる子だろ。学校内で1位か2位を争うくらいかわいい子だよな。」

来叶が、言ってる子はうちのクラスのまあ、簡単に言えばかわいい系の女の子なのだ。


「お前は、どう思う愛? 」


「まあ、いい子だろうな俺に普通に話しかけてくれるし」


「いやいや、それは普通のことだろ。」


「來叶、お前少しずれてると思うけどね。」


「何が? 」

來叶は、本当に不思議そうな顔で僕を見ていた。


「まあ、いいやその話は、で、なんで國枝さんの話聞いたんだよ。」


「いや別に何でもないぜ。」

いつもの軽い口調で返してくる。


だが、ここで僕は確信した。


(來叶は、確実に國枝さんのこと好きだろ! )

と思ったのだ。

多分、これは僕が来叶と長い付き合いだからこそわかると思う。


(てか、嘘下手すぎだろ来叶。)

心の中で、にやにやしている僕。

だが、來叶はまだ隠せてると思っているらしい。


ここで僕は、來叶に揺さぶりをかけてみる。


「そう言えば、僕、國枝さんが誰かと付き合ってるって聞いたことあるんだよな~。」

ほんとは、嘘だけど


だが、來叶はまんまと引っかかってしまう。


「愛! その話本当なのか!? 」

すごい勢いで來叶は、反応した。


「やっぱり、來叶は國枝さんのこと好きなんだろ。」


「そうだよ。なんか問題でもあるのかよ。」

急に開き直り始めた。


「愛には、隠し通せると思ったのになー。」


「いやいや、來叶、嘘下手すぎだからね。」

こんな調子で軽く会話を続けていると


「でさ、明後日、俺、國枝さんと櫻田さんと買い物行くんだけど、愛も来る? 」


「えっ?もう一回言ってくれる? 」


「だから、俺と國枝さんと櫻田さんで買い物に行くって言ってるじゃん! 」


「いやいや、何で祭も一緒に行くんだよ! 」


「なんか、國枝と話してたら、私も行きたいと言い出したから。で、愛も来る? 」


「行くよ! 絶対行くよ! 」


「よし! じゃあ、明後日な。」

と話していたら学校に着いた。


そして、何だかんだ時間が過ぎて、明後日になっていく…。



お久しぶりです!

遅くなり申し訳ないです!

まさか、年明け前、寸前に出すとは思ってませんでした。

来年は、もっと小説を書いていきたいと思っております。

今年ももう終わりです。自分の小説を読んでくださりありがとうございました!

では、来年もよろしくお願いします!

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